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最後まで聞く。

今回は己への自戒も込めて。


つい最近、
夫氏に相談事があって話をしたの際のこと。

(わたしの周りくどい説明も悪かったのかもだが)話の途中で彼なりの見解が始まり、

ち、ちがうよ…
そういうことじゃなくて…

ってなって、

〝最後まで話聞いてよ…!!!〟


と言ってしまった。

最終的に、
ちゃんと聞いてもらったうえで、
最適なアドバイスをもらえて
事は解決したのだけれども、

あー、これ、
わたしも気をつけなきゃな〜って
自分を振り返るきっかけにもなった。

人の話を〝最後まで〟聞くって
ちゃんと意識しないと
すごく難しいことだと思う。

だいたいにして、
きっと話の冒頭の時点で、
自分なりのモノサシが無意識のうちに出てくる。


フラットに聞くこと、
バイアスをかけないこと、
ジャッジしないこと、

〝傾聴〟には欠かせないスキルだけど
訓練して癖付してこそできること。

仕事柄、
患者様やママさん方、関わる人たちには
常にその姿勢で臨みたいと思ってはいるものの、

果たしてどこまで
本当に最後まで寄り添っていれたかなぁ、と
多少心がざわつく部分はある。

相手のことを想うが故に、
より効果的なアドバイスをお伝えしたい気持ちが
まさってしまったことはなかったかな…

相槌のタイミングは適切だったかな…

(きっとこれは毎度毎度新鮮な課題が出てくるし、
むしろそうであり続けたい。)


プライベートはどうだろう…
家族(主に夫氏)の話、
ちゃんと聞けているのかしら。

まだ宇宙語ばかりの小さき人に対しても、
お互い言葉が通じないことを言い訳に
蔑ろにしてたりしないかな。

(1人反省会は半ばわたしの趣味と化してる)


ちゃんと話を聞いてもらう、
そしてさらに聴いてもらう、


これってすごくすごく心地のよいこと。

会話に愛が溢れてる人って
想いを引き出すアシストもさながら、
想いをしっかり受け止めてくれるっていう
安心感のある聞き方をしてくれるんだと思う。


わたしは居心地の良いヨギボーみたいな人間になりたいなと常々思っているのだが、

とりあえず腰を据えて
相手が語尾に『。』をつけるまで
ちゃんと待ちたいところである。
(こういうのって身内ほど難しいよね。)

なんだか真面目な話をしちゃったので、
ついでに真面目な本を紹介。



聞くこと/聴くこと、
聞いてもらうこと/聴いてもらうこと。

そうか、こんなにも違うのか!!
と目から鱗だった本。

聞くことと聞いてもらうこと、
この循環がうまくできたら
家庭円満なんだろうな〜と思ったり。

すぐにできることがたくさん紹介されているので
とっかかりやすい。

女性ホルモンによる感情の乱高下に耐えうる術も
身につけられそうなので、
産前産後のご夫婦にもお勧めします。爆

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