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フードコートで涙が出た話

11月もあっという間に半分過ぎて、
一気にクリスマスじみた世の中に追いつけていないのは私だけではないはず…
(たぶんこれ毎年言ってる)

息子っち。
入院予定前日に手足口病発症。
(幸い、彼は超軽症。発疹なんてほんの数粒。笑)
故に、入院&オペは12月に延期。


そして、私自身も手足口病がっつりもらって、
本当に地獄すぎて、
やっと浮上してきた今日この頃。

(まじで大人の手足口病なめちゃいかん。
現時点で、罹患したくない感染症No. 1に堂々ランクイン。)

おかげさまで、息子氏は本当に本当に元気で。
頭に得体の知れない難病をかかえてるとは
全く思えないくらい。

日に日にパワーUPする彼を前に、
キャパオーバーになることがたくさんある。

意思を持ち、自分の世界で思いっきり生きる〝彼〟と
ギリギリのラインで日常生活やモラルを守りたい母との闘いがえぐい。

なんでだろう、もういい加減
いろいろ諦めればいいのに、
なかなかそういかない自分がはがゆい。

なに一つ彼は悪くないのに、

〝ダメ!〟 
〝やめて!〟
〝いい加減にしてくれ…〟

否定的な言葉を安易に使わざるを得ないことが多すぎる。

なんかのサイトで、
やめて欲しいことには〝ストップ!〟っていうといいって書いてあったから
試してみてるけど、

ピンチ時に咄嗟に出てくる言葉だもの、
そうそううまくもいかない。

常に動き回る彼の安全を死守するため、
常に気が張ってて。

夜だっていまだに3時間毎起きて。

ごはんだって、作ったものは大して食べないし。

癇癪起こすことも増えてきて。

それでもワンオペの毎日は休みなし。

あんなに願った我が子との日々なのに、
早く昼寝してくれって思考回路になる自分にも
嫌気がさしたり。


客観的にみると
#一歳児子育て #お悩みあるある
の状況のど真ん中すぎて、

正直、全然たいしたことじゃないのも十分わかってはいる。たぶんこれ、みんなが通ってる道。

でも、自分の黒い感情と理想の子育てのギャップの中で、苦しい気持ちになることも。

そんな時、すっごく孤独を感じる。

まさに、フードコートでお昼食べよう!って最中、
作ってきたお弁当を
笑顔でひっくりかえされた時、

なんかもう色々嫌になって泣けてきた。

ただの不審者だったけど、涙がとまらなくて
トレーナーの袖、ぐちょぐちょなった。

すごく嫌な言葉を吐いたし、 
なんなら手も出たし、
自己嫌悪と罪悪感と、
一瞬でもいいからその場から消え去りたい感情になった。

妻でも母でもない
個の自分に逃げたい気持ち。

あー、こうやって世のママたちも
奮闘してるんだなぁって。

ほんと全母たちへビッグハグ。

きっとみんないろんな対処法があると思うのだが、

個人的には、こういう時は
ちょっと時間を置いてから
息子氏に対して

あなたのこういう行動で嫌な気持ちになったこと。
それに対して、キツく言ってごめんなさい。
行為が嫌だっただけで、あなたのことは大好き。

ってお話しして、
ぎゅーってする。

服の上からちょっとベビマタイムをとる。

(この日は、授乳室に逃げ込んだ。笑)

どこまで伝わってるかはわからないけど、
こうすることで少し気が晴れる。

わたしの性格的に、その場で解決しとかないと、
夜までズーンって気持ち引きずるので、
その都度その都度が合ってるみたい←

ベビマ(タッチケア)を知っていてよかったなぁって、こういう時本当におもう。

自分の中の免罪符みたいな役割にさえなっている。

手を通して、本音と愛情が伝わるって信じてる。


そして、〝孤育て〟に陥ってる感情になる時、
毎度思うこと。

こういうときに、泣きながらでも
駆け込んで、話を聴いてもらって、
ヨシヨシしてもらえるリアルな場所が
地域の中にあればいいのになって妄想する。

(オンラインでもいいんだろうけど。
でも、いつでも誰かがいるって安心感や、
優しいあったかい場所が欲しいんだよな。)


ママたちのご機嫌をサポートする場所、絶対必要。
そんなスタイルの助産院あってもいいのにな〜。
みんなの東屋的なさ。
地域にもっと増えればいいのになぁ〜。


今、経験させてもらってる
いろんな感情の機微が、
今後の自分の活動、将来に繋がっていくと信じて。

子育ては親育て。
切実に然り。

感情七変化。
泣いたり怒ったり笑ったり。

きっとそんな時間も後から思い出したら宝物。

そりゃそうなんだとわかっちゃいる、
わかっちゃいるんだけど…ね!!

ここまで、
わたしの体育座り反省会にお付き合いいただいたみなさんへ。
好きな名言で締めくくりを。

【両親のひたむきに生きる姿自体が、どんな幼い子にも、素晴らしい影響を与える。ー井深大ー】

うんうん、母は今日も愚直に泥臭くひたむきに生きるであるよ。



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