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賃貸か持ち家か

おはようございます。
タイトルについての個人的な見解を書きます。どこかの誰かの一助になれば幸いです。

結論

では結論から。
条件はあるがやや持ち家派、です。
色々ちゃんと考えた末に家を買おう、しかし不安もある、誰かの話を聞いてみたい、と私の記事を見つけて読んでくれた方は以下は読まずとも大丈夫です。
一読ありがとうございました。


住宅遍歴

私のこれまでの住宅遍歴を一応ざっくりと書いておきます。
市営住宅→学生寮→賃貸(5物件)→5つ目の物件(1LDK)で妻と同棲、結婚→3年間ほど住み、戸建住宅(地方政令指定都市)を取得
上記の通り、マンションについては実体験がありませんので、推定と想像、伝聞によるものとなります。容赦ください。

賃貸物件の良いところ

・月々の支払いが相対的に安い
・住み替えがしやすい

月々の支払いは賃貸の方が安いです。会社によっては住宅手当をいただけるのも良い点です。
私の最後に払った家賃は56,000円でしたが、手当(27,000円)のおかげで負担額は29,000円でした。
妻と折半したと考えると14,500円。

住み替えに関しては、転勤や転職、家族構成、ライフスタイルの変化などに応じてすぐ替えることができます。
隣人がうるさかったら(多少お金はかかりますが)出ていけばいいです。
それと、非現実的ではありますが、常に築浅物件に住み替え続けることも可能です。
家を買ってしまうとそう簡単にはいきません。

賃貸物件の良くないところ

・家賃は費用になる
・家賃の値上がり
・設備の質が低い

簿記の世界では支払家賃は費用に計上されます。
同じ収益なら費用が少ない方がコスパは良くなります。家賃(費用)を高くしたからといって、年収は上がらないですよね。
他方、持ち家のローン返済は負債の減少にあたります。

先の56,000円の賃貸物件ですが、私が退去したあとに10,000円ほど値上がりしていました。
住み替えはしやすいですが、同程度の物件に引っ越したら家賃が高くなる、ということも頻繁に起こり得ます。

設備は家電や家具、寝具とは違い簡単に変えられないものの質です。
例えば、壁の防音性、窓の断熱性などでしょうか。家賃が高くなると質も上がりますが、戸建住宅や分譲マンションには追いつかないです。

持ち家の良いところ

ここからは賃貸の逆となります。
・ローンの支払いは負債の減少
・ローン支払額は固定できる
・設備の質が高い

低金利で借金をし、持ち家にある程度の資産価値があるならローンを組むことは悪いことではありません。
ローンの支払いは捨てるもの(費用)ではなくなります。

住宅ローンを35年で組んだとしたら、1年目も35年目も月々の支払いは同額です。
あらゆる物の値段が上がっている昨今の情勢を見ると、35年もの間値段が変わらないのは驚異的です。

私が設備の質で違いを感じたのは浴室の鏡です。曇りにくく、水垢汚れもつきにくく、俗にいうウロコみたいなものはほとんどありません。
細かいところですが、このようなちょっとした満足感が様々な部分にあります。

持ち家の良くないところ

・月々の支払いは高い
・住み替えがしにくい
・固定資産税

住宅手当がなくなり、賃貸に比べて延床面積も増えるでしょうから光熱費も高くなります。
住宅ローン減税があっても、トータルでは賃貸よりもちろん高いです。

都心の築浅マンションならわりと短期間で(それでも2〜3ヶ月はかかる)売却できますが、地方都市の郊外築20年の戸建物件はなかなか売却できないでしょう。転勤になると単身赴任です。単身赴任辛い。

固定資産税はもう固定の資産の税です。賃貸物件の更新手数料なんてかわいいもんです。

持ち家の判定勝ち

毎月の支払いに余裕がある
長く(10年くらいは)住む
上記を満たせれば、家を買った方がいいです。
賃貸に住んでいて、貯金ができていないなら家は買っちゃダメです。
家計を見直して、収支を改善させることが第一優先になります。

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