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2024年山雅グッズショップの巡回に行ってきた

先週は新体制発表会があり、今週はキックオフイベントが行われました。

ふとキックオフイベントを振り返ると、アイシティ21でのキックオフイベント自体は2009年から始まっていたみたいですね。

そしてSBCラジオの公開生放送が絡まったのが2010年からだったようです。

新体制発表会と同じくシーズン前の恒例イベントとなりましたが、こちらのキックオフイベントは実はコロナ禍前まではリーグ開幕1週間前にやっていたイベントですので、今思えばなかなかタイトなスケジュールだったと思います。
県外でキャンプしていてこれだけのためにいったん松本入りしてまた県外へ行くといった年もありましたからね。もちろんリーグ戦開幕へのPRも直前になればなるほど大事なのですが、あまりタイトなスケジュールはかえって負担になるだけですから、新体制発表会⇒キックオフイベント⇒キャンプといった流れに落ち着きそうな気がしています。
カテゴリーが同じになってもこのキックオフイベントだけは松本はやるけど長野はやらないひとつの事例ですので、SBC信越放送(SBCラジオ)、井上(アイシティ21)、そして協賛各社のみなさまには感謝ですね。
radikoプレミアムで聴けます。

さて、選手がキックオフしたのなら自称"真のサポーター"もキックオフしなければと思い、ちょっと気になっていた点もあり、この日は各グッズショップのパトロールに行ってきました。

グッズ売上と客単価

というのもご存じのとおり、一昨年2022シーズンの山雅の物販収入って、2016年から物販収入を公開し始めてから過去最低だったんですね。

赤色が物販収入

そりゃJ3に降格して客が減ったからだろと思われるかもしれませんが、客単価を計算する式【(入場料収入+物販収入)÷総入場者数】で計算すると、実は客単価って思った以上に落ちていないんですよ。

これってどういうことかというと、観客数が多かった時に稼げていなかったという裏返しなんですよね。要は前も書いた通り、安売りして集客していたから、カテゴリーが落ちたら集客も落ちるよねだったわけです。
まあでも本当に応援してくれる人たちが残り、いい意味で観客の棚卸ができたのでこれが身の丈経営の基準になると思っています。

前も書きましたがこれからはスタジアムに行くことだけが応援のすべてではないと言っている通り、少子高齢化で人口が減っていくなかでいかに集客できるか、客単価を上げていけるかがポイントになります。

ということで今回はグッズに焦点をあてたいと思います。

グッズショップパトロール

まず、オフィシャルショップを順に回っていきましょう。


①アイシティ21

キックオフイベント直前でしたが、今日の目的はグッズショップのパトロールですのでガン無視です。

やはり井上さんだけあって手入れが行き届いていますね。
キャッシュレスはクレカとバーコード決済に対応しているので良いです。

山雅ATMはどうなってしまうのでしょうか

②イオン豊科店

オフィシャルショップの案内がデカデカとあるのは良いですね。
ただ、前々から気になっていたので批判覚悟で言います。

在庫抱えすぎです。

安心してください。2018年J2優勝Tシャツもまだありますし、これまだ残っていたの?というのが普通にありますからね。
おそらくですが、大人の事情があるからでしょう。でないとこの残り方はちょっと異常です。
気になった方は一度訪れてみてはいかがでしょうか。

あまりに不憫だったのでハンガー1本買ってきました。

ただ、イオン店内での会計ですのでキャッシュレスには対応しています。

山雅ATMはどうなってしまうのでしょうか

③レアルスポーツ

久しぶりに行ったらいつもの場所に山雅のコーナーが無くなっていて、ああ、ついに山雅も見捨てられたかと思ったら店内の別の場所に移動していました。やはり定期的にパトロールしないとダメですね。
ユニフォームの取扱店なのでグッズもちゃんとあります。
タオマフは1人3本買っても大丈夫なくらいの在庫がありますので安心ですね。
キャッシュレス対応とあとポイントカードもアプリ化しているのでもう財布いらないですよ。

④喫茶山雅

まだ2024シーズンには
対応していないようです

クラブ直営の店なので品ぞろえは良いです。
ただ、キャッシュレスがPayPayと山雅Payしか対応していないのが何ともですね。
喫茶山雅へ来てくれたお客さんがたまたま欲しいもの見つけて買いたいと思ったときに現金持ち合わせ足りない…PayPay残高ない…で購入機会逃すのはもったいないと思うんですよ。
いやいやお客さんにわざわざATMまで行かせるわけにいかないでしょ笑

さすがに何も買わないで帰るのも何なので雪も舞うなか冷たいカフェオレにしました。

あと喫茶山雅周辺に駐車場が無いので車の方は近隣駐車場の使用となりますが、地元なので上土商店街駐車場の利用をオススメします。

⑤喫茶山雅飯田店

グッズショップパトロールですので当然飯田の喫茶山雅も見ておかないといけません。

2時間無料になるので市営駐車場を利用しました。

グッズの種類はひととおりずつあり、過剰すぎず少なすぎずで適当だと思いました。

市民タイムス版のほうが売れていたのは飯田市内で買えないからかもしれませんね。

せっかくきたので何かいただいて帰ろうと思ったんですが、ひとつ気になったことがあったんですね。
それは、室内なのに寒いということ。

喫茶山雅飯田店へ行った方ならわかりますが、店内と通路に仕切りが無いのでいわば廊下と直結しているんですね。なので、外への自動ドアが開いただけで外からの冷たい風が入ってくるわけです。何か違和感を感じていたんですが、どうりで店内で厚手の上着が脱げなかったわけです。

なのでテイクアウトして帰ろうと思ったんですが、間違えて店内飲食で注文してしまったのでチョコホットミルクをいただいていくことにしました。(店内飲食とテイクアウトでは税率が異なるので料金も違います)

このようにエアコンはあるんですが、、

暖房は効いているものの、仕切りがないのでやはりちょっと寒いんですよ笑

目の前の出入口も閉鎖していたのですがそれでもやはり寒いです笑

なんというか、パトロールのつもりが最後まさかの結果になってしまいました。笑
過去ここに2回きていて、時期が夏と春だったのでそりゃ気づくわけないっすよね。

さて、実店舗のパトロールが終わったので次はオンラインです。

セブンネットショッピング

いつのまにか販路が拡大していました。
Jリーグでは浦和、横浜FM、FC東京、鳥栖、そして松本というなかなか面白い布陣です。

⑦Jリーグ公式オンラインストア

特にコメントは無いですが、DAZNの年間視聴パスの購入で使ったことある方は多いかもしれませんね。

⑧松本山雅FC公式オンラインショップ

上記オンラインショップがきっかけで応援への入口になればそれはそれで良いのですが、やはり直接購入してあげた方がクラブにより還元できるのかなと思います。

グッズはすべて新品

今回グッズについて取り上げたのはほかに決算前の棚卸だということであったり、そもそものグッズへの考え方を変えていかないとと思っていて、結論から言うと

新しく来た人からしたら
昔のグッズもすべて新品

だと思うんですね。
というのも、昨年自分がたまたま山雅の試合に知人を誘ったとき、ユニフォームが欲しいという話になり、そのときにレアルスポーツでユニフォームを見ていたら数年前のデザインのユニフォームがお気に入りだと言ってたんです。自分からしたら数年前のものなので旧デザインになっても、その人にとっては初めて見るので新デザインになるわけですね。
これってグッズにも当てはまるんですよ。
数年前のタオマフでも今年から応援し始めた人からしたらすべて新品になるのですが、コアな真のサポーターからしたら、それらはすべて旧デザインの古い商品になるわけです。この考えがもったいないと思うんですよね。
それに、現状としてグッズショップを回っていると新グッズが出るのはホームゲーム時か何かしらのイベントで発売開始して、それで売れ残ったものは全部グッズショップに残ってしまうんですよ。当たり前かもしれないですがそれもなんかもったいないなと。
かといって新グッズを出すなということではなく、新グッズも出しながら今までのグッズも売っていかないとただただ在庫だけ抱えてクラブの足を引っ張ってしまうわけです。
みなさんあまり気にしたことないかもしれませんが、モノって置いておくだけで費用がかかっています。それを置いておく場所、倉庫、売場、そしてそれを維持・管理・整理し、そして清掃をしていればそれだけで時間が取られるわけです。その場所代や人件費、すべてタダ(無料)ではないですよね?
なので、グッズというのは売れれば客単価を上げられて収益になる半面、在庫を抱えれば抱えるほどクラブの足を引っ張る存在になるというなかなか難しい問題になるということです。

ということで、みなさんに意識してほしいのは

新しい人からしたら
昔のグッズもすべて新品

だということです。

西暦には気を付けろ

ただ、食品に賞味期限があると同様にグッズにも賞味期限があると思っています。
もうお分かりのとおり、それはその年、その年のグッズですね。特に入れ替わる選手関連はその年に売りきらないと普通に在庫になるか処分せざるを得なくなります。
あと、無意識に西暦(年号)を入れてしまうと残ってしまったときに売りにくくなるのではないでしょうか。特にリボンマグネットですかね。
ただ、グッズ班も当然プロ中のプロなのでそのあたりの区別もついていると思います。ただ、今回のグッズショップパトロールをしている際、あきらかに2022と入ったものが特に目立って売れ残っていたんですよね。
先に紹介した通り、2022シーズンはグッズ売上が過去最低だった年でした。
なので、もし残ってしまってもその翌年以降に売れる見込みがある、もしくは即座に在庫処分できるような工夫もできたら良いですよね。なぜなら昔のグッズも新しい人からしたらすべて新品なのですから。ただ、そこに2022(年号)と入れるだけでああこれは古いグッズなんだなとその時点で区別されてしまうのです。
もちろんすべてに西暦・年号を入れるなということでもなくて、たとえば今年山雅はJ3優勝するわけですが、それで記念グッズに2024と入れないのはおかしな話じゃないですか笑。それも含めて西暦や年号を入れた方が売れるのでしたらそれでいいと思うんですよね。

昨年のクラブガンズの景品もそうです。長い時間並んでもらえたものが過去のグッズの在庫処分でしたからね笑。でも、今年からクラブガンズ会員になった方からしたらそれはすべて新品のグッズになるわけで、ただ、そこに西暦・年号が入っただけで在庫処分ということになってしまうのです。

もちろん在庫処分が悪いということではなく、都度都度必要になることもわかりますが、あんな長蛇の列引き起こしてやることではないよね…という反省を踏まえて今後に期待したいと思うのです。

イヤーyear、難しい話ですね。

ちなみに今回の話はこちらを参考にしました。

以上、2024年山雅グッズショップのパトロールに行ってきた、でした。

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