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03)アイスブレイクした方が、寒くなるぜ!


最近は取材系の仕事も増えてきた。クライアント時代は取材に立ち会うことが多く、AD・CDを通じてライターに指示を出したりも。(それなりに偉そうにしていました(;^_^A)ごめん)。で、ライターさんがいきなり取材に入ろうとせずに、「世間話するんですよね」。ここメモ!世間話、天気の話、スポーツの話、家庭の話、クライアントの店に行った話、アイスブレイクですよね。

悪くはないんだけど、アイスブレイク自体。アイスブレイクは時と場合によるんだよね。僕は世間話から入るのが苦手。取材するときも、取材されるときも。自己紹介して、パッと要件に入りたいタイプ。

取材をするときに、アイスブレイクがなかったからといって、クレームをつけるクライアントはいない。

まぁ、その通りですよね。「あのライター世間話してこなったわぁー、なにあの人!」とはならない。時間ギリギリの取材だとそんな話してるヒマもないのだけども。

クライアント時代、僕はアイスブレイクしてくるライターのことどう思っていたか?

クライアント時代忙しかったのもあって、タラタラと世間話してくるライターは嫌いでした。サッサと要件に入って、サクサクやろうよ。と思っていました。

ライター時代、僕はアイスブレイクの役割や意義をどう思っていたか?(もしくは、どう思っているか?)

いきなり本題に入る前に、会話のつなぎ入れて、自分が落ち着きたいと思っていたのよね。今でもそう思う。昨日取材した案件も、ややアイスブレイク入れた。

そうなんです、これです。取材する側・される側で、思いが違いっているんですよね。(僕は取材する側=ライター時代※昔と今、取材される側=クライアント時代、取材に同席する側=クライアント時代 あり)

つまり、アイスブレイクは

ライターが落ち着きたいためのもの、といってもいいと思うのです。クライアントをほぐすというよりも、自分(ライター)の舌をほぐすにはいいんでしょうね。クライアントは、アイスブレイク自体は望んでいません。「取材を滞りなく終わらせて欲しい」「原稿は読みやすいといいなぁ」ぐらいを考えていいます。初めて会うライターの場合、相手が緊張しないように立ち振る舞える人は、いい人です。

嫌だけど、まぁ仕方ないか、ぐらいなのが、クライアント側からのアイスブレイクだと思います。ライターとしては、アイスブレイクしてもいいと思いますが、初対面の人と世間話してほぐれる人って、まぁあんまりいないように思います。しかも、お互い緊張しているから、サッサと本題に入る方が没頭できて、緊張も飛ぶと思うんですよね。

アイスブレイクで温まろうなんて思わない方がいい。アイスブレイクしたら、そのまま冷えていく。取材の温度が下がるというか。立ち上がりが悪くなる。ライターは薪をくべてるぐらいのイメージで、世間話をぶち込んでくるが、この話いつ終わるねん!または、この話どこにオチあるねん!ぐらいに不時着しかける、墜落しちゃうと、取材のハンデは大きくなる。

つまり、鉄板ネタならぶち込んでいいけど、それ以外ならやめとけ。ってこと。

アイスブレイクで愛想の良さを感じるじゃん!って意見もあるけど、愛想の良さは取材の中でだせばいいんだよう。ライター側が自信があるならぶち込んできていいけど、ちゃんと着陸しないと、残り時間が地獄のロスタイムになるよ。おわりまーす。


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