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新しい人に会いに行く①

こんにちは。だまちんです!
自分のスキルアップのために
色々な記事を書いていこうと思っていまして
今回は新しい人の繋がりを求めて足を運んだ出来事を
「新しい人に会いに行く」シリーズとして投稿していこうと思います。

シュッチョーツキイチオオノ vol.3に参加!

みなさんは、常滑市大野町をご存知ですか?
恥ずかしながら常滑駅中心市街はなんとなく知っていても
大野町というところがあるのは知りませんでした。

その大野町で、古民家をリノベーションをして
多目的スペースなど地域に場を開く「ロクノゴジュウナナ」さんを中心に、
ツキイチオオノ」という名前で
定期的にサーキットマルシェが行われています。

そこで関わっている方たちが、他都市のまちづくりの事例をみんなで
学びに行ったりするのが
「シュッチョーツキイチオオノ」というイベントです。
自分たちのまちでコトをお越しながら
別のまちまで勉強にいく皆さんの意欲がすごい!!

私は元々この取り組みを知っていたわけではなく
今回のイベントでファシリテーターを担当する
知り合いのノブさんに「面白い取り組みをしている人がいるよ」
とご紹介いただき、妻と一緒に参加させていただくことにしました。

soiroさんの取り組み

名古屋市中村区の新大門商店街にて事業を営んでいる

今回のシュッチョー先は、
名古屋市中村区の新大門商店街にて事業を営む「soiro」さん。
DIYの事業を中心に、オーダーメイド家具の制作等を商いながら
まちへの取り組みも行っています。

私は三河の人間ですから用事がないと
なかなか名古屋に行かないため、
この場所がどんな場所か全然知りませんでした。

そう、ここは日本で最後に出来た遊郭のあるまち。
でもそんなお店の前に大きなスーパーマーケットがあったり
普通の生活と花街とが混ざり合っていて
こんなごちゃまぜな感じのまちは他にはないと
soiroの松本さんは言います。

歴史的な事実をみればこの新大門商店街は
そういった遊郭によって栄えたまち。
景気のいい時代には沢山の人が
このまちに刺激を求めて訪れながら
周りの商店にもお金を落としていったのだと思います。

時が経ち、世の中が変われば
まちのあり方は変わってきます。
新大門商店街も徐々にひと足が少なくなっていき、
シャッターを下ろす店も増え、
徐々に新しいまちのあり方について
考えていかなければならなくなっていったのだと思います。

そんな中、soiroの松本さんを始めとする若者と
まちの人たちが一緒になって、
まちを使ったマルシェを実施するに至ったそうです。
(参考:軒先マルシェ2022 in 大門フェス

 もちろん、うまくいったこと、
いかなかったこともあったそうですが、
終わってから松本さんに多く声かけられた
「次いつやるの?」に結果が詰まっていたのだと思います。

嬉しい誤算みたいなものもあったりして、
そういったことはやっぱり実際にアクションしていかないと
分からないよなーと思いつつ、
本当にはじめの一歩を踏み出し、かつそれを2回めに繋げていくのは
大変なので、凄いなーと思いました。
(私にも少し思い当たる節があります…。)

考えをより深めるためのWS

今回のイベント、ただお話しを聞くだけではなく、
ワークショップを通して、
参加者がより思考を深めていける仕掛けがあるところが
ポイントです。

そのためのファシリテートをしてくださったのが友人の
ノブさん。
ノブさんとは2016年に穂の国とよはし芸術劇場PLATで
行われた「ワークショップファシリテーター養成講座」からの
ご縁です。

話したテーマ、奥に見えるのがノブさん

今回はワールドカフェ形式で、soiroの松本さんのお話しを振り返りつつ
おのおのが「まち」について考えていきました。

ただいつも通り話すだけでなく、
普段とは少し違う目線を意識してみる。
私はいつも自分のまちのことしか考えていなかったので
今回は少し「他のまちを良くする立ち位置ならどうするか」を
意識してみました。

松本さんは出身は別のまちで生まれたのにも関わらず
今回を事業をしていく場所となったこの新大門商店街のためにも
貢献する活動をされています。
そんな中でモチベーションをもってまちの活動をやっているのが
率直にすごいと思いました。

でも確かにシャッター街化してきたまちが
自分たちの取り組みで復活していくのをみるのは
とってもやりがいのあることです。

ワールドカフェのいいところは
他のたくさんの人の意見をまんべんなく聞きやすいところ。
集客に関心を持つ人もいれば、まちへのアプローチに関心を持つ人もいる。

頭の中がみるみるフレッシュになっていく気がします。

ヨソ者、若者、バカ者ってやっぱり大事

今回のポイントは「あったらいいな、こんなまち」を考えたあとに
改めて、自分の「まちにあるもの」を考えていったところ。
ノブさん曰く、「具体から抽象化して、更に具体化をしていく」とのこと。
そうすることで参加者を、より深度の高い発想へ導いていけるそうです。
なるほど!

「ただいま」、「おかえり」って、言えてるかしら…

最後にみんなで振り返りをしたので、
私自身も今回のイベントを通して思ったことを考えてみました。

まず、今回常滑市大野町のまちづくりをされている方たちの
イベントに蒲郡市を良くしたいと思っている私が参加しました。

私がここで学んだことは住んでもなければ、仕事等で行く機会も
ほぼないので、
直接的に大野町に還元することはなかなか出来ません。
もちろん、ここで出来たご縁で大野町とコラボレーションしたり
私の話したことが何か大野町のヒントになったりと
貢献する可能性は全然あるのですが。

ただ、私が蒲郡のためにと市外の人たちにアピールして
来てもらったりしても、
「いや、私には自分のまちのことがあるから」
と考える人がいてもおかしくなくって、
そういう人たちに我がまちをどう好きになってもらうか、
どうやって良好な関係性を作っていくか、
そのためにどういう設えをしていかなければならないのか…。
しっかり考えていかないといけないなと思いました。

もちろん、私はこれきりで大野町には全く行かないというわけではなく
イベントを通して知らないまちが自分ごとになり
むしろ積極的に大野町に関わってみたいと思ったので
まずアクションを起こしていくことがとっても大事だと思いました。
(頑張らなきゃ!)

それにしても、
このツキイチオオノに参加している方たちは
若い人が多いし、大野町だけでなく
周辺のまちから通っている人もいて
どうやって求心力を作っているのか
大変興味深いです。
いいな、いいなー。

最初とても緊張しましたが
最後には色々な人と打ち解けられて
本当に楽しかったです。
ありがとうございました!

振り返りの風景。皆さん自分の意見持っていてすごい!

最後に

今回のイベントは3部構成となっており、
私は第3部である交流会まで参加させていただきました。

会場は新大門商店街のまちの居酒屋!
という感じの「天勝」さん。
刺し身の船が出てきたり、
名物のお鍋は絶品でした。

ここではお話しをしていただいたsoiroの松本さんや
ノブさん、ツキイチオオノの皆さんとゆっくりお話しが出来、
大変楽しい時間を過ごしたのですが、
意義深い時間にもなりました。

一番印象的なお話しは、
自分の立ち位置のお話し。
今回だけではないのですが
まちづくりのお話しを聞いていると
第一線で活躍している人たちがとても羨ましく思います。
羨ましいと思いながらも
私はむっつりした目立ちたがり屋(一番質悪い!)なので
未だに第一線での活躍が出来ていません。

今までのキャリアを存分に活かしながら
人のため、まちのために働き、
それでもってちゃんとまちでの生活者として自立している。
本当にすごいです。

私は、2016年でなんとかまちで活動する
屋号は付けようと「Mikawa Art Center[MAC]」として
いくつか活動してきたのですが
今ひとつ活動は煮え切らない感じでした。

それってなんでだろうなって思っていたら
なんとなく、まちの人と立ち位置が違うからだと思いました。

松本さんは新大門商店街に
縁もなかったまちだけれど、
ここで始めた本業を頑張りまちに貢献することで
結果的に自分に還ってくるところがあります。
(実際、本業を頑張ればまちが良くなるとおっしゃっていました。)
なので、お話しをするまちの人も
「この人は命をかけてこの活動をしている」となりますから
協力しやすくなると思います。

一方私は、「余暇でもまちへの活動ができる」ということを
示していきたいと思っていたけれども
実際いろいろやろうとしても、
これが本業ではないから逃げることが出来てしまう状況です。
一線でやっていくには少し目線が違ってしまうのではないのだろうか…。

もちろん、サラリーマンをやりながらまちのために
活動している人はたくさんいますし、
そういった人に会ったらものすごく尊敬します。

ただ、自分自身はやっぱり引いたところや
いつでも引けるところで活動するのではなく
一緒にリスクを取りながら、
命をかけてまちに関わっていきたい。
私はそうしたいんだ…! フツフツ…

と、
そんなことに気づかせていただいた交流会でありました。
(もちろん、これは私自身の理想に対して
現実とのギャップに気づいたということだけなので
引けるところからまちに関わるということも全然ありだと思いますし
「命をかける」というのはちょっと大げさな言い方です。)

そんなもやもやがあったからこそ、
この「潮風」をはじめた気もします。
できることから一歩ずつ。

本当にグッドタイミングでいいイベントに誘っていただいたと思います。
ノブさんありがとうございます。

ということで、わたくし、
まちを豊かにするため「ちゃんと」独立していくために
行動を加速していきたいと思います!!
プレイヤーとして活躍している皆様には
ぜひぜひご指導ご鞭撻をお願いしたいです!
(特にマネタイズしてちゃんと生活するための
計画の作り方を教えていただきたいです!)

たくさんのメンターにも会いに行くぞー!!

そして、今回のイベントで学んだことやご縁を
今後に活かしていきたいと思いますので
ツキイチオオノの皆さんやsoiroの松本さん、ノブさんも
今後とも何卒よろしくお願いします!
私にできることは何でもやります。
皆様、気軽にオファーください。

いやー、いっぱい書きすぎてしまったな…。
本当にそれくらい、いい一日でした!
ありがとうございました!

2023.08.06 だまちん

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