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No.11 ピアノ上達には、「緊張する練習」が必要!?

こんにちは!
liber Music Member ピアノレッスン担当の山田志織です。
暖かくなる日も増えてきましたね!
同時に、花粉の季節でもありますね・・・
わたしは、「自分は花粉症じゃないぞ~」と暗示をかけてなんとかこれまで乗り切っています(笑)

以前テレビでやっていましたが、ベランダなどの窓を開ける時にレースカーテンは閉めたままにすると、風で室内に入ってきてしまう花粉をかなり軽減できそうです!
レースカーテンが花粉をブロックしてくれる・・・なるほど・・・!

また、鼻の粘膜にワセリンを塗るのも効果的だそうです!(少し勇気がいりますが!)
こちらもレースカーテン同様、粘膜に付着する花粉をブロックできるようです。

花粉症でお悩みの方、普段対策されていることはありますか!?

さてさて、本題にいきましょう!
今回は、タイトル通り、ピアノ上達のためには”緊張する練習”が必要であるということについてお話しします。
え・・・?楽しく弾きたいのに、そんなことしないといけないの・・・?と思う方もいらっしゃいますよね(^-^;)

ですが!これを取り入れることで上達度が何段階にもアップするのを実感できるはずです!
もはや、楽しく弾くために緊張する練習をするべき!とまで言えます。
ピアノ弾きの皆様に「うまくなったかも!」「弾くのが楽しい!」とより感じていただきたいという思いで、私がおすすめの方法をご紹介します。


その1:録音する

王道かもしれませんが、これがセルフでできて一番手軽だと思います。
録音することのメリットを2つご紹介します。

①人が聞いている感覚になる
自分の演奏を録音する時、誰かが聞いている時と同じ心理になります。人に聞かれていたら、”うまく弾きたい” ”聞かれてるなぁ・・・”と思いますよね。
その緊張感を作るのに最適なのです。
初めての録音の時はうまく弾けなくて当たり前です。それはまだ緊張の練習をしたことがないからです。普段のピアノ練習と同じで、何度も繰り返すことで慣れていきます。一日一回や一週間に一度でも良いですので録音をして”緊張する練習”をしてみましょう。

②自分の演奏を客観視できる
自分が弾いた演奏を後から聞き返すことで、反省点がはっきりと見えてきます。もちろん、良い点も分かりますよ!
実際に弾いている時と客観視した時では聞こえ方がまるで変わってきます。例えば、テンポ通り弾いているつもりでも実際は速くなっていたり、強弱をつけているつもりでも思ったほど音量差が感じられなかったり・・・。ミスをした箇所やどんなふうに間違えているのかなど。録音を聞き返すと正直なところがっかりすることが多いと思うんです。ですが、どんな点をを改善すべきかが確実に分かりますし何度も聞き返せるので、対策が打ちやすいのです。

<録音方法について>
ピアノの音が外に出せる環境でしたらスマホで動画撮影またはボイスメモ、あるいはお持ちのボイスレコーダーに録音、がシンプルで後からの確認もすぐできます。
動画撮影は、自分が演奏するフォームも見直すことができます。
電子ピアノでかつ普段ヘッドホンを使用されている方は、電子ピアノに搭載されているレコーディング機能を使用しピアノ本体やUSBへ録音できますし、スマホと電子ピアノを繋いでスマホへ録音できるアクセサリーも販売されています。
スマホやボイスレコーダーと比べ、部屋の雑音等が入らないためピアノの音のみがきれいに録れます。

その2:誰かに聞いてもらう

ご家族、ご友人、知人など、聞いてもらえる方が身近にいらっしゃる場合は度胸試し!と思ってぜひお客さん役になっていただいてください。
できるタイミングが限られますし、環境的になかなか難しい方もいらっしゃると思いますが、やはり人に聞かれている状態は”緊張の練習”としては一番効果的です。特に人前での演奏予定がある方は本番前にぜひともご経験されると良いでしょう。

その3:曲をいきなり通しで弾く

その日の練習の最初は基礎練習をしたり、軽く曲のおさらいをしてウォームアップをする方も多いと思いますが、あえてそれをまったくせずにメインで弾いている曲の通しをいきなりやってみるのです。
演奏会や発表会など人前での演奏の際、リハーサルをする場合もありますが本番直前は舞台袖や席で待機しますし、本番で弾き始めるまでそのピアノに触れることはできません。指慣らしをしていない状態で弾く練習をしておきましょう。これは、「昨日の練習の時はよく弾けたのに次の日になったら弾けなくなっている・・・」という方の練習方法としてもおすすめですよ!

その4:メトロノームに合わせる

普段から使用されている方も多いかと思いますが、メトロノームに合わせた練習も非常に効果的です。
曲を弾く中でテンポが速くなったり遅くなったりしてしまう箇所の把握と修正ができます。正しいビートに合わせて弾けると曲の聞こえ方も違和感がなくなりますし、速く弾いてしまっていたところは少しゆっくりすれば落ち着いて弾ける余裕が生まれます。
また、メトロノームは鳴り出したら止まらないので最初は追いつかなかったり途中で間違えると弾き直す必要がありますが、合ってくると止まらずに流れよく弾けるようになります。
十分に練習が進むと、メトロノームを鳴らさずに普通に弾いてみた時もテンポが整いやすく、止まる箇所も減っていくはずです。

メトロノームに合わせることに慣れていない方や合わせたことがない方は、まずはゆっくりのテンポに合わせたり右手・左手別々で合わせてみましょう。合わせ方が分からない方は、メトロノームは1拍に1回「カチ、カチ・・・」や「ピッ、ピッ・・・」と鳴りますので、楽譜上のどこの音符の時にそれが鳴るのか印を書いてみてください。両手共にタイミングが分かるように、ト音記号からヘ音記号にかけて縦に線を引いてみると良いでしょう。
とりあえず曲の最初のほうだけでも構いませんし、短い曲であれば最後まで印をつけると分かりやすいかと思います。
(一人じゃできないよ!という方はレッスンでも合わせ方を教えていますので駆け込み寺としてぜひいらしてください!笑)

今回はここまでです!
最後までお読みいただきありがとうございました♪

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