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【フリーランス】仕事を断ることで次のチャンスを手に入れる【自営業】

 自粛期間中いかがお過ごしでしょうか。私は外出機会がもともと少ない引きこもりなので、自粛期間でもそうでもない時もあんまり変わらない気がします。
 久々のnote投稿になりましたが、今回は「仕事を断ること」をテーマに書いていこうと思います。


はじめに

 仕事の引き受け方は人それぞれ考えや信念があります。そのため、「僕は依頼された仕事は何がなんでも全部引き受けるぞ!」という人をこの記事で否定するわけではないことを最初に書いて置きます。
 ここでは私が仕事を断ることで気づいたことについて紹介していきます。


「断ったら二度と仕事が来なくなる」は嘘

「本当はこういう仕事は断りたいんだよな……」
「一度断ったらもう二度と仕事自体が来なくなってしまう気がするんだよな……」

 こういった不安から単価の低い仕事・割に合わない仕事を引き受けてしまい、疲弊してしまうフリーランスが多いようです。
 一度依頼を断ったら二度と仕事が来なくなるということはありません。確かにその依頼者からは二度と仕事が来なくなるかもしれませんが、そうなったらなったで営業をかけて他のお客さんを探せばいいだけの話です。
 私の業務で言えばDTPやグラフィックデザインです。あとは手が空いた時にライティングなんかもやっていますが、そういった業務を依頼したいと思っている人は世の中にたくさんいます。
 1人もしくは1つの会社からの仕事を断っただけで二度と仕事が来なくなっていたとしたら、私は去年の7月くらいでとっくに廃業しているでしょう。


断ることでキャパシティを広げ、次のチャンスを掴む余力を手に入れる

 皆さんのお家に本棚はありますか? また、その本棚にはどのくらい本が入っているでしょうか?
 例え話ではありますが、もし信頼している友人からこう言われたとしましょう。

「これはこの世に1冊しかない本で、価値としては1億円相当だ。君に譲りたいんだけど、本棚の空きがなければ他の人へ譲ることにしようと思っている。何せ価値のある本だからね。その辺に平積みしてほしくないんだ」

 あなたはどうしますか?
 ちなみに「本」を「仕事」で置き換えるとこんな感じになります。

「これは1回きりのプロジェクトで、1億円相当の利益が見込めるだろう。君に頼みたいんだけど、時間やスケジュールの空きがなければ他の人へ頼むことにしようと思っている。何せ大きなプロジェクトだからね。手いっぱいの状態で取り組んでほしくないんだ」


 私は自分に合わない仕事を断ることは、こういったチャンスを受け入れるキャパシティを作ることだと思っています。
 お仕事って本当に思いがけないところから来るんです。自分が営業をかけていると「へー、じゃあこれとか作れるの? お願いしてみてもいい?」と言われることも間々あります。
 もちろん動かず待っているだけでは駄目ですが、行動している中で出会える大きなチャンスを逃したくないと常々考えています。


コミュニケーションコストを考える

 「タイムイズマネー」という言葉がありますが、日々それを実感しています。だって、私が早く仕事を終わらせればその分新しい仕事を受けられるんですよ。時間があればより多くのお客さんの問題を解決するためのデザインを作れます。
 もちろん、お仕事をもらった以上は依頼者が個人だろうが会社だろうが、その人の助けになるように精一杯仕事をするのは当たり前です。ただ、メールなり電話なりのやりとりをしていて「何か噛み合わないな?」とか「説明しても通じないな?」と思ったら、思い切って仕事を断ってしまうのもアリだと私は思っています。
 なぜなら、こちらが相手の言うことを理解できないように、相手もこちらに対して「何を言っているんだこいつは?」と思っているからです。こればかりは「相性が悪かったんだな」と思って諦めています。

メールや電話で受ける相談も仕事の一部
 営業さんとやりとりをしていると「話すだけなんだから無料なの当たり前じゃん」と思うこともあるでしょう。しかし、それは依頼人がお金を支払わなくてもいいようになっているだけで、きちんとその人が働いた分のお金は発生しているんです。それが会社から社員へ支払われる給料です。
 つまり、フリーランスや個人事業主が料金を設定していないだけであって、本来メールや電話は人件費が発生する部分なのです。あまりにもコミュニケーションに時間がかかる相手は、こちらだけではなく相手の仕事時間も奪ってしまいます。断って新しいチャンスへ繋げましょう。


何が何でも力になってあげたい依頼人と出会った時は?

「この会社の事業目標は何て素晴らしいんだろう……何としてでもこの人の事業を応援したい! 多少コミュニケーションし辛くても構わない!」
「たとえ報酬が割に合わなくても構わない! 僕はこの人の仕事を最後まで手伝いたい!」

 こういった依頼人に出会った時は、もう自分の気持ちに従いましょう。
 「え? 時間やコストを大事にしろとか言って結局最後は感情論なの?」と思うかもしれません。人は感情の生き物です。会社を辞める人の大半は人間関係が理由だとどこかで聞きました。
 普段から感情を爆発させまくるのはあまり良くありませんが、究極の二択みたいなものに出くわした時は感情論で決めてもいいと私は思います。どんなに合理的に考えようと努めても、私たち人間から感情を完全に排除することはできないからです。
 ただし、今受け持っている仕事が他にある場合は、そちらに影響がどのくらい出るのかもきちんと考えた上で引き受けましょう。


まとめ

 仕事を断ることは次のチャンスへの第一歩です。私はシャレじゃなく本当に死にかけた経験があるので、「死なずに生きてさえいればとりあえず全てがどうにでもなる」と思っています。
 依頼者に申し訳ないと思ってしまう気持ちも痛いくらいわかりますが、「こういう時、どんな言葉で断ったらいいかを経験できたぞ」ぐらいに前向きに考えていいんじゃないかな〜と思っています。

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