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リモートワークを経験し、今後フリーランスになりたいと思う人へ【メリットとデメリット】

 コロナ騒動の影響でリモートワークを導入する会社が増えましたね。実際にやってみることで「家の方が快適に働けるかも!」と気付いた人もいるんじゃないでしょうか。
 今回の記事では「情勢が落ち着いたら在宅フリーランスになろうかな」と考えている人のために、在宅フリーランス2年生の私がメリットとデメリットを紹介します。


まずはざっくりメリットとデメリットを紹介

 在宅でフリーランスとして働くことで得られるメリット・デメリットはそれぞれ4つです。

メリット
①労働時間を自由に設定できる
②昼寝できる
③人目を気にせず働ける
④怒られても納得できる

デメリット
①稼働日と休日がごちゃごちゃになる
②サボると報酬は0円(成果報酬型の仕事の場合)
③いろいろと誘惑が多い
④社会的な信用がない

 まずはメリットの各項目から詳しく説明していきます。


メリット①労働時間を自由に設定できる

 会社だとあらかじめ働く時間が決められていますが、フリーランスの場合は自分で自由に労働時間を設定できます。
 私は10時〜20時をおおよその労働時間の目安にしていて、そのうち2時間は休みを取ったりご飯を食べたりしていますね。知人のライターに2時間働いて2時間休むを無限に繰り返す……っていう人もいましたね。


メリット②昼寝できる

 これ前も書いたんですが本当に爆アドです。会社だと寝にくいけど、在宅フリーランスだったら好きな時に昼寝できますからね。眠い時に15分くらい寝るだけで作業能率本当にあがりますから。
 締め切り前に寝すぎるとこの世の終わりみたいな気持ちになるので私は必ずタイマー使っています。


メリット③人目を気にせず働ける

 在宅だと「隣の人の物音がうるさくて集中できない」みたいなのが一切ないのがありがたいです。仕事に没頭できます。
 これ自分でも本当に意味がわからないんですけど、私は鉛筆の持ち方が3種類あって、その握り変える瞬間を見られることへの緊張と羞恥で、会社でイラスト制作作業任された時に作業能率下がりまくったことがありました。今はそういったことを気にせず作業できるので楽です。


メリット④クレームが入っても納得できる

 個人的にこれが一番大きいです。
 社内だとお客さん→上司→社長→上司→自分の所属部署全体(あるいはヒヤリハット等)みたいな感じで回ってくるので、ものすごい高度な伝言ゲームになるじゃないですか。
 そのためどこかで解釈がこじれてしまって、現状と関係ないことがふんだんに盛り込まれたりするので「今何についてのお説教なんだろう」ってなっちゃうことありませんか?

 どこかの会社の業務委託の場合は異なりますが、一から自分でとってきた仕事の場合、クレームは直接自分に入ります。そのため伝言ゲームの途中でこじれるこおがなく、一次情報が自分の耳に確実に飛び込んでくるんですよ。
 怒られたら自分が失敗したからいけないってすぐ納得できるし、それ以外で不当なことを言われていたら「こういうお客さんだっていうことを見抜けなかった自分が悪いな」って思えるんですよ。もやもやすることがほぼ0になって楽になりました。

 続いてはデメリットについてです。


デメリット①稼働日と休日がごちゃごちゃになる

 きちんとした納期設定がされていたとしても、自分の作業時間を見積もった上で働く計画を立てたとしても、イレギュラーは発生するものです。締め切りまでの余裕がなくなって、休日も働かないといけなくなることもあります。
 あとは休日に突然お仕事の電話が入ってくることもありますね。メリット①と矛盾してしまいますが、必ずしも自分で決めた労働時間通りに働けないことも結構あります。
 私は休みの日と働く日を完全に線引きすることを意識しすぎたら逆にぐるぐるしてきたので、考えすぎるのをやめました。休日でも帳簿をつけたり、仕事の連絡がなくてもちょっとしたアイコンやイラストカットを作成したりとかして手を動かすようにしています。


デメリット②サボると報酬は0円(成果報酬型の仕事の場合)

 フリーランスの報酬は大きく分けて2つあります。

①時給型:働いたら時間に応じてお金がもらえる
②成果報酬型:納品して初めてお金がもらえる

 ちなみに会社員は①の報酬型ですね。
 上記のうち②の報酬型の場合、仕事をとることを怠るとその分だけ報酬が0円になります。誰もお尻を叩いてくれません。単発の成果報酬型のお仕事だけで生計を立てていると、良く言われている「フリーランスは収入が不安定」というものになります。
 ただ、成果報酬型のお仕事でも、定期的に発注してくれるクライアントを複数確保することで収入が安定します。あとはサブスクリプション型で報酬を得られる仕組みを作るとかですかね。これについて私も勉強しなきゃなあって思っています。


デメリット③いろいろと誘惑が多い

 アニメ見たりギターの練習をしたりアイドルのDVD見たり……。家だと無限に誘惑がありますよね。
 ぶっちゃけ意志の力で誘惑を断ち切るのは大半の人間は無理です。それができるのは修行僧くらいだと個人的には思っています。そのため、「大体この時間になったらこの仕事・作業をやる」って自分で仕事の時間割を決めておいて、その時間帯になったら自然に動けるように習慣づけるしかないと思います。
 私はポモドーロテクニックを使って、休憩時間に好きなことをするなど工夫しています。

 有名なので知っている人が多いと思いますが、ここでも一応簡単に説明しているので知らない人は読んでみてくださいね。


デメリット④社会的な信用がない

 家を買いたい時にローンがなかなか組めないなどのデメリットもあります。あとは近所の人に「平日も家にいるっぽいけど一体何をやっているんだろう……」って言われたりとかもします。田舎だと特にそうかもしれませんね。
 私はもう開き直って1年間の9割をパジャマで過ごしていますね。パジャマ最高!!!!生協の宅配もパジャマで取りに行きます!!!!
 最近ニュースでリモートワークが取り上げられ、認知度が高まった影響で、家で仕事をしていることを疑い気味だった祖母が信じてくれるようになりました。



まとめ

 今回はフリーランスへの転向する人向けに記事を書きましたが、会社に在籍しながらその仕事を在宅でという方法もありますよね。自分の上司に掛け合って、「自分を在宅で働かせるとこんなメリットがあるよ!」ってアピールしてみるのも良いんじゃないでしょうか?

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