仕事をカスタマイズできる自分に

この間、お世話になっているメンターとこんな対談動画を撮りました。(最近YouTubeはじめました!)

通勤の合間に、メイクをしながら、テレビを見ながら、なにかの隙間時間にぜひ聞いてみてください。


やりたいことがない人に向けての動画なのですが、かく言う私も大学生の頃とかって何もやりたいことがありませんでした。

将来の夢があったのは中学生くらいまでですかね。小学生の頃は料理好きな母の影響でパティシエになりたくて、中学生の頃は通訳者の戸田奈津子さんに憧れて通訳ガイドになりたいと思っていました。(懐かしい…)

それがいつの間にか就職活動する頃には「東京に住みたい」「大手企業で働きたい」に変わっていて、保険会社に就職したというわけです。


小学生の頃の夢と大人になってからのやりたいことが違うように、人の価値観や考え方はどんどん変わっていくものだと思います。

毎日いろんな人と話をしますし、SNSでいろんな人の発信に触れていることを考えると当たり前ですよね。

だから最近思ったのは、仕事や働き方を柔軟に変えていけるスキルを身につけるのが最強なんじゃないか、ということです。仕事を変えるのが難しかったら働き方を変えるのでもいいですよね。

その時々のやりたいことや自分のライフスタイルに合わせて仕事をカスタマイズする力があれば、どんな時も生きやすくなると思います。


最近法人コンサルでお世話になった社長さんの話なのですが、その方は昔カメラマンの仕事をしていたそうです。でも、思っていたような仕事ができなくてつまらなくなってしまい、カメラマンを辞めて普通の企業に転職。

その後また転職して今度は原料商社に入社し、原料の輸入に関わるように。そして途中ですごく魅力的な原料に出会い、それをもっと日本で広めるために商社を退社して起業したそうです。

今でこそ転職が普通になってきましたが、その社長さん(現在50代)が若かった頃ってきっとそんな時代ではなかったと思うんですよね。それでも自分のやりたいことに素直にしたがって生きてきたそのパワーがそのままその人の魅力になっているなと思いました。


この方とは逆に、知り合いの弁護士さんは中学生の頃から弁護士になりたくて、これまで他の仕事をしたいと思うこともなく弁護士に向かって一直線に進んできたそうです。

それもまたすごい熱量と努力だなと思います。そこまでやりたい仕事に出会えて実際に夢を叶えているわけですからすごいことですよね。

ただ、この弁護士さんの場合は途中で働き方を変えたそうです。最初は弁護士事務所に勤めていて、その後数年前に自分の事務所を設立。そして、今は仕事が忙しすぎるので採用に力を入れて人を増やそうとしているみたいです。

仕事は変えなくても働き方を変えることで自分のライフスタイルに合わせてきた、ということですよね。


生きていたら当たり前に年をとるし、結婚や出産、病気、家族の事情などで生活が変わっていくのが普通です。そうなった時に、仕事や働き方を変えられる自分でいることは何よりも重要なのではないでしょうか。

大企業に勤めているから安定しているとか、昔からある企業だから安心だとかってそう簡単に言い切れなくなってきています。現に大手企業の大量リストラが話題になったりしますしね。

じゃあフリーランスやベンチャーが安定しているかと言われたらそうとは言い切れませんが、安定するように努力することはいくらでもできると思います。


仕事は一つの手段であってそれ自体が目的なわけではありません。

だからこそ、仕事のために生きているような状態にならないように、仕事のせいで毎日がつまらなかったりツラかったりしないように、仕事を柔軟にカスタマイズできる自分になりたいですね!

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