お花のある暮らし

本

お花屋さんでお花を買ったことがない。どんなお花を買っていいか分からない。お花の飾り方、活け方が分からない。そんな【お花初心者さん🔰】にお届けしたいマガジン。

運営しているクリエイター: 岩田紫苑

2歳児、お花を飾る

こんにちは、花卉園芸業界のライターをしている岩田紫苑です。この間、私の息子(2歳)が、人生初の花生けに挑戦しました！いや～面白かった。こどもの自由な発想が、凝り固まった私の思考を柔らかくしてくれた。今回は、2歳児がお花を飾るときに、大人がやっておくと良いことを備忘録がてら、まとめておこうと思う。あらかじめ、準備しておくこと・花の背丈を、適当な長さに切っておく息子はまだハサミが使えないので、花瓶の背丈×2倍に、お花をカットしておきました。・花瓶は間口が狭

タンポポの生存戦略が凄い…！

こんにちは、花卉園芸業界のライターをしている岩田紫苑です。芽吹きの季節がやってきました。いつも通る散歩道には、タンポポが咲き始めました。実は、このタンポポ。見た目とは裏腹に、もの凄く強い生存戦略をもっているって知っていますか？その1 光合成をしたくて、葉は放射線上に伸びる！その2 晴れた日にしか咲かない！夕方から夜、雨の日には咲かない！超、省エネさん(笑)なんですよ。その3 葉は踏まれてもダメージなし！芽は、放射線上に伸びる葉の中心部にある

クリスマス、どんなお花飾る？

こんにちは、花業界のライターをしている岩田紫苑です。すっかり街並みはクリスマス仕様！点灯式が行われたり、雑貨屋さんではクリスマスグッズが並べられていてとてもワクワクする時期ですね。イベントごとが盛りだくさん…師走感、満載… 気が付いたら、お花やグリーンが枯れていた…！という失敗がないように、忙しい時期におすすめのグリーンやお花について今回はご紹介します。 ▶︎針葉樹（ヒロム杉&ブルーアイス）この時期、スワッグやリースで大活躍するヒムロ杉&ブルーアイス。ドライ

おもちゃカボチャを簡単アレンジ

こんにちは、花業界のライターをしている岩田紫苑です。この時期、出回るおもちゃカボチャ。中身をくり抜いたり、真っ二つに割っておもちゃカボチャに装花する方も多いはず。でも、くり抜く手間があったり、くり抜いた後はカボチャが傷みやすくなったりゴミがでたり…可愛いけれど、ちょっと面倒だよなあ…と思っていました。そんな矢先、日頃からお世話になっている日比谷花壇のスタッフさんが簡単なアレンジ方法をInstagramで紹介していました。早速、真似してみました。時

#おうち花手水

おはようございます、花業界のライターをしている岩田紫苑です。おうち花手水。撮影用に購入したスーパーのお花が、弱ってきたので、最後の楽しみ方。お猪口に水を注ぎ、エゾアスターとスプレーマムを浮かべました。【おうち花手水のポイント】 ☑︎お花の数は、偶数より奇数 ☑︎大きいお花から浮かべる ☑︎大小サイズの違うお花だと、より◎ ちなみに、我が家には色々なお猪口や酒器がありますが、すべてフラワーベース化しています笑アルコール消毒で反応してしまうくらい、

上手にお花を飾る、とはどういうことか。

こんにちは、1児のママをしながら、フラワーフォトグラファー/ライターをしているshionです。普段感覚的に取り組んでいることを、言語化する。これってとても難しい…でもこのnoteを読んでくださった誰かに役に立てばいいな、という使命感のもと、綴り始めるとしよう。上手にお花を飾る、とはどういうことか。私の中では【定義】があり、お花を飾る時に感覚的に取り組んでいることを、今回ここで言語化して伝えてみよう。私の中の【定義】①そのお花が1番美しいと思う角度を見極められている

87community

こんにちは、1児のママをしながらフラワーフォトグラファー/ライターをしているshionです。先日参加した、サステナブルフラワーレッスン。レッスン内容もコンセプトも、それはそれは素敵だったので、ご紹介したい。フラワーレッスンで使用するお花は、四ツ谷のお花屋さん「hanadouraku」の店頭に並ぶことができなくなったお花。例えば、茎が短くなってしまったり、花びらが開ききってしまったり、フローリストがブーケを束ねる過程で省いたお花など。何かしらの理由で販売できなくなった

学びが多かった、ローズクリエイター木村さんのお話

こんにちは、1児のママをしながらフラワーフォトグラファー/ライターをしているshionです。宣言が解除され、久々のおでかけ。行き先は、あの青山フラワーマーケットを運営する株式会社パーク・コーポレーションがプロデュースした「いばらきフラワーパーク」現地では、様々なアクティビティが開催され私は、ローズクリエイター(育種家)木村卓功さんによるガーデンツアーに参加した。学びが多く、一言一句聞き逃さないよう、思わず携帯のメモアプリを起動したほど。今回はその一部をご紹介。

フラワーサミット2021

こんにちは、1児のママをしながらフラワーフォトグラファー/ライターをしているshionです。先日開催されたフラワーサミット2021。オンラインでの開催、さらには事前登録すれば、誰でも無料視聴可能！ということで、私も息子の昼寝中、隙をみて拝聴させて頂いた。登壇していた方々のお言葉を、ほんの一部だが、ご紹介する。【外から見える新しい時代のフラワービジネス】▶野尻佳孝様　㈱テイクアンドギヴ・ニーズ　代表取締役社長㈱テイクアンドギヴ・ニーズは、環境/ローカル優先主義/多

花と緑のクラウドファンディング「tanetomi」の活用法

こんにちは、1児のママをしながらフラワーフォトグラファー/ライターをしているshionです。普段から「花」にアンテナを張っていると、花業界では様々な問題が日々起こっている。花農家の高齢化や後継者問題。ロスフラワー問題。アフターコロナにおける花消費を危惧する声。フラワーパークの閉園。温暖化による開花時期の前倒し、などなど。そこで、今回は花業界のお困りごとを解決するツールの一つとして、花と緑のクラウドファンディング「tanetomi」をご紹介したい。クラウドファンディ

地上の珊瑚、ケイトウの魅力

こんにちは、1児のママをしながらフラワーフォトグラファー/ライターをしているshionです。先日、「よいはなお花のつくり手ファンミーティングvol.12」を拝聴した。yoihanaというお花の通販サイトが運営するコンテンツの1つで、お花の生産者にインタビューをするという、私の大好きな配信内容である。聞くたびに、メモを取らずにはいられないため、こうして今綴っている次第だ。明日香園とは　佐賀県、有明海の近くに圃場(9,000㎡)をもつ明日香園。お父様の代から今年代表

地球に優しい、エシカルポット

こんにちは、1児のママをしながらフラワーフォトグラファー/ライターをしているshionです。本日は、エシカルポットのご案内。現在、花と緑に特化したクラウドファンディング「tanetomi」では、エシカルポットの開発プロジェクトをスタートしています。まずは、エシカルポットとは何か？お花屋さんで廃棄される「茎」や新聞紙から作られたフラワーアレンジメントの器。大きさは、大体3,000円～5,000円ほどのアレンジメントができる器になっている。お客様が受け取った後、不要になっ

消費者の私が取り組む、フラワーロス問題

こんにちは、1児のママをしながらフラワーフォトグラファー/ライターをしているshionです。緊急事態宣言が解除され、少しずつ外出の予定を考え始め、ワクワクする今日この頃。いかがお過ごしでしょうか。今回のテーマはこちら「消費者の私が取り組む、フラワーロス問題」生産者や販売者の問題として、捉えがちであるフラワーロス問題。私のような消費者がフラワーロス問題に取り組むとしたら、何ができるだろうか。様々なセクターで生じるフラワーロスについて、簡単に説明し、自分ができることを2つ

秋の名脇役3選

こんにちは、1児のママをしながらフラワーフォトグラファー/ライターをしているshionです。朝夕涼しくなり、鈴虫の鳴き声も聴こえてきて、秋の気配を感じる日々。皆さまいかがお過ごしでしょうか。今回はタイトル通り。主役でもなく、脇役でもない。秋の名脇役です。メインとして買うことは少ない…けれど1輪あると、秋の雰囲気漂うお花。そんなお花を3つご紹介。 ▶︎ワレモコウ夏から秋にかけて出まわるワレモコウ。生け花では秋の花材の定番だと思う。あずき色の楕円形が、空間で