わたしの夢はお母さんになること。

わたしの母は23歳で結婚して
25歳で姉を、27歳でわたしを出産している。そのため、わたしも23歳で結婚して27歳で出産すると信じていた。

小学生頃からカレンダーを見ては、23で結婚して27でお母さんになっていることを妄想し、カレンダーにはない32以降はお母さんになっている妄想しかしていなかった。

また、好きな人ができる度、この人と結婚したらどうなるだろう、この人はどんなお父さんになるかな〜と考えていた。そのため、理想のタイプには字がキレイとか箸がキチンと持てるとか、食べ方がキレイとかを挙げていた。お父さんになる人は子どもに箸の持ち方を教えられる人が良かったからだ。

しかし、わたしが実際にお母さんになるのは39歳。小学生からの計画から12年ズレた。

わたしの恋愛遍歴

22歳で大学を卒業し、社会人になったが、このとき彼氏はいなかった。そこで23歳で結婚する予定を25歳に変更した。しかし、社会人になってすぐに付き合った消防士の彼氏には「結婚したい×100」と追い込むが、20代前半では結婚を考えられないという理由でフラレてしまった。（他にも理由はあったかもしれないが、今すぐ結婚できない＝別れだった。）
その後、25歳で付き合った彼とは結婚するつもりで同棲をした。周りの友人には「地デジになる頃には結婚している〜♡」と宣言していたが、共同貯金以外の具体的な結婚の話は全く進んでいなかった。
※地デジになったのは2011年。
今は亡き祖父母にも会って貰い、祖母から「なごみと結婚してやってや」と言われていたが、何も進展していなかった。そこで、同棲開始から1年が経つ頃「いつ結婚するのか？」と迫ったところ、ホワイトデーにティファニーのネックレスを貰った数日後、「なごみとは結婚できない」とフラれた。この時、27歳だった。もう人生は終わったと思い自暴自棄になった。食欲もなく、激ヤセし、仕事に行っても毎日泣いてばかりで、上司に「休んだら？」と言われるほど、今思えばフラレた自分に酔っていた。(この彼とは復縁したくて、戦略を練った。この戦略の話は長くなるのでまたの機会に書きたい。なお、ティファニーのネックレスは数年前にメルカリで売ったらなかなかの金額になった。)
同棲していた家は落ち着いた住宅街にあったが、そこから引っ越した先は繁華街の近くにした。2年更新のマンションで、2年後には新しい彼氏と結婚してるから更新しないつもりで契約したが、結局2回更新した。
同棲していた彼氏にフラレたあと、わたしは婚活という名の合コンに行きまくった。当時、流行っていた街コンにももちろん参加、そこで知り合った人と別日に合コンを開催するという流れで週1は合コンしていたと思う。が、気づけば合コンで出会った、女の友人がたくさんできていた。そして、合コン終わりに女だけで飲み直すのが恒例になっていた。（繁華街に住んでいたおかけで、終電を気にせず遊べていた）なお、この時の女友だちは合コンでは彼氏はできなかったが、今はそれぞれ家庭を持ち、定期的に会う仲である。

合コンだけでは出会いがないと気付いたわたしは、結婚相談所が開催する婚活パーティーにも参加した。が、男性参加者は35歳以上ばかりで当時27.8のわたしにはおじさんに見え、対象外だった。しかし、何回目かのパーティーで41歳バツイチ男性と出会った。その男性は40代には見えない若々しいオーラを放っており、お付き合いをしたが、3ヶ月も続かなかった。結婚したくて婚活パーティーで出会ったのに『結婚しなくても良い』と嘘をついてのお付き合いを開始してしまったからだ。と、当時を思い出して打っていたが、彼の性癖を受け入れられなかったのが決定的な別れの原因だということを思い出した。（10年前の記憶なんて曖昧だ）
それから、ナンパで出会った料理人と1年間くらいなんやかんあり（もう文字を打つのが疲れた笑）その後、30歳で出会った男性と付き合い、32歳で結婚するのだが、3年で離婚した。そして、離婚後に出会った現夫と再婚し、子どもが産まれた。

（元夫との離婚エピソードは濃過ぎるために別記事でシリーズ化したい）

長々と書いてきたが
子どもの頃から27歳でお母さんになると決めていたのに、12年ズレたわけは、
わたしが結婚に固執し過ぎたから。

相手のことを知ろうとせず、ただただ子どもを産むために結婚したい。それだけだった。

元夫との結婚のきっかけはわたしが、別れか結婚かを迫ったから。相手を知ろうとせず、ただただ結婚がしたくて脅迫まがいなことをして、結婚したから離婚した。
元夫との離婚理由は色々あるが「この人の子どもは産みたくない」と思ったから。（今思えば、この人の子どもを産みたいと思って、結婚したわけじゃなかったと思う.…）
一方、現夫とは「この人の子どもができたら最高！できなくても最高！」という状況で結婚を決めた。だから、最高のタイミングで息子が来てくれたのだと思う。


ということで

わたしの夢はお母さんになることで
子どもの頃に描いた人生設計から
12年ズレたが、
このズレがわたしにとって最高のタイミングだったと思う。
だって、最高の夫と最高の息子に出会えたのは、このタイミングだったのだから。

わたしの夢はお母さんになること。

お母さんになってみてどうなのか？
夢を叶えてみてどうなのか
ということも今後書いていきたい。