見出し画像

【読書】「夫婦二人とも一番手」のキャリアを築くためにその時々で必要なコト

おはようございます。規律です。
夫とは結婚して今年で12年目。
第一子が産まれたのが6年前。
特に子供が産まれてから夫との関係は変化の連続でした。

それらも含めて最近は強く
「人生を共に楽しむパートナーになっていきたい」と思っています。

もちろんいまだに消化できない過去の出来事もあります。
夫婦であれば当然。

ただ第二子が3歳のイヤイヤ期も落ち着き、
少し余力が出てきたのかもしれません。

「人生を共に楽しむ」ためにはお互いの仕事にも理解をもって 特にお互いのキャリアを応援しあいたいと思い「デュアルキャリア・カップル」の本を手に取りました。


カップルの3つの転換期

この本によるとお互いが仕事を持つカップルは、
退職するまでに3つの転換期を経験するとのこと。

第一転換期)

それぞれ独立した仕事と生活を手にした状態から、
お互いを頼る状態へのシフト。

きっかけは仕事上の大きなチャンスや、子供の誕生。

➡まさにここ数年通ってきた道。
我が家は私の方が期間限定で時短勤務を取得したり
仕事へのエンジンを緩めることで乗り切ってきました。
つまり私がキャリアを我慢して二番手に回っていたと自覚があります。

必要な家事育児のアウトソースもうまくできてなかったなぁ。
当時はそのことに対して何の違和感もなく
「ママの方が育児に伴いキャリアを緩めるのは当たり前。」と、
ハナから諦めてたように思います。

実はいまは仕事のギアを緩めずに進んでたらどんな世界に入ってたかなと、ちょっと後悔してます。

この本を読んでみて第一転換期で特に子育てに直面する夫婦の問題解決は必要な稼働をアウトソースしたり、すべてを完璧にこなすことをあきらめることでだいぶ解決するんじゃないかと思えました。

第二転換期)

世間の要求や期待に合わせることをやめ、キャリア、人生、二人の関係に本当に望むことは何か考える

➡ミドルエイジクライシスに陥った時お互いの関係性も変わる期間のことを言っているよう。
確かにありそうだし、まさに我々夫婦が直面し始めている壁だと思う。

お互い中間管理職となり、組織の中で頼られることに嬉しさも感じながら「本当に自分のやりたいことは何だろう」と自問自答している。

第二転換期は第一転換期よりも一般化するのが難しく、
個別の話がより大事になる気がしている。
だから体験談でのノウハウシェアが難しい

実際にこの本には第二転換期の解決方法が示されていたけど、
より個人の内面で何を考えているかをお互いが認識して応援する必要性が説かれていました。

【第二転換期 どう解決するか】
・お互いの個別化
・お互いが安全拠点となる関係を築き、二人がともに個性化できるようにする
・相手の人生の中で果たしている役割を見直す
・第一の転換期に確立したキャリアと家庭内の責任の分担を再び話し合う

デュアルキャリア・カップル P142

我が家は月に1回は二人だけのランチ時間を確保するようにしていて、
そこで取り留めもなく内面の話をすることがあります。

1回のランチで劇的に関係が改善することはないけど、
お互いが考えていることをゆるーくキャッチアップすることが良い夫婦関係にとって必要なことと確信できました。

第三転換期)

キャリアや親としての終わりが見えてきて自分のアイデンティティを再考するタイミニグ

➡そういうこともありそうだなと思いつつ、まだまだ未知の領域。

仕事や家庭での役割を喪失したときに、
次に進むお互いの背中を押せる関係性でありたいな。
解決方法の一つは「熱中できる共通の趣味を持つ」ことだそう。

夫との共通の趣味は「おいしいものを食べる」こと。
子どもが巣立ったら二人乗りのスポーツカーでも買って、週末にはドライブがてらおいしいものを食べる旅をしようと話してます。

二人の関係はゼロサムではなくポジティブサム

この本の中で頭を打たれたのがこちらのお話。

ゼロサム:全体の価値は変わらず、その占有率が変動する。つまり勝ち負けを意識する世界。
ポジティブサム:全体の価値が向上していくので、勝ち負けではなく第三の案を出し合ってともに利益を取ろうとする方法

最近予定の合わせ方がゼロサムの交換条件になっていたかもと反省...

「土曜日に子供を置いて友人と出かけたいから、
(仕方なく)平日はワンオペするね」のような 交換条件をよくします。

これだと心の中では「あーあ。我慢しなきゃ」という気持ちが生まれてる。 これって勝ち負けの世界だよなと。

ポジティブサムの世界は土曜日に一人でお出かけを楽しみながら、
平日も夫抜きの3人で思いきり楽しむ行動ができること。
うん、来週は平日夜どこかで保育園帰りに外食して帰ろう^^

「二人とも一番手」の役割でキャリアを築いていきたいと思っている人、
ぜひ読んでみてください。

この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?