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【アイドル沼こわい】リモートワークの孤独とたたかう日記5/13

リモートワークで通勤時間がないと、仕事以外で考え事をする時間がないまま過ごしてしまうことになると思い日記を書いている。

気付いたら日記の総数が30記事を超えていた。
仕事がある平日の休憩時間もしくは業後に書いている日記だが、日記を書いた日だけをカウントしても1ヵ月分以上リモートワークをしている状態なのか…と感慨深い気持ちになってしまった。

アイドル沼こわい

私は一生懸命何かに取り組む人を応援するのが好きだ。
キラキラ輝きながら一生懸命歌ったり踊ったりするアイドルが好きなのも必然なのかもしれない。

昔から、頑張るアイドルを応援するのが好きだ。
何かに一心に取り組むアイドルの姿を見ていると、たとえそれがバックボーンをよく知らないアイドルだとしても、涙が出そうになるほどだ。

最近はNizi Projectというアイドル勝ち抜き戦?プロジェクトの特集がスッキリで放送されているのを見た。
アイドルを目指して練習に明け暮れる女の子たちの姿が尊くて泣いた。

とはいえ本気でアイドルを推すにはそれ相応の覚悟がいる。
覚悟というのは主にお金と時間だ。
※私はアイドルに対して課金が発生した・もしくは会いに赴いた時点で、そのアイドルを「推した」と定義している。

際限なく推してしまうとその分幸せにはなれるが、身を滅ぼしかねないので、私は本気でお金をかけて推すアイドルはほんの一部に絞っている。

さらに言うと推す対象は、基本的に某男性アイドル事務所のグループに所属しているデビュー組と決めている。
私が彼らを推すのは(基本的に)卒業や引退がないから、ということに尽きる。

※多分「某男性アイドル事務所のグループに所属しているデビュー組」は星の数ほどいるアイドルの中でも最も推しやすい初心者ドルヲタ向けのアイドルだと思う。
この話は、ヲタクから見たアイドルのポジショニングマップ話のニーズがあるのならば、どこか別のところでしたい。

時期が来れば卒業してしまうアイドルは、失うときの喪失感がつらいので、たとえどんなに好きでも推す勇気が出ない。
アイドルが卒業発表をする際のファンの方々の悲痛な叫びを見ると、心中を察するだけでもつらく切ない気持ちになる。

特に卒業や引退は女性アイドルに多い印象がある。
卒業さえなければ推したいアイドルはいるのに…とアイドルの卒業問題に関しては思いを巡らせるものの、深く考えると悲しい気持ちになるので、たまに目の保養程度に拝ませてもらうくらいの感覚で楽しんでいた。

ただその考えが少々揺らいでいる。

この外出自粛期間の中で、さまざまなアーティストのライブ配信を見る機会があった。
その中で女性アイドルライブの配信も見たのだが、ものすごく尊くて良かった。(語彙力の低さはご容赦いただきたい。)

で、ムクムクと推したい気持ちが湧いてきてしまった。
もともと絶対に推すことはないと決めていたのに。

最初から別れると分かっていて付き合うカップルはいない。
なのに、いつか卒業すると分かっているアイドルを推したくなってしまうのはどうしてなのだろうか。
人間の不思議なサガだと、我ながら驚く。

この沼に入るか入らないか、まだ結論はついていない。
女性アイドルの卒業や引退という悲しみというハードルに打ち勝てるだけの魅力をプレゼンされたら、もしかしたら推してしまうのかもしれない…と思いながら、今はおそるおそる遠くから沼を眺めている。

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■余談

タイトルは古典落語、「まんじゅうこわい」から。
ふとこの落語の話を思い出して、今の私にとってのまんじゅうは「アイドル」かな…と思って書いてみた。

推したら推したで楽しい世界が待っているのは分かっているけれど、先まで考えてしまうとやっぱりつらいし、でも推したいし…っていう葛藤はしばらく続くのだと思う。


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