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「エッセンシャルオイル知識」~No.5~Graipfruit(グレープフルーツ)

boujour, Shiori.yです。
前回からしばらくの間はかんきつ系を連載形式にしてみよ~ってことで、
今回は食用としても親しまれ、夏はスポーツ用スプレーなどにも香料として使用されやすいグレープフルーツについて書いてみます。

いざいざ~(*'ω'*)

精油情報

【精油情報】
学名
└Citrus paradisi
科名
└ミカン科
産地
└アメリカ合衆国、イスラエル、南アフリカ
部位
└果皮
抽出法
└圧搾法(一部、水蒸気蒸留法)
主な作用
└抗不安作用、高揚作用、刺激作用(消化器、リンパ系)、消毒作用、神経強壮作用、鎮静作用、鎮痛作用、利尿作用
適用
└落ち込み、無気力、不安感、不眠、消化不良、食欲不振、冷え、浮腫、セルライト
禁忌・注意事項
└光感作(圧搾法の場合)
皮膚への強度
└普通
酸化の速さ
└早い(12~18か月)
香りのクオリティー
└トップノート。強度は軽く、軽い苦みを伴うフレッシュな甘さがある

デトックスやダイエットのためのトリートメントに人気があるグレープフルーツですが、精油を使用するだけではなく、自分で絞ったジュースを飲むまたは食べることを併用するとよいです。
体内の薬品や化学物質、ホルモン類を排除するために働く抑制酵素スペルミジン(組織に広く存在するポリアミン)を含み、細胞の健康的な成長のために必要な物質なのモノなので、アンチエジング作用があるといわれています★
ちなみに…、ダイエットにも効果的ですが、食欲増進作用もあるので、単に食欲を減退させるわけではないことは注意が必要です。

主成分


モノテルペン類:d-リモネン(~98%)
アルデヒド類(~2%):ノナナール、デカナール、オクタナール、シトロネラール
ケトン類:ヌートカトン(0.1%)
クマリン類:エスクレチン、ベルガプトール

d-リモネンがほとんどの成分であることがわかるかと思います。本成分は消化器系の働きを刺激活性し、中枢神経を鎮静させる効果があるといわれています。

ケトン類のヌートカトンが入っていることが、オレンジとの違いになります。

プチ情報としては水蒸気蒸留法で得られたグレープフルーツオイルは、圧搾法のものよりもアルデヒド類の含有率が高いです。(皮膚刺激が少し増すということ。)抽出方法によって成分が異なったり香りが異なったり…まったく同じ植物を使用していても異なる、精油ならではの奥深さだなぁ・・・(*'ω'*)と思います。笑

また精油からは離れますが、果肉に含まれるフラノクマリン類は、薬物代謝酵素のCYP3A4を阻害するため、抑圧剤や免疫抑制剤などのカルシウムチャンネル阻害薬を服用すると2~5倍も効率が良くなり、薬剤の効果を増強しすぎてしまうと言われています。(※精油を採取する果皮部分には含まれない成分です)

使用例

ダイエット~というか引き締めに効果的なボディトリートメント用オイルのブレンド内容を参考までに記載します★
お好みで調整してくださいね。

【ブレンド内容(参考)】
希釈剤(ホホバオイル)…20~30ml
グレープフルーツオイル…2滴(0.05ml×2滴)
ブラックペッパー…1滴(0.05ml)
※ブラックペッパーは皮膚刺激が強めなので、全体の1%以下で使用する

おためしあれ!
では~Au boir★(*'ω'*)

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