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「エッセンシャルオイル知識」~No.8~Lemon(レモン)

boujour, Shiori.yです。
かんきつ系を連載形式にしてみよ~ってことで、しばらく連載していましたが一旦今回で最後!
かんきつ系の締めくくりに、親しみのあるレモン君に登場してもらいます。

イメージしただけで唾液が出ちゃう人もいますかね?笑
食用と同じような効果が精油でもあるんですよ~。知っている対象の豆知識となれば頭に入りやすい…かも。

ではいざご登場~(*'ω'*)

精油情報

【精油情報】
学名
└Citrus limonum
科名
└ミカン科
産地
└インド、イタリア、イスラエル、アルゼンチン、アメリカ合衆国
部位
└果皮
抽出法
└圧搾法、水蒸気蒸留法
主な作用
└肝臓刺激作用、強壮作用、抗ウイルス作用、抗炎症作用、抗菌作用、殺菌消毒作用、収れん作用、循環促進作用、消化促進作用、食欲増進作用、鎮痙作用、鎮静作用
適用
└消化不良、浮腫、静脈瘤、セリュライト、しもやけ、いぼ、ヘルペス、デトックス、ストレス、関節炎、集中力を高める、早期疲労回復、病後の回復期、オイリースキンのケア
禁忌・注意事項
└光感作(圧搾法の場合)
皮膚への強度
└普通
酸化の速さ
└早い(12~18か月)
香りのクオリティー
└トップノート。親しみやすくフレッシュで軽く苦みがありシャープ

いつかイタリアのアマルフィにいって現地でレモンまみれになってみたいな。。。笑
レモンは南インド(アッサム地方)が原産と考えられており、小ぶりの常緑樹(常に緑葉をつける樹木のこと)で、世界中で料理と薬用、香料用として親しまれているのがレモン君。
1世紀頃に、インドから南イタリアに伝わって、7世紀ごろにはペルシア、エジプトに使用が広がったといわれています。
イスラム世界ではまず庭園の装飾用としてレモンの木が植えられたそうです。12世紀にはエジプト、アイユーブ朝の創始者サラディンの主治医であるイブン・ジャミがレモンについての論文を記述し、その後地中海地方でよく使われるようになった、と言われています。
歴史が古ーい植物なんですね!!(*'ω'*)★

主成分

モノテルペン類:
d‐リモネン(70%)、β-ピネン(15%)、γ-テルピネン(10%)、パラメシン、α・βフェランドレン、テルピノレン
セスキテルペン類:
β-ビザボレン(~4%)
アルデヒド類(~3%):
ゲラ二アール、ネラール、オクタナール、ノナナール
クマリン類(~1.5%):
ベルガプテン、ベルガプトール、ベルガモチン、シトロプテン

やっぱり柑橘系なので、d-リモネンが多く含まれています。グレープフルーツも70%ほど含まれている、なんてお話をしましたね…♪

適用面に捕捉していくと、
アーユルヴェーダやヒンドゥー教の儀式ではレモン君は重要な役割があり、東南アジアでは消毒のためと毒消しとして使われてきたらしいです。
有機栽培されたレモンオイルにはレモン果汁と同じくデトックス効果が高く、定期的な体内の浄化に良いんです。(※有機栽培じゃないとだめですよ!日本では内用は特に奨められてはいません)
また、循環促進しリンパ排出を促すので、リンパドレナージュ・マッサージ用のブレンドオイルに加えると効果的です。さっぱり、すっきりします!
リフレッシュさせる作用が際立っており、ディフューザーでレモンを加えたブレンドを使用すると、頭をクリアに集中力を高めます。

使用例

【風邪予防】
→エッセンシャルオイル:レモン、タイム、パイン、ユーカリ等とブレンド

【ストレスレスサポート】
→レモンオイルを希釈(1%~3%)し、太陽神経叢(みぞおち)に塗布
※希釈剤は、100%アロエジェルがおすすめです

試してみてくださいね~

次回以降は、フローラルノート系のエッセンシャルオイルをご紹介していこうかな。春ですしね笑 桜も今週末が満開!週明けに入学式の方も多いのかな★

ではでは素敵な週末を。
Au boir★(*'ω'*)

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