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やりたいと思っていたメンタリングが急に始まって焦る

IT業界で働くワーママです。社歴15年くらいで現場のリーダーをしています。最近メンタリングというコーチングに似たスキルを学び始めましたが、来期の業務役割が発表されて不本意だったメンバーから相談があり、メンタリングを実践することになってしまい動揺しています。落ち着くために自分の気持ちの揺れを書いてみます。


メンバーからの相談

出来事

その日の朝に、来年度(来週)から異動に伴うメンバー変更から、業務役割が変更されるので、”暫定”と言いつつほぼ確定の業務役割の分担について発表がありました。

入社1〜2年目にメンバーが多いので、数ヶ月違いで先輩・後輩が発生しています。数ヶ月の違いでも今の実力として追い抜く人・追い抜かれる人がいます。

その追い抜かれた方のメンバーに別件で電話して、要件の終わったときにいいいですかと切り出され、「なぜこの分担になったのか、順番だと私なのになぜ後輩なのか」と質問され、終いにはそのメンバーは泣き出してしまいました。

聞いたときの私の気持ち

動揺していました。今振り返ってみると、自分の感情はこういう割合だったと思います。
・この電話でその話なの!?(驚き):1
・どういう言葉をかければいいものか(戸惑い):2
・ここで適切な言葉をかけなければ(責任感):5
・悔しいよね(共感):2

相談してきたメンバーの普段の様子を見ていると、評価が上がらない原因を自力で克服するのはとても時間がかかりそうに見えていました。そこで1on1を提案して、4月から開催することになりました。

メンタリングを学び中

メンタリングとは

ざっくり、コーチングに、自分の経験からアドバイスをする行為を追加したものです。

学ぶきっかけ

以前、後輩メンバーの業務の中でうまくいかないことを相談してもらい、どう解消していくか一緒に考える時間を持っていました。当時の課長からの指示で、全員を対象にして、リーダークラスの人は話を聞く側となり、私は話を聞く側でした。

その業務が楽しかったのです。

そして、Mentor Forという会社のメンタリング入門のような講座を見つけて、もう少し極めたいと思い、受講し始めたところです。

さて、どうやって向き合ってみるか

入門講座は今月から受講して、月1回の講座なので、再来年くらいに管理職になったら活かそ〜くらいにのんびり構えていたら、急に来週から始まるということで、焦っています。

この焦りはなんなのか?

学びながらアウトプットできるので、良い機会なはずなのに、「焦り」を感じています。

自分を内観してみると、相談してきたメンバーにとって”いい時間”にしなければと自分を追い込んでいます。相手のことを思っていそうで、自分に意識が向いているのです。だから「焦り」として感じているんだと理解しました。

じわじわきく

1on1をすると決まってから、四六時中何を伝えようかと考えてしまっています(こめかみあたりの筋肉が緊張している)。気持ちが前のめりすぎなので、メンティにとって”いい時間”とは何なのかを一緒に決めるところに意識を持っていこうと思います。

それに、変に相談してきたメンバーに「共感」してしまっているので、自分の感情と区別できるようにしたいです。出世が遅い私は、自分もそうだった・・と感情移入し過ぎているように感じています。メンタリングスキルとしての共感はしても、感情を引っ張られ過ぎないように自分をケアする時間も作りたいと思います。(ここが私には一番難しいかも)

そして学び始めたメンタリング講座で気づいたことの1つに、メンターが伝えたことはその場でメンティが咀嚼できていないことが多い、ということ。なので、メンター側には手応えがないと思った方がいいことを思い出しました。じわじわ効いて、今年中か、5年後かに伝えたことが伝わってくれたらいいくらいの気持ちで向き合いたいと思います。

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