クランクアップにはまだ早い

「自分はこれだけ怠惰な人間なんです」みたいな導入を書き進めていることに気が付いて、すぐに全消去した。
 いやまぁ、事実ではあると思う。少なくとも僕の自己評価はそんな感じ。けれど、死にまでにやりたいことを書き連ねる時くらいは、文章だけでも楽しそうにするべきだと思った。自傷行為みたいなnoteばかり書いてきたので、傷だらけの手首に派手なリストバンドでも身に付けるつもりで。
 変なことを考えているのだなと、どうか面白おかしく読んでほしい。夢や希望は、下手なフィクションよりもコメディしているから。
 あ、概要を一切話していなかったけれど、これから僕は「死ぬまでにやりたい100のこと」という名の欲望をひたすら書き連ねていく。100個目が何になるのかは、今この文章を打っている僕にも分からない。

1.ネイルをする

 とりあえずスマホのメモ帳に羅列しようと思って、自分の指というか爪が目に留まったので一番目がこれ。本当に思い付きで始めている。
 やりたいなぁとは常々思っていたけれど、ネイルができない環境だったり単純に気力がなかったりして、気が付けば結構時間が経った気がする。今はネイルOKの仕事をしているので、あとは本当にやる気を出すだけ。

2.ピアスを開ける

 厳密には以前開けていたのだけれど、諸事情重なって閉じちゃったので、再挑戦的なニュアンスで。
 ただ、ファーストピアスを尊敬する先輩に開けて貰った贅沢な奴なので、自分で開け直すのもなんか嫌だなぁとか我儘なことを考えている。できれば誰かに開けてほしい。正直怖いし。

3.ウルフヘアにする

 これも以前やっていた髪型ではある。しかも二回。そして諸事情でやめたのもピアスと同じ。事情自体は少し違うけれど。
 似合う似合わないは別で、単純に僕が好きな髪形なのでまたしたい。いやしたいというか、時間が経てば自然と近づいていくものなので、やりたいという話でもない気がする。

4.ラウンド型眼鏡を買う

 いわゆる丸眼鏡。骨格的に僕にはあまり似合わない。でも可愛らしいので欲しいなと思っている。ついでに言えば色付きとか気になるけど、日常的に眼鏡が必要な人種なので、絶対やめた方がいいことは流石に分かる。
 ……連想ゲーム的な発想でリストアップしているので、似通った面白みのない内容が続いてしまう。まぁ、急に突拍子もない話が来ても変か。

5.海を見に行く

 突拍子もない話になっちゃった。でも思いついた順に書いていくつもりなので気にしない。気が向けば関連した内容順に並べ直すかもしれない。
 海。地元が港町だったから見飽きた景色だし、最近も歩いて見に行った。東京湾の港を。東京にあるのか分からないけど、次は砂浜のあるような海岸を訪れてぼんやりと眺めたいなと思う。
 海は不思議なもので、その日の精神状態によって死にたくなったり生きたくなったりする。誰かと見に行った時は後者になりやすい。ので、できれば誰かと行きたい。そこで一緒に死んでくれるような誰かと。

6.心中に誘われる

 6個目の内容じゃない。あとこれに関しては「死ぬまでにやりたいこと」じゃなくて「理想の死に方」だと思う。でも思いついたから書く。
 勿論相手は誰でもいい訳じゃなくて、一緒に死にたいなと思える相手である必要がある。現状そんな相手はいないし、だからと言って一人で死ぬ気もない。単純な癖として、僕は誰かに首を絞められたいから。

7.テーマパークに行く

 人生を振り返ると、あまりそういった場所で遊んだ記憶がない。中学校の修学旅行でUSJに行ったくらいか。残念ながらあまりいい思い出でもない。
 ディズニーオタクにランドだかシーだかを案内されて楽しみたい。USJももう一回ちゃんと楽しみたい。テーマパークって他に何がある?

8.京都旅行

 USJの次の日に行った。土砂降りだった。
 単純に京都の街並みが好きというか、和な雰囲気ではしゃげる外国人観光客みたいな日本人なので、一週間くらいかけてゆっくり観光したい。
 というか旅行したい。北海道とか沖縄とか。でも言い始めたらキリがないので、とりあえず京都旅行に絞っておこうと思う。天気予報はちゃんと見てから計画を立てよう。

9.海外旅行

 海外なので別カウント。ずるい。
 そもそも僕は日本国内から出たことがない。看板やメニューが日本語じゃない街ってどんな感じなのだろう。外国語がなにもできない僕はどれくらい生活できるのだろう。国にもよるんだろうな。
「銃を撃つ文章描写が上手くなりたいな」みたいな欲があるので、射撃体験ができる国だと嬉しい。でも銃社会は怖い。

10.旅館に泊まる

 昔泊まった温泉旅館がとてもよかった。
 旅行の延長線みたいな雰囲気があるけれど、個人的には2泊3日くらいで何もせずごろごろするとか、旅館近くの温泉街ぶらつく感じが好き。
 夕方ぐらいの「まだこんな時間か」という感覚と、夜の「今日はまだまだこれから」みたいな感覚に一生浸っておきたい。断じてニートではない。

11.レイトショーを観る

 別に、何ら特別なことではないんだろうなと思う。日中上映している映画と内容は一切変わらないし、室内だから陽の高さも関係ない。
 ただ、ほぼ貸切状態というか、できれば完全な貸切状態になった無人の劇場で映画を見てみたくはある。映画に対する没入感も深まるだろうし、余韻にも浸りやすいだろうから。
 ある楽曲の影響で興味を持った経緯があるが、それはまた別の話。

12.本を読む

 買ったきり手を付けていない本、数えてないけど滅茶苦茶ある。読みたいけど買っていない本も沢山ある。小説も漫画も、雑誌的なものも。
 本棚を置くスペースが無くて、本を収納に仕舞っているのが原因の一つ。でも以前の住居には本棚を置いていたので、本当にただ読んでないだけ。
 いざ本を手に取れば直ぐに一冊読み切れてしまうので、一ページ目を開く些細な力だけで解決することではある。読め。

13.掃除をする

 自分の部屋は全然掃除しないくせに、知人宅にお邪魔した時に掃除したり学校の掃除時間に張り切ったりする人間。それが僕。
 食事みたいな「やらないと死ぬ」系以外の日常生活はサボりがち。僕は、習慣付けるという行為が苦手らしい。

14.なんかいろんな手続き

 公共料金の支払い方法変えたいなとか、登録情報変更したいなとか、そういう面倒なやつ。やった方が後々の手間が減るけど、そのための手間が億劫になって結果的に損してる。生きるのって難しい。

15.アーカイブ視聴

 主に神椿の生放送とかラジオとか。義務感を覚え始めたら終わりなので気が向いたときに見るようにしていると、結果アーカイブが増えていくか期限切れしていく。タイムラインで知らないネタが流れてくると辛い。
 作業のお供とかにしている人も多いと思うけれど、僕の作業が基本的に他の言語情報が入ってくると困るものなので、困る。本当に困っている。

16.叙々苑を食べる

 無論、人の金で。あと、ここからしばらく食事関係の話題。
 高い食事=叙々苑みたいなイメージがある。専門時代の知人に冗談半分でねだっていたが、いつもじゃんけんに負けて回転寿司を奢っていた。叙々苑の金を出させるなら間違いなくそいつだと思う。もう久しく連絡を取っていないけど。

17.コース料理を食べる

 イメージはフレンチ。言うまでもなく高いやつ。
 基本的に食事は空腹が満たせれば十分というタイプなので、一度くらい美味しくて優雅な食事というのをしてみたい。本当に優雅なのだろうか。

18.自炊する

 習慣化はしないだろうなという前提。
 手の込んだもの……が具体的にどういう料理を指すのかはともかく、手の込んだ料理をちゃんと作って食べたい。何品か作ったりアレンジしたり。
 買い出しと後片付けさえ誰かに丸投げできるのなら、割と楽しんでやれそうだなとか思っている。そんな都合がいい環境は存在しない。

19.イギリス料理を食べる

 フィッシュアンドチップスは除く。
 申し訳ないけど不味いという偏見しかないので、逆に興味が湧いている。
 好き嫌いはあれど、単純に不味い料理というものに遭遇したことがない気がする。日本だからなのだろうか。一応は同じ島国なのに。
 観光としても行ってみたい国ではあるから、是非一度口にしてみたい。

20.はしご酒

 あまり外で飲まない+はしごできるほど酒強くない=やったことない。
 着実に出来上がっていく感じとか、どこかで螺子が外れて吹っ飛んだ行動をする感じとか、体験してみたい。多分一回で満足する。もしくは後悔するとも。

21.二日酔い

 なったことがない。吐いたこともない。子供の頃周囲にいた大人の酒癖が悪かったからだと思う。とにかく反面教師が多かったし、アルコールに対する警戒心みたいなものが強い。
 なんというか、これも創作のネタになるかなぁという思惑。嘔吐の描写をリアルにしたいなと思うタイミングが結構多い。何故。

22.スマホを買い替える

 6年以上使っている化石ことiPhone7。一瞬でバッテリー無くなるし画面の一部は表示されていない。何より配布されるような壁紙と比率が合わない。
 最近は風景なんかの写真も撮るようになって、カメラの性能を上げたいなという気持ちもある。そういえばレンズも傷ついてた。ボロボロすぎる。
 どこでどう買うのが金額的に正解なのか教えてほしい。

23.iPad導入

 スマホを買い替えて画面が大きくなるなら別にいいのかなとか考えつつも、ベッドに寝転がって動画とか映画とかみたい欲がある。
「買った日から日割り換算できるから、早く買った方がお得」みたいな言葉を思い出しながら、ライブに何回も行けそうな金額の製品を眺めている。

24.ヘッドホンを買い替える

 買いたいデバイスが多い。でもヘッドホンに関しては、正直そこそこいいものを使っているので、優先度自体は低い。
 ただ同メーカーでもっと性能の良い製品とか、それこそハイエンドモデルなんかもあるので、そういうので音楽を聴いてみたいと常々思っている。あと高いヘッドホン買ったら作曲しなきゃってなりそう。初心者ギタリストに高いギター勧めるのと似た理論。

25.移動手段そのものを楽しむ

 目的地に移動するための手段じゃなくて、移動する行為そのものを楽しむために乗り物に乗る感じ。飛行機だとか新幹線だとか。
 個人的には豪華客船みたいなものに乗りたい。漁船とか連絡船は車以上に乗ってきたと思うので、とにかく大きくて航行距離が長いやつ。
 周囲に陸や人工物が一切見えない、大海原というものを見てみたい。

26.メイド喫茶に行く

 男装コンカフェには言ったことがある。引くほど楽しかった。
 ただメイドに関しては、いわゆるクラシックなロングスカートのメイド服しか認めない原理主義的な部分がある関係で、あまり興味がなかった。どうやら普通にクラシカルなお店もあるようなので、通い慣れた常連とかに連れて行ってほしい。

27.ちゃんと東京を巡る

 昔から地理が苦手なタイプで、駅名や細かい地名を言われても分からないことが多かった。上京してきてもそれは同様で、特に自分が使わない駅名(と路線名)は、言われても全然理解できない。
 最近は代々木の位置をようやく知った。最悪新宿駅から体育館まで歩いて行ける距離らしい。

28.脱毛する

 なんでこのタイミングで思いついたんだろう。
 首から下というか鼻から下は全部いらない。ツルツルテカテカでいい。
 コンプレックスとは言わないまでも、夏でも露出が嫌いな理由の一つなので全身脱毛したい。最近は割と安いらしいし。噂程度の情報。

29.化粧をする

 覚えはしなくていい。お金と時間がかかるしそもそもお絵かきが下手。誰かに何回かやってもらうくらいが理想。
 例によって創作のネタになるかなぁという考えが半分。綺麗になった自分が見たいなぁという気持ちがもう半分。

30.中性的な感じになる

 漠然。なぜなら自分でもよく分かっていないから。
 生物学的には雄だし性自認も男性で特に違和感は覚えないけれど、男性的でない自分というか中性的な人間であることが一番ナチュラルに感じるので、とりあえずそういう感じ。コスプレみたいなノリで女性用の服を着たことはあるから、次はちゃんとお洒落したい。

31.知らない人とカフェとか行く

 街中で他人に声をかけて仲良くなって食事とかするやつ。よくよく考えなくてもナンパだと思う。僕がやったら通報されそう。
 そのまま交流が続くのもいいし、そこで解散でもそれはそれで面白い気がする。究極の一期一会。あわよくば向こうから声をかけてくれないかなという考えは、我ながら流石に他人任せな発想。

32.観測者と会う

 仕事関係で知り合った人が、実は観測者だったみたいな展開がほしい。今のところ現実世界で観測者と出会ったことがない。
 ただ、じゃあリアルで会った人に自分のアカウントを教えられるかというと、かなり抵抗がある。現実は「あ、観測者なんですね」で終わりそう。

33.フォロワーと会う

 そもそもネットの人とリアルで会ったことがない。ネットの住人としてはそこそこ生きているはずなのに。コミュニティに参加する事がこれまで全然なかったからだろう。
 フォロワーと会ったら絶対楽しいし感動するだろうなと思う。フォロワーがハグとかしていたらしいので、勝手に楽しみしている。

34.人とカラオケに行く

 更に言えば人の歌が聞きたい。できれば神椿界隈の歌。
 ここ一年ぐらいはヒトカラしかしていない気がする。上手い下手とかは正直どうでもいいので、他人が楽しそうに感情爆発させてるのが見たい。もしくは歌いながら泣いてほしい。僕も泣くから。

35.歌が上手くなる

 カラオケが上手いというより、歌が上手い感じ。多分伝わる人には伝わるニュアンスだと思う。もちろんカラオケも上手くなりたいけど。
 ボイトレってかなり効果があるんだろうなと色々な情報から感じる。動画とか見ても継続しないので、お金払って対面して直接教えてほしい。きっと今以上に、歌うのが好きになれる気がする。

36.コミケ参加

 まずはお客さんとして。「新刊一部ください」って言いたい。
 そして後々はサークル側にまわりたい。サークル主は気が重いから寄稿とかメンバーの一人くらいがいい。以前参加した文芸のフリマとは規模が全然違うだろうから、いい刺激になるだろうなと思う。1000部くらい刷って全部持って帰ろう。

37.自分の小説に絵を描いてもらう

 表紙絵とか中絵とかそういうやつ。個人的にはやっぱり表紙絵。
 絵も描ける作家の先輩も「第三者から見た自分の世界が、その人の価値観と解釈で絵になる感じがいい(超要約)」と言っていたので、価値は高いと思うしかなり憧れる。……絵を描いてもらうに値する小説を書く必要があるのは言うまでもなく。
 余談ながら、合同誌の表紙なら知人の人脈で書いてもらったことがある。普通に滅茶苦茶嬉しかったので、その時の感覚をもう一度求めている。

38.外で小説を書く

 カフェとか図書館みたいなニュアンスじゃなくて、本当の意味の外。
 実際は充電の兼ね合いがあったり画面が見づらかったりするんだろうなとは思いながら、やっぱり一度くらいやってみたい。
 自然公園とかがいい。近場で一番現実的なのは新宿御苑。東屋で言の葉の庭ごっこができる。

39.ギターを始める

 正確には再開する。中学生の頃に教室みたいな場所で一瞬習っていたものの、進学のタイミングでなぜか辞めてしまった愚かな僕を殴りたい。
 アコギも実家に置いてきたので、まずは新しく買うところから。ただ家は隣人トラブル必須なので、演奏できる環境を整えるところからになる。

40.作曲の勉強をする

 DAWで十秒未満の音の並びを打ちこんだことを作曲と呼んでいいのなら、作曲自体はしたことがある。ただ音楽の知識はほぼ皆無(ギター習ってた時にコードの概念を知ったけど、理屈は分かってない)なので、勉強した方がいいんだろうなとか思ってる。
 でも感覚でやりたいことを手探るのも結構楽しい。当面の目標は、DLしたきり放置してしまっている可不ちゃんに歌ってもらうこと。声が聴きたい。

41.路上ライブを聴く

 基本通り過ぎちゃうし、立ち止まっても長くて数分程度。目の前をそのまま歩き去っていくたびに、自分が汚くなっていく感じがして嫌だった。
 時間があるときに路上ライブを探して、できれば開始から終了まで聴いてみたい。お金はお札を出す。でも更に欲深いことを言うならば、「ビッグになりたいんです!」っていう雰囲気より「歌うのが好きなんです!」を前面に出してほしい。つまりは楽しそうに歌っていてほしい。

42.演劇を見て演じる

 実はどちらも経験がある。大きい舞台みたいな規模感じゃなくて、小さなイベント事みたいな感じだったけど。
 小説や音楽以外に触れたことのある表現で、更に言えば小説を書き始めたきっかけの一つが学生時代の劇の台本でもあるので、割と思い入れがある。
 ただ役者としての能力がある感じはしない。活舌が悪い。

43.第二言語習得

 第一言語を習熟できているかも怪しい。でも学びたい。
 需要とか利便性で考えれば間違いなく英語一択なのだろうけれど、中国語とか韓国語とかも割と身近にあるのかなと最近思う。
 言語学的に文法とか単語の成り立ちみたいなものを知るのが好きなので、そういう感じで学びたい。でも独学じゃやる気配が一ミリもない。

44.オーケストラ鑑賞

 すごくすごく単純な好奇心。実際に目の前で演奏されるオーケストラってどういう感じなのだろう。音の感じとか会場の雰囲気とか、終わった後の余韻とか。客層とかも。
 あと、「オーケストラ鑑賞が趣味です」というお洒落なことが言えるようになる。経験しただけなのでとんでもない大嘘ではある。

45.実卓麻雀を打つ

 ゲームでしか打ったことがない。麻雀牌の感触とか音とかが良いんだろうなと想像している。というか牌自体は触ったことある。なんか冷たかった。
 点数計算ができる人と単純に上手い人と僕と同じぐらいの経験値の人と囲みたい。年末年始みたいな雰囲気でお酒とか飲みながら。誰かの配信とかも流しながら。

46.和服を着る。

 年末年始で思い出した。記憶が確かなら、浴衣以外は人生で一度も着たことがない。浴衣も二回くらいしかない。
 浴衣の着方は分かる。何故か男女ともに。和服も多少知識はある。何故か男女ともに。現状僕の人生で役に立っていない知識の一つ。
 一時期将来は和服を私服にしたいなぁとか考えていたので、その時の名残だと思う。一着くらいは持っておいて、和洋折衷のお洒落コーデをしたい。

47.人形をお迎えする

 球体関節人形。詳細はスーパードルフィーで調べてほしい。
 これも一時期欲しがっていた時期の名残り。球体関節人形というか、人型の無機物に癖を壊されている自覚がある。(同位体のFA増えて)
 値段的に即決はできないことと、今の自分に管理能力がない気がしていて気が引けている。でも上京してショップに足を運べる環境にもなったので、まずは行動からだろう。(同位体の球体関節FA増えて)

48.サバゲーデビュー

 興味あるけど金銭的に気が引けていることその2。
 FPSゲームから好きになり、動画でサバゲ―に興味を持ち、ミリオタな知人がいた影響で意欲はかなり高くなっている。ただ金はない。
 貸出とかもあるようだし、初期費用を抑えようと思えば抑えられるのだろうけれど、形から入りたいじゃんというオタク心も捨てられない。
 あと一人で行くのが怖い。他力本願の塊で申し訳ないが、新兵を優しく訓練してくれる熟練兵に連れて行ってほしい。

49.シーシャ吸う

 理科室のガスバーナーとフラスコを合体させたようなアレ。突然現れて妙に浸透した気がするアレ。
 甘いフレーバーを楽しむ感じとか、時間をかけてゆっくり吸う嗜み方が、完全に僕のお酒の好みと飲み方に似ている。多分絶対ハマる。
 経験者に教えられて楽しむか、未経験者と初体験を共有したい。いずれにせよ一人で行くのはやっぱり怖い。サキュバスいるらしいし。

50.職質を受ける

 折り返しがこれ? まぁいいか。
 全身黒い服しか着ていないことを除けば、特別怪しい姿形をしていない人間なので、多分お世話になることはない。でも受けたい。経験として。
 迷惑だろうけれど、「因みになんで声掛けたんですか?」って聞きたい。なんて答えられるんだろう。

51.車道の真ん中を歩く

 合計6車線くらいの直線道路が望ましい。完全に好きな漫画の影響。
 自分ができそうな範囲の悪いことで、自分が体験できそうな範囲で一番独特な解放感と高揚感な気がする。もちろん想像の域は出ない。でも漫画の主人公たちがとても輝いて見えたので、僕も夜の新宿あたりでやりたい。

52.線路を歩く

 全然廃線とかでいい。でも可能ならアポカリプスな世界でやりたい。
 見たことのないスタンドバイミーに多少なり影響を受けている気がする。そうでなくても、線路を歩く描写がある作品は結構多いか。
 線路なんてどう見ても歩きづらそうだけれど、果てしなく続く似たような道を歩み続けるのは、世界の広さを知れそう。

53.とんでもないGを体験する

 重力のG、グラビティ―のG。……正確には加速度らしい。……文系だし。
 ジェットコースターに乗ったことがない。でもそういう次元じゃなくて、戦闘機とかそういうレベルのとんでもないGを体験したい。
 気絶なのか嘔吐なのか、はたまた別の症状なのか。戦闘機は流石に現実的じゃないので、とりあえずジェットコースターに乗ろうと思う。絶叫マシンを楽しめるタイプだといいなと、他人事のように祈ってみる。

54.自分の金でタクシーに乗る

 人の金で乗ったことは数度ある。親とか先輩とか。
 kmいくらなのか全然検討がつかないからこそ、高いという印象しかない。実際移動距離に対する料金は電車の比じゃないんだと思う。
「とりあえず適当に走らせてください」って言って、予算ギリギリまで適当な道を走ってほしい。視線を車窓とメーターに往復させながら遊ぶ。

55.スマホを持たずに丸一日外出する

 徒歩で海を見に行った時にできなかったこと。やれなかったこと。
 昔は電子機器を持たずに生活していたはずなのに、今は無ければ不便どころか不安にすら感じてしまう。デジタルデトックスが必要だろう。
 裸の現金だけ持って、遠い地域までふらっと遊びにいく。簡単に観光して適当な宿に泊まって、満足したら新幹線で帰る。一日じゃなかった。

56.個人経営の小さい飲食店に入る

 営業中の札がぶら下がっていても、民家みたいな場所だとなかなか入る勇気が出ない。家の近所にある中華屋がまさにそう。
 ある程度大きくて客の多い個人経営のお店は、今のところ当たりしか出会ったことが無いので、期待値は結構大きい。家庭の味的なやつ。

57.二郎系ラーメンを食べる

 頭の悪い食事というイメージ。というか偏見。実際とんでもないカロリーだから間違ってはいないと思う。
 注文時によく分からない呪文を言うらしいという情報があるせいで、僕の中ではスタバと同じグループに属している。

58.虫食

 昆虫以外もあるだろうから虫食。でも蜘蛛は流石に嫌かもしれない。
 種類や調理法によっては意外とおいしいと聞く。食感は悪いらしい。食事として売られているのだからそもそも食べられないわけがない。気になる。
 噂では酒に合う感じらしいので、酒バフも借りて食べてみたい。

59.猫カフェに行く

 猫派。ねこはいます。
 猫に囲まれてニコニコしたさもあるし、全然寄り付かれなくて遠めにドリンク飲みながら眺めたさもある。猫は自由。ねこはいます。
 システムを知らないけれど、帰る頃には毛だらけになっていそう。

60.プラネタリウムを見る

 年齢一桁の頃に一度行ったような記憶。ほとんど覚えていない。
 写真ないしは動画の、要は人工的な星空を見上げることになるのだろうけれど、絶対綺麗だと思う。星座の解説を聞くのも楽しそう。それで牡羊座は無理があるだろって笑いたい。誰かと。

61.水族館巡り

 自称水族館好き。でも行ったことのある水族館はせいぜい三か所くらい。
 種類こそ違うものの、魚という概念は割と見飽きた節があるから、海月やペンギンが目当て。あと魚類だけどサメも。可愛い。
 海自体が好きなんだから、じゃあ海の生物も好きになるよねという感じ。平日のほぼ無人みたいな水族館をゆっくり見て回りたい。

62.博物館巡り

 小学生みたいな精神なので、化石標本とか実寸大模型とかに興奮する。
 文化的に価値のある文書や美術品の類も大好き。歴史のある物品は人類史の輝きと美しさが詰まっている。男の子なので日本刀とか見たい。

63.美術館巡り

 美術は分からない。解説読んでも多分理解できない。でも美術の始まりはみんなそうみたいな話をよく聞くから、とりあえずで見に行きたいと思う。
 後ろ手に手を組んで頷きながらゆっくり巡る。何も分からないからこそ。

64.耳かき専門店に行く

 十代前半のころからASMRにハマってしまった民。もちろん耳かき自体もも好きで、秋葉原で見かけたときは入口まで行った。待ち時間が一時間くらいだったので諦めた。
 個人的には癒しコンテンツにおける王様的存在だと思っているので、是非とも体験したい。待ちたくはない。

65.高級寝具で寝る

 頭が悪いのでとにかく大きくて天蓋が付いていれば高そうに思える。
 実際は材質とか柔らかさとか体に合う合わないとか色々あるだろうし、高級ってどこからっていう話でもある。やっぱり頭が悪いので100万の寝具とか言ってみる。
 なんだかんだ安くて慣れてるベッドの方が寝やすいんだろうな。でも高級寝具で寝てるという実感にも埋もれたい。羽毛布団だけに。

66.24時間寝る

 最長でも15時間くらいだと思う。
「なんか日付おかしくない?」って素で思いたい。変な倦怠感と空腹感で現実を突きつけられたい。そして妙な満足感と焦燥感を抱きたい。多分焦燥感がとんでもない。

67.B★RS THEGAME のリメイク

 今はもう存在しない会社が、かつてPSPで出したB★RSのゲーム。つまりどう足掻いても実現しない文字通りの「やりたいこと」。あるいは願望。
 定期的に新規コンテンツが発表される人気IPだし、少し前のアニメとか今サービス中のソシャゲと似たような世界観のゲームだったけれど、あの世界とあのキャラクター達にかなり思い入れがあるので、リマスターやリメイクが絶対に出ないという事実は本当に残念。でも願望だけは抱き続ける。

68.二次創作

 なぜコミケのあたりで思いつかなかった。
 なんだかんだ一度も創ったことがない。世界観やキャラクターが既にあるから、自分の中で解釈不一致みたいなことが起きて断念する。要するに作品理解度が足りないだけでは? とか思って病んで辞める。
 でもやりたい。OEとか楽しそうだったし。

69.人を殺める

 物騒だけど気持ちに嘘はつけない。
 刺すのか締めるのか突き落とすのか、いずれにせよ命を奪う感触なるものを知りたい。その後の思考回路も。逆に晴れやかな気持ちになったりするのだろうか。
 法を破る度胸もないし倫理を捨てることもできないので、やるとしたら本人に頼まれてやりたい。感謝されながら首に手を伸ばしたい。

70.人を救う

 これは物理的にどうこうではなく、創作や表現を通しての話。
 救いの定義は人それぞれだろうけれど、だからこそ誰かに「救われた」と言ってほしいし、思ってほしい。誰かが救われてほしい。誰かを救いたい。
 ただ同時に、創作で人を傷つけたいという意識もあるので、我ながら軸が分かりずらいなと思う。

71.逃避行を失敗する

 失敗することが大事。逃げ切って潜伏してなんて結末は要らない。
 そして相方がいることも大事。一番大事。道中悪いこともして、もう引き返せなくなって、芽生えた後悔から目を反らすために、一緒に逃げる大切な人の手を握る。そして追い詰められてここまでかって諦めて、綺麗な景色を背景に、それよりも綺麗な笑顔で言われる。「殺して」なんて。

72.恋をする

 憧憬と信仰と恋慕の違いを教えてほしい。恋って、なんですか?

73.人間以外と会話する

 宇宙人、幽霊、アンドロイド、その他それっぽいもの。簡単に言えば知性ある人外。幽霊は半分人間みたいな存在でもある。
 人型の無機物に心惑わされているように、人ならざる存在に心狂わされている人間なので、どうにか見つけ出して話をする。アンドロイドに関しては数年後にはSFのそれみたいな感じになると思うから、技術が進歩するまで生きていることが一番現実的。

74.雨の中傘を差さずに歩く

 自由とはそういうものだ。踊ればさらに自由だ。
 スマホを持たずに歩くのと同様、結局その後のことを考えてしまって憚られる内容。でも、俄雨に降られてずぶ濡れになった時が信じられないくらい楽しかったので、傘を差さずに故意に濡れていたい。
 地味な悩みとして、眼鏡だと視界が劣悪になる。

75.バンジージャンプを飛ぶ

 引き上げられている時が辛いと聞く。逆に言えば飛び降りるときは普通に楽しいということでは?
 高所恐怖症でも何でもないので、ニコニコで飛べる自信がある。実際現場に行ってどう感じるかは神のみぞ知る。

76.スカイダイビングをする

 バンジージャンプとほぼ同じ理由。「鳥になってこい」って言われたい。
 生身で感じる空は、遥かに高い場所を飛ぶ飛行機とは全く異なるものなのだろうなと思う。風圧とか気温とか。
 東京でも経験できる場所があるらしいので、大都会東京を見下ろしながら落ちたい。

77.ギャンブルする

 パチスロ・競馬・競艇。あとなんだろう、株も実質そうなのか?
 ゲーム内コンテンツのギャンブルが結構好きなので、リアルでもハマってしまうんじゃないかと心配ではある。でもパチ屋は入口で聞こえてくる騒音で具合が悪くなるので、多分向いていない。
 カジノみたいなところで、チップで遊ぶ雰囲気が理想。

78.お洒落なバーの常連になる

 初老の格好いいおじ様マスターか、ミステリアスな女性マスターと仲良くなりたい。お客さんと仲良くなるけど、バーでしか会わないような関係性も築いてみたい。夜のその人しか知らないみたいな。
 でもお酒があんまり飲めない。酔って終わりそう。

79.山手線一周

 なんかできるらしい。途中で車庫とかに行きそうなものだけれど。
 内回りと外回り両方に乗って、車窓からの景色や各駅の雰囲気を観察してみたい。「この時間はこのあたり混むんだ」とか。一日中する。
 一駅分の料金で問題ないはずなので、コスパのいい経験にはなる。

80.廃墟巡り

 博物館巡りと似た動機。歴史と、特にその衰退を見られるから。
 半世紀以上前の物が目の前にあるみたいな状況って、誰でも興奮するものじゃないだろうか。法に則った範囲内で、正しく楽しみたい。

81.配信的なこと

 大変なのは百も承知で、でも楽しそうだとも思う。
 スペース開くのも広義には配信に含まれるのかなと思いつつ、今のところ一度も試してすらいない。誰も来ないしなとか諦めているけれど、最初なんて例外なくそんなもののはずである。

82.高校生みたいな一日

 修学旅行の夜の集団部屋。同世代の人と馬鹿みたいに遊んで、下らないことで爆笑して、次の日寝不足になって後悔する。そういう一日が送りたい。
 基本的に大人数で行動することが得意ではないものの、たまにやる分には悪くないなとも思う。寂しいときなんか特に。

83.誰かの家にお邪魔する

 他人の家の匂い、たまに欲したくなる。
 その家族特有の生活が垣間見えたり、一人暮らしだったらその人の人生も少しだけ伺える。質感のある個性を見られる感じ。
 遠慮しちゃう性分なので、「掃除とかして」って言ってほしい。余程ゴミ屋敷とかでもない限りは喜んでやる。

84.他人の地元を案内してもらう

 傍から見たら何でもない小道でも、その人にとっては見慣れた通学路かもしれない。古びた商店も、その人にとっては思い出の場所かもしれない。
 そういう話を、楽しそうに、懐かしそうに話してほしい。その人そのものを知ることはもちろん、その人が生きた世界を知るのも楽しい。

85.ぬいぐるみを大量に買う

 現状我が家にいるのは、IKEAのサメとロトのぬいぐるみ。
 狭いベッドをさらに狭くしている原因。寝返りがうてない。でもベッドが賑やかで可愛いのは精神的なQOLの向上が凄いと思うので、あと何個か増やしたい。抱き枕になりそうなやつとか。

86.ドライブ

 大前提として免許を持っていない。つまり僕は助手席でナビ役をするくらいしかできない。東京から関西まで行くみたいな、愚かなドライブを楽しみたい。助手席で。
 運転してみたさもあるが、僕は多分運転が下手なタイプだと思う。

87.友達をつくる

 不特定の「誰か」が何度も登場していることに気が付いた。
 普段連絡を取る相手がいない。馬鹿なことに付き合ってくれそうな友達がいない。一応は社会人なので、できる気配もあんまりない。
 欲を言えば突拍子もない提案をしてくれる友であってほしいけれど、僕の突拍子も無い提案に笑いながら頷いてくれる友であってくれたら、それだけで十分嬉しい。

88.深夜ラーメン

 友達としたいことを想像した時、最初に出てきたこと。
 何も言うことはない。深夜にどちらかが唐突に誘って、適当な場所で合流してこってりとしたラーメンを食べて帰る。大学生みたいだ。

89.深夜コンビニ

 深夜シリーズ。一人でなら飽きるほど行った。
 夏場にアイスを買って、食べながら帰るのが理想。学生寮(と言っても男女分かれていること以外はほぼ普通のマンション)に住んでいた頃、ロビーでカップルが待ち合わせてコンビニに行っている姿を見て、不思議と悲しくなった記憶がある。

90.友達とゲーム

 高校生の時にスマブラをやった記憶しかない。というかそれが楽しかったので、PCゲームとかを徹夜してやりたい。
 ただ、如何せん最近はオンラインゲーム自体をやっていない。勿論相手もいない。ゲームじゃなくて作業通話とかでいい気がする。

91.誰かに監視されながら作業

 上記の流れから。作業通話とか良さそうだなと思う。
 複数人で通話して、進捗を共有したり脈絡のない雑談を始めたりしたい。動画見たりゲームしたりする人がいても全然構わない。画面共有してもらって作業そっちのけで鑑賞する。

92.VAPEを始める

 水蒸気タバコ。ニコチンないし壁汚れないし煙っぽくもならない。
 安価な使い捨てを数度試したものの、使い方が悪かったのか爆速でコイルが焦げ臭くなったので辞めた。本当に焦げ臭い。
 リキッドも余っているので、BOX型とかを買って本格的に楽しんでみようかと思っている。すぐ口寂しくなるタイプなので、愛用する自信がある。

93.高層ビルの屋上から街を見下ろす

 アクション作品とかでよく見る構図。実際は立ち入り禁止だし強風過ぎてお亡くなり案件だと思う。だからこそ憧れる。
 航空誘導灯に変な思い入れがあるので、そのぐらいの高さが望ましい。
 予約するかツアーの一環で入れるところもあるらしい。でも夜中がいいのという願望があるので、多分難しいと思う。

94.山頂で夜明けを眺める

 大前提として登山をする必要がある。ので、富士山に登ってみたい。
 自販機の高いドリンクを飲みながら、疲労感と達成感の入り混じった身体で朝日を眺めて「これだけの価値はあったな」って白い息を吐く。
 帰り道があることを考えて絶望するまでがセット。

95.筋トレする

 貧弱な体の持ち主。飲食店の水のボトルを持ち上げるのが大変。
 健康的にもいいのだろうなとは思いつつ、作家が身体を鍛えると良い作品が書けなくなるとも言うから……という言い訳で、ずっと逃げ続けている。
 ランニングみたいな体力作りくらいはちゃんと継続してやりたい。いつか後悔しそうだから。

96.健康診断を受ける

 人間ドッグというやつ。スキャンとかカメラみたいな本格的(?)なものを受けたことが一度もない。
 絶対何かしら異常が出る。異常を自覚すると体調が悪くなる。でも取り返しが付かなくなるのは嫌なので行っておきたい。病死だけは絶対に嫌だ。

97.仕事を休んで遊ぶ

 授業をサボって遊んだことはあるものの、罪悪感と自分に返ってくるデメリットが違いすぎる。学生のノリじゃ絶対にやれないこと筆頭。
 ただ解放感もすごいのだろうなとは容易に想像がつく。それに、罪悪感は大抵の場合、独特な快感に置換されるものである。

98.作品の利益で生活する

 同人出版をした時に、赤字とはいえ金銭を貰った経験がある。でもそれが仕事になって、生活に直結するような環境が想像できない。
 創作が嫌いになったとか、生活が豊かになってやる気がなくなったとか、色々と知りたくないことも見聞きしてきたし、その思考は想像できる。
 だからこそ、仕事という人生の大部分を費やす時間の中で、どこかの誰かを救ったり呪ったりできるのなら、それ以上の幸福はないと思う。

99.他人の『死ぬまでにやりたいこと』を手伝う

 昔、自殺を決意したヒロインの「死ぬまでにやりたいこと」を手伝う短編小説を書いたことがある。書きながら、僕は主人公が羨ましかった。
 その人の人生から、後悔を一つずつ消していく。他人のエンドロールに、自分の名前を書き記す。自分の作品ながら、嫉妬してしまうような内容だ。
 だから、僕もやりたい。全然自殺志願者とかじゃなくていいから、誰かの人生の一部になりたい。エンドロールに名前を刻みたい。

100.『死ぬまでにやりたいこと』を更新する

 仮に、このリストに書き連ねたものが全て達成できたとして、その時にはまた新しくやりたいことが100個できていると思う。だから、リストを更新して「まだ死ねないな」なんて思いたい。生きたい。
 希死念慮を抱きながら、それなのに明確に生きたいと思っている。死にたいなと思うことはあっても、もう死んでもいいなと思うことは、きっと死ぬまでないのだろう。

 僕が観測するこの世界は、死にたくなるほどに色鮮やかだ。


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