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創作のたまもの、あるいは物置き

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僕がつくった小説とか詩とかです。あとあと自分で見返すとはずかしくなるやつです。目指すは同人イベント出店。
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記事一覧

『うたた寝のうた』

 睡魔には  負けるもんかと  言い聞かす  素直なままの  体は聞かぬ #短歌 派遣のバイ…

『なついろサイクル』

 窓を開けると、少しじめっとした夏の空気が入り込んでくる。部屋がわずかに涼しくなったこと…

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『最後の夏の逃避行』

 夏休みも終わりかけた、8月のある日のこと。  列車に揺られ家路を行く、学校帰りの高校生が…

『present from snow crystals』

 雪が嫌いだ。  僕は世界で最も雪とは相容れない人物だと信じて疑っていない。凍った雪に足…

サマー・フライディ・ナイト

 今日もパソコンを開いた。  noteを開いた。  編集画面を開いた。  でも何も浮かばない…

夕焼け-8月

10年というのは こんなにも早く過ぎ去るものだったろうか たくさんのかなしみを背負ってきた たくさんのくるしみを抱えてきた でも きっと 次の10年は 今よりもっと明るいから くるしくても つらくても 前に進むんだ  一生懸命生き抜くんだ 今日という日を忘れないために

誰かが敷いたレールの上を走る人生なんてまっぴらごめんだ、って

そんなことを誰かが言ってた

でもたまにはこうやって

敷かれたレールの上をとことこ行くのも

悪くはないと思うんだ

寄り道だって貴重な人生の1区間なのさ

「目的地のないきっぷ」

たまには自分の身を
レールの響きに委ねてみないか

進む道は決まっているけど
行き先を決めるのは自分自身だ

人生のヒントを探しに行こう
未来行きの列車に乗って
目的地のないきっぷを片手に