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ブリアリ観戦日記(4)紅白戦

2021/9/21

ブリリアントアリーズ紅白戦
東御市

土橋宏由樹さんがナビゲーターを務める「信州スポーツ!一刀両断」というYoutube動画で、アリーズが出演している回があります。
その中でも、2021-2022のレギュラーラウンド開始直前のPRを兼ねた紅白戦を行っている動画(#125)を見て、思うこと、感想を書いてみます。

動画は試合前のアップ、1セットの紅白戦、インタビューで約1時間です。

動画の中で、話が出ていましたが、セッター登録が横田選手ひとりのため、片方のチームは、セッター不在での試合になりました。
通常の試合でも、セッター以外のメンバーが上げた2段トスでスパイクを打つ状況はありますが、、、やはり同じポジションで控えがいないのは、選手層という意味では厳しいですね。

紅白戦は、
(左)横田選手、野嶋選手、山口選手、野上選手、平原選手、岩本選手、田中選手
(右)水谷選手、村山選手、小茂田選手、高橋選手、平野選手、富澤選手

上記のメンバー分けで、紅白戦となりました。
昨シーズンから今シーズン、ケガをしている選手が数名いるようで、
Vリーグで1シーズン通して戦う選手の、体にかかる負担は、非常に大きいことがわかります。

紅白戦の解説は小坂さんでした。小坂さんは昨シーズンまでは選手としてアリーズでプレイし、今シーズンからはコーチとして裏方に回られています。
小坂さんは須坂市から都市大塩尻高校に進学された選手ですので、そのような地元選手がいると、嬉しくなります。
VTVのアーカイブで過去の試合、見てみよう。

気になって調べたら、小坂さん以外にも、北信地方出身のVリーガーが数名いて、驚きました。特に女子が多いです。
北信地方は、私が学生だった時代にも男子・女子バレーが強い中学がありましたので、高校以降、実力のある選手は、北信以外の強豪校(東海大諏訪、都市大塩尻など)に進学するのでしょうね。北信の高校も、ぜひ頑張ってもらいたいです。

ちなみに小坂さんは、ジュニアの育成担当もされており、
ジュニアの段階でVリーガーから直接指導が受けられる環境があることは、純粋にうらやましく思います。

長野県には、アリーズのほかにも、VC長野トライデンツや、長野ガロンズもありますし、高いレベルのプレイを間近で見ながら、今後も県内から男子・女子ともに優秀なプレイヤーが出てきてほしい。期待です。

今回の紅白戦では、その小坂さんの解説を注目して、聞いていました。
小坂さんがおっしゃっていた、技術を言葉にして伝えること、難しいです。自分でプレイすると教えるでは、まったく違う。

私も、バレーではありませんが、初心者やお子さんに教える機会があると、レベルや年齢に合わせて、どう指導したら良いのか、悩みます。
今は社会人チームに参加していますが、社会人から新たな競技にチャレンジされる方も、たくさんいます。
楽しめればいい人、本気で勝ちたい人、難しく考えてしまう人、話を聞かない人。教えられる側も、千差万別。
その中で自分の持っている技術を、相手に合わせながら、わかりやすく伝えるのは、本当に難しいと、感じています。私も、勉強中です。

動画の解説に戻りますが、試合中の流れ、選手の特徴、トレーニングまで、実際に体験されている方ですので、説得力がありました。
声が柔らかいこともあり、非常に聞きやすい印象を受けます。
選手たちのSNSにも、たびたび登場していますし、チームメンバーにも、愛されているコーチなのでしょうね。

それにしても、メンバーの出身大学や高校を調べると、有名な強豪校の卒業生がずらり。関東大学リーグ1部の出身選手が多い印象です。
V2で上位にいるということは、チームワークもありますが、それ以前に選手個人の能力が高いですよね。納得です。
相当な修羅場を経験している選手たちでしょうし、練習も、意識が高くなるはず。楽しそうでいいなあ。

最後のインタビューは、水谷キャプテンが抱負を述べてくれました。
水谷キャプテン、メディアに登場されているときに、いつも思うのですが、声が低くて素敵です。低い声の女性は、落ち着いて見えます。

もちろん目標に掲げるV2優勝・V1昇格できるよう、全力で頑張ってほしい。
でも、シーズン中、大きなケガで離脱してしまう選手がいないように、全員バレーでシーズンを終えることが、まず第一です。
そのうえで、アリーズらしく笑顔で勝ち続けて、優勝を狙える位置に常に居続けてくれれば、ファンとしても、最高に嬉しいのです。
さて、明日はアウェーで熊本戦!がんばれー!

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