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ブリアリ観戦日記(5)vs熊本

2021/11/21

フォレストリーヴズ熊本vsブリリアントアリーズ
熊本県立総合体育館

フォレストリーヴズ熊本公式インスタグラムでライブ放送してましたので、リアルタイムで、ライブ観戦することができました。

すごい試合でした。試合終了後、心から、そう思いました。感動。

正直な話をすると、1セット目が25-8で終わったとき、これは3-0で勝てるのではないかな、と思ってました。相手の熊本は、リーグでここまで勝ちが無い状況ですし、まぁそこまでは苦戦しないだろうなと、勝手に思い込んでました。

それが間違いでした。簡単に勝てる試合なんて無いですね。反省です。

2セット目以降は、両チームとも、スパイクを打っても、なかなか1本では決まらない試合展開に。その中で徐々に、熊本は白岩選手を中心とした、強烈なスパイクが決まり始めます。アリーズは点数的にリードしているものの、ちょっとしたミスが重なり、セット中盤から終盤にかけて追いつかれてしまう、苦しい試合展開。外から見ていても、試合が進むにつれ、どんどん熊本に勢いが出てきて、アリーズが完全に押されている印象でした。

今回のインスタライブは、カメラの位置が固定で、常に左側?のベンチ後ろから撮影というスタイルだったので、セットが変わるごとに見えるチーム、ベンチが交互に変わり、これはこれで、面白いなと思いました。タイムアウトの時に控え選手がサポートしている姿や、試合中リベロの選手がコートから出た後に、応援している姿は、普段のテレビなどでは見られないので、私個人としては、興味深く見ることができました。フォレストリーヴズだけ見たいんだよ!というファンには、若干物足りなかったかもしれませんが。

5セット目、14点まで先にたどり着くものの、熊本も意地を見せます。とにかく勝ちたいんだ!という気持ちが、熊本側のベンチを見ていても、非常によくわかりました(その時のカメラは熊本側でした)。リードしていても、どうしてもあと少し、引き離せない苦しさ。今のアリーズが課題とする点ではないでしょうか。14-12から14-14に追いつかれたとき、特にそう思いました。

明らかに流れは熊本。これはアリーズ、逆転負けしてしまうかもしれないなと、嫌な考えがよぎりましたが、15-14として、最後は野嶋選手のサーブがエースとなり、勝ち切りました。苦しい展開でも、何とか勝ちを拾う。これは大きいと思います。競技経験者でないので、試合展開の良し悪しはわからないのですが、体力的にも、精神的にも、この試合を勝てた経験は、次の試合以降にも活かせると、信じています。

リーグ戦ですので、負けたからと言って、そこで大会終了ではないですが、勝って4勝2敗とするか、負けて3勝3敗になるかは、来週からも上位2チームに離れず食らいついていけるかのモチベーションを考えると、大きな違いです。たかが1勝。されど1勝。リーグ終盤で、あの試合に勝っていて良かったと思える時が、絶対来るはずです。

この試合、目立った選手としては最後のサービスエースを決めた野嶋選手。熊本戦の直前である、11月19日が誕生日で、公式のSNSなどでも、誕生日を迎えた写真が投稿がされていました。野嶋選手自体も、周りのメンバーや会社の方々に感謝の気持ちを伝える文章や投稿がとても多く、見ていると心が温まります。八王子実践高校から順天堂大学出身で、お姉さんもNECに在籍されています。バレーがうまくなる遺伝子が組み込まれているのでしょう。いいなー。

全セットに出場し、50打数14得点。これは高橋選手、村山選手に続く得点になります。打数だけで見れば、チーム1。サーブも26打数5得点で、効果的なサーブは7本と、まさに獅子奮迅な活躍。これまでの試合では、終盤のセットに選手交代でベンチに下がってしまう展開が多かったですが(もちろんチームの戦略なのでしょうが)、ぜひこれからも1試合通して出場してほしい、1試合通して見ていたい、ファンにそう思わせる活躍ぶりでした。

アウェーで、このような苦しい試合を取れたので、今後も厳しい試合は続きますが、とにかく勝ちにこだわって、1勝1勝、積み重ねてほしいですね。

来週は松本でのホームゲーム2連戦。千葉戦、大野石油戦と続きます。簡単に勝てる試合なんて無いと思いますが、期待してます!

ベンチすぐ近くのカメラだったので、楽しかった半面、ちょっと心配なのは、移動する際に、少し足を引きずっているような選手が見えました。まだまだ試合はたくさん残っているので、あまり大きなケガでなければいいのですが・・・。

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