乃木坂46 ~シングル表題曲オリジナルランキング~
乃木坂46、12周年おめでとうございます。
様々な名曲がある中で、乃木坂はシングル曲(特に表題曲)を軸に巨大なグループに成り上がりました。
今回は周年企画で私なりのシングル表題曲ランキングを作成してみました。
対象
1th ぐるぐるカーテン ~ 34th Monopoly 全34曲
評価基準
主感:ファンの定着・愛着度 ライブ映え(3割)
客観:歌詞、めろでぃの好み(7割)
紹介文
34位~26位 D 個人的に印象が薄い曲
25位~8位 C 乃木坂の定番曲
7位~4位 B 乃木坂のお気に入り曲
3位~2位 A 乃木坂の代表曲
1位 S 乃木坂の神曲
D 個人的に印象が薄い曲(34位~26位)
34位 バレッタ
2期エース 堀未央奈がセンターでデビュー
賛否の中で生まれたセンター、堀未央奈が選抜デビューした7th『バレッタ』が34位。
2期生をもう少しポジティブにお披露目出来たらよかった。
33位 しあわせの保護色
乃木坂のシンボル白石麻衣の卒業ソングを兼ねた楽曲
一時代を終える楽曲とも言えるしあわせの保護色の発表。1期生全員選抜のシングル。
コロナウイルスが猛威を振るい、とても難しい時期の発表となってしまった。
32位 気づいたら片思い
西野七瀬センター楽曲
この曲の発表あたりで完全に西野七瀬は乃木坂の中心人物になっていた印象。
日向坂の『僕なんか』にも思うところがあるが、若干ネガティブな印象。
31位 ぐるぐるカーテン
AKB48のライバルが登場!乃木坂46のデビュー曲
まだまだ垢抜けないメンバーの初々しさが光る乃木坂46のデビュー曲。
お嬢様の雰囲気を纏いながらも、楽曲はAKBの二番煎じ感があった。
30位 ここにはないもの
齋藤飛鳥に贈る卒業シングル
このシングルは齋藤飛鳥を送り出すための演出が多く、乃木坂で大きな成長を遂げて尚未来を見据えた力強さを感じる。
2期生最後のメンバー、鈴木絢音の花道ももう少し華やかであってほしかった。
29位 おいでシャンプー
あのコールが強すぎて…
記念すべき2thシングルが29位に。イントロ→本編においてアップテンポで前作から進化した乃木坂46を楽しめる内容に。
個人的には本編よりも、イントロの“ナカダカナシカ”コールが好き
28位 ハルジオンが咲く頃
深川麻衣を振り返るメッセージ色の強い楽曲
ハルジオンの花言葉は【追走の愛】。
乃木坂の歴史に刻まれた深川麻衣の存在は後世の乃木坂にも繋がる、そんな温かいメッセージソング。
27位 好きというのはロックだぜ!
次期エースを賀喜遥香に託した、節目の夏曲
記録的大ヒットを記録した賀喜遥香の写真集「まっさら」の勢いそのままにリリースされた楽曲。
かっきー、そしてメンバーのちょっとセクシーなジャケット写真が印象的。楽曲自体はAKBの夏ナンバーそのもの。
26位 人は夢を二度見る
世代交代を完全に終えた 乃木坂46の新たな旅の始まり
多忙を極めるエース山下美月と、乃木坂を体現する“努力の天才”久保史緒里のWセンター曲。
私の憶測ではあるが、1回目の夢は1期生を中心に頂点を極めた乃木坂46。そして二度目の夢を叶える為に3期生を中心に輝いて欲しいという秋元先生のメッセージを感じた。
C 乃木坂46の定番曲(25位~8位)
25位 Sing Out!
国民的な地位を確立したからこそなせるメロディー
広い視点で世界へ発信する歌詞が印象的な1曲。ファンの枠を超えて歌を通して歩み寄ろうという決心を感じるメッセージが響く。
PVの世界観もシンプルながら、乃木坂のカラー紫が映える作品に。
2度目のレコード大賞獲得後、さらなるスケールアップを感じた。
24位 太陽ノック
スケールアップした生駒里奈がセンターに帰ってきた
生駒ちゃんのセンター復帰作品。本人はもちろん、チームを引き締め輝かせる生駒ちゃんの存在は偉大だと感じる。
これからの乃木坂を示唆するような、前向きなナンバー。
23位 命は美しい
シンプルなメッセージ 命は美しい と謳ったナンバー
永遠ではないもの 花の儚さに似て その一瞬一瞬が 生きる意味
アイドル 乃木坂46を表したかのような重厚感あるリリック。10枚のシングルを発表し、新たなフェーズで力を発揮して尚末恐ろしいポテンシャルを感じた1曲。
22位 ジコチューでいこう!
秋元先生からのメッセージはいつも一つ
欅坂46のサイレントマジョリティーの歌詞もそうであるが、自分らしさや価値観を大切に持っていて欲しいといつも秋元先生は教えてくれる。
乃木坂の夏曲らしい、清潔で前向きな音楽を通して大きなメッセージを発信してくれた1曲。
21位 いつかできるから今日できる
乃木坂らしい温かい応援曲。
シンプルなメッセージながら、“今”何をやるのか?このテーマをいつも秋元先生は問いかけてくる。
今を生きるアイドルにしか歌えないまっすぐな言葉が突き刺さる曲。
20位 裸足でSummer
齋藤飛鳥の台頭でアイドルとして厚みのあるグループへ
カラオケやライブでも盛り上がる、乃木坂夏曲の中でも鉄板な1曲。
今思えばまだまだ初々しい齋藤飛鳥のセンター、それを囲むお姉さんたちの構図がほほえましい。
19位 ごめんねFingers crossed
アンニュイな雰囲気と少しアダルトさを感じる新境地
今まであまり使われてこなかった「愛」「キス」など、少し大人な恋愛曲。
初々しい4期生の遠藤さくらをセンターに据え、そのギャップが絶妙なバランス感ある挑戦的な楽曲。
18位 帰り道は遠回りしたくなる
前に進みたい気持ちと今の居場所で揺れ動く感情
帰る場所=乃木坂46ではない自分。“好きだったこの場所”を卒業で離れるにあたり、思い出を振り返るように遠回りしながらじっくりじっくり嚙み締める描写がとても素敵な世界観。
乃木坂にぴったりな卒業ソング。
17位 Autually…
攻撃的でチャレンジングな楽曲
中西アルノをセンターに据える予定で進んでいた楽曲。46時間TVで初披露の際もアルノの歌唱力は際立ったが、発売前にスキャンダルが発覚。
齋藤飛鳥&山下美月センターの新たなスタイルになった。乃木坂から、平手友梨奈のような怪物が生まれるかと期待したがしばし待つことにしたい。
16位 おひとりさま天国
SNS発信を見据えた冒険的なコンセプトに!
満を持して5期生エース井上和をセンターに楽しい楽曲を展開。
和の初々しさと、趣味に打ち込むお姉さん方の様子が軽快なMVがグッド!
ティックトックがプラットフォームとして中心的になり、乃木坂もどのように適応できるか実験期間になった。
15位 今、話したい誰かがいる
主人公の気持ちや心の成長が感じられる繊細な歌詞が魅力
「君」への思いの変化とと、告白までの心の成長や世界の見え方など数分の楽曲に描写が詰め込まれている良作。ストーリー性はシングル曲の中でも随一で秋元先生の青春系の歌詞が好きな方におススメ。
また、ピアノイントロの楽曲は神曲。
14位 君に叱られた
かっきーがただただ可愛い
叱ってくれる存在とは、いそうでいない実は大切な存在。
ニッチなところに目をつける秋元先生の着眼点が光る。
乃木坂工事中が終わる際に、この曲が流れている期間がとても好きだったこともあり上位に。
賀喜遥香の初センターで、白い歯の輝くMVでありながら卒業する高山一実のリスペクトも感じられた。
13位 夏のFree&Easy
メンバーのヘッドホン姿が印象的 AKBらしい楽曲×乃木坂の美声
AKB&SKE48の中心人物、松井玲奈を迎えた楽曲。アップテンポな秋元アイドル王道展開となった。
歌詞はそこまで難解でなく、シンプルなところがFree&Easyというタイトルにふさわしく西野七瀬のセンターも板についてきた。
12位 ガールズルール
ライブで化ける絶対的なサマーソング
イントロでぶちあがり、フレーズが始まってからのファンのコールも一層熱くなるライブの定番曲。
5thまで続いた生駒里奈のセンターを白石麻衣が襲名し、新たなシンボルが誕生した。これぞサマーソングといった絶対的な鉄板となった印象。
11位 僕は僕を好きになる
コロナ禍の難しい状況の中で発表されたメッセージ性強いナンバー
世の中が暗い中で、乃木坂46に何が発信できるのか。嫌いな自分を知り受け入れて、そして好きになる。未来を明るく照らす前向きな思考をもたらしてくれる好きなナンバー。
万を持して山下美月をセンターに据え、新しい乃木坂46が成功することを証明してくれた安心感。久保史緒里の歌唱力には驚いたのを覚えている。
10位 走れ!Bicycle
まさに 青春の1ページ という言葉にふさわしい楽曲
デビューして間もない乃木坂46のあどけない歌が甘酸っぱさを加速させる、キュンキュンな楽曲。
彼女の気持ちに気付き追いつくために自転車を走らせる、学生の頃こんな体験をしてみたかった。センター生駒里奈のアンニュイで圧倒的でなく素朴な感じが非常にマストだと感じる。
9位 何度目の青空か?
生田絵梨花という天才の象徴
センター、生田絵梨花の伸びやかな歌声が映えるメッセージソング。青空の広さ、明るさはいつでも前向きな気持ちを平等に与えてくれる。ポジティブでエネルギー溢れるリリックと、清楚感漂う乃木坂46にしか描けない世界観が素晴らしい。
いくちゃんのセンスは青空よりも澄んでいて広大な気がする…
8位 君の名は希望
乃木坂ではじめて泣きそうになった曲
「未来はいつだって新たなときめきと出会いの場」という前向きな歌詞が好きな曲
君の名は希望=未来に込めた願い。
透明人間と呼ばれていた僕に影ができた=自我と世界で生きる意味ができた。
歌詞に細かいギミック、哲学的な楽曲構成が素晴らしい初期の名曲。
B 個人的にトップクラスで好きな曲(7位~5位)
7位 逃げ水
小説や短編映画をみたような満足感を得られる秋元文学の世界
逃げ水=蜃気楼の一種。近づくと遠のくように見える。
短い文章で味わえる臨場感、あっという間に季節は過ぎ去るという儚さを体感する楽曲。タイトルがいまいちかと思っていた当時、この曲を聴いて非常に文学的ですぐにお気に入りのナンバーになった。
私にも昔は見えていた夢があり、近づいても一向に叶いそうもないという焦燥感を味わいながらもこうして大人になったことをいつかしみじみと実感するのだろう。
6位 Monopoly
待っていた、この感じ。これが欲しかった
切ない歌詞×明るい曲調をどうしてこうもベストマッチできるのか。秋元康は魔法が使えるはず。
Monopoly=独占
僕が魅力的なだと感じる君は誰にだってそう見えているのに、どんどん引き込まれていく感じ。アイドルに感じる僕らの気持ちを代弁してくれた歌詞。
また杉山勝彦さんのメロディーがガチっとはまっており、久しぶりに乃木坂46の楽曲で(位分の中で)鉄板の1曲となった。
5位 夜明けまで強がらなくてもいい
4期生と先輩の距離感がたまらない、最強のキラーフレーズが心を震わせる
まさに夜明け前という、デビューしたての遠藤さくら・賀喜遥香・筒井あやめが起用された1曲。3人のなんとも言えない不安そうな表情と、試練を超えあこがれの存在となった先輩メンバーとのギャップがたまらない。
“不安とは期待の裏返しか”
この歌詞は秋元康が書く全曲の歌詞の中で1番好き
A 代表曲にして好きな曲
4位 制服のマネキン
自分の意志で突き進め!若者へ向けたファイトソング
この曲以上にセンターの替えが聞かない曲は無い。
マネキンは美しすぎてはいけない。生駒里奈の突出感は無いが、誰よりも力強いダンスと目線はこの曲を完成させた。
大人に用意された“よい子”の姿だけが正しいわけじゃない。
サイレントマジョリティーに並ぶ(いや、超える)若者に向けたファイトソングの定番。
3位 インフルエンサー
本当の国民的なグループとなった楽曲
AKBほどの神曲がないと言われた乃木坂。確かに、乃木坂にはあと一歩何か足りないというものをついに手に入れた楽曲。
フライングゲット、フラゲという言葉が世間に定着して数年。インフルエンサーという楽曲が日常的に当然のものとなり、乃木坂自身も国民的インフルエンサーになった。
日村コラボやレコード大賞受賞、全てがうまくいった。
2位 サヨナラの意味
全ての人に贈る グループを超えた卒業ソングの定番
伝説のアイドル、橋本奈々未の卒業に向けられた卒業ソングだがグループの枠を超え多くの人のサヨナラに花を添えた絶対的な名曲。
サヨナラに強くなれ
若さや年月は永遠のものではないからこそ、我々オタクもいつか来るその日のために強くならなければならない。
春の日にはこれからも毎年聴いていたい。
S 神曲
1位 シンクロニシティ
1位にふさわしい乃木坂の名曲はこれ!
この楽曲が素晴らしいことは言うまでもない。ここまでに重ねてきた時間、努力が共鳴してMVの美しい世界観を生み出した1つ完成形となった楽曲。
スケールであったり、リスナーに寄り添う寛大なメッセージ、センターの白石麻衣が象徴となり今の乃木坂が目指す場所はシンクロニシティで間違いない。
今後も大切に歌い継がれて欲しい代表曲だと自信をもってお勧めします!
まとめ
長い文章を読んでいただきありがとうございます。
乃木坂46の楽曲に限らず、秋元康先生はグループをよく見ておりその時々にふさわしい楽曲を提供しているなという印象があります。
最近はK-POPの台頭、ティックトック等SNS音楽の流行で揺らぎつつある音楽業界。
坂道グループには日本語の美しいメロディーや清潔感を大切に、我が道を信じてこれからも突き進んで欲しいです。
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