好きなことができるためには意欲がわくまで休むことです。

　「手伝ってあげる」と言ったのに「ひとりでいい」と言われ続けて手伝えなかかった人がいます。試したかったのに、できずにやってきました。人から認められたり、感謝されたりする土俵にすら立てずに今日まで生きてきました。

　いま好きなことがないのは当然です。これまでは試そうにも試せませんでした。拒まれ続け不安なキモチが心に降り積りました。不安で試そうにも怖くて試せなくなってしまいました。

　すると人は自分に失望します。自分への失望は自分を信じられないことに繋がります。何か好きなことができても、本当にやってみていいのかと不安になります。自分を信じられません。好きなことが何かわかりません。

　好きなことができるためには意欲がわくまで休むことです。休むとなにかしようと思える時がきます。お茶を飲んでみようかな、お風呂に入ってみようかな。自分にとって無理のない、思いついたことを試してみることです。試していると次回に説明する「衝動的な意欲」がでてきます。