人生は薄味の絶望
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この記事は誰の役にも立たないし、誰かを責める意図もない。長い間持ち続けていた気持ちを文章にしただけだから、もちろん解決に向けた提案もない。
私は都内で働く会社員である。仕事は大変だが楽しく、ひとり暮らしを無理なく維持する収入がある。また多くはないが友人がおり、彼氏とは安定した付き合いが続いている。そして何より、健康だ。幸せだし恵まれているとも思う。にも関わらず、「死にたい」でもなく「辛い」でもない、ふとした瞬間に何もかもどうでもよくなる感覚を、10年ほど持て余している。
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