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ベトナム鍋図鑑/『台湾鍋屋のManwahで食べ放題ビュッフェ鍋忘年会』


3週間前のことで既に忘却の彼方鍋ですがカイシャのテト忘年会をここでツツガナク開催しました。
また1年が終わった、みたいな感慨が湯気の向こうに漂うのをぼけーっと見ながら食べました。
産休から復帰したばかりの秘書兼総務兼経理兼すべての最終決定権者であるひと妻スタッフが店を選びました。食べ放題と聞くとワタシなぞたくさん食べられないので損する気になりますが、こっちの人は食いだめができるので問題ありません。
 
8人で鍋2つとなりました。1つのほうは比較的長くいる子持ちひと妻4人。もう一つは既婚オトコ2人に独身オンナ1人+ワタシ。深い意味、意図はありません。
名古屋の台湾ラーメンが台湾にないようにこういう台湾鍋が台湾にあるのかどうか知りません。
特徴としては鍋が4つに仕切られていてそれぞれに異なる味のスープが入っています。茶色いのと白っぽいのとスパイシーと超スパイシー。スパイシーは所謂トムヤンクン系でした。超スパイシーは味がしないくらい辛いっ! 唐辛子ダレ自動補給器が付いています。もちろん仕切りのない鍋もあります。
 
タレ、サラダ、ビール以外の飲み物 デザートは自分で取りに行きます。タレはニンニク 生姜 唐辛子 塩など合計20種類くらいを好みで組み合わせます。ベトナムならではですがメンドクサイっちゃあメンドクサイ。
鍋の具はわんこそばスタイルで次から次に運ばれてきます。ワタシだけビールを注文し結局3杯飲みました。以前は飲めるスタッフがいたのですが半年前に辞めました。
 
最初に景気付けと言わんばかりの肉の山が来たかと思ったら、メガホンみたいな凸型プラスチック型枠の表面に薄い肉が張り付けられたものでした。それは瞬間的に鍋の中に消え、あとは普通の肉、青梗菜系等の野菜、豆腐、茸、エビタコイカ系魚介類が鍋に放り込まれます。
 
ひと段落したころでオトコのスタッフが内臓系を注文したようで灰色の胃袋系、腸系が運ばれてきました。
キワモノ系が更にエスカレートするかと思っていたらそろそろ麺にするべかという機運が高まり、所謂ラーメンタイムと相成りました。
因みに隣りの子持ちひと妻チームはひたすら肉を食べ続けていました。
 
ハラ一杯になり休んでいたらみんなデザートコーナーに行っては食べ行っては食べ。ワタシはアイスクリームを二掬いだけ食べました。内臓系を注文した男はヤクルトを飲んでいました。意外と健康に気を使っているようです。
12時から始めて終わったのは2時でした。社員家族に優しい当店としてはもちろん昼宴会です。
 
こういう場ではみんなワタシの存在など気にせずベトナム語で話しまくるのでワタシはひたすら食べます。何を話してるんだか。景気悪いねー とか? 確かに以前は高級レストランに行ったこともありました。
ただまあベトナム人は楽観的な人が多いのでカイシャの将来とか気にしません。愛社精神とか持ってる人もいません。愛社長精神は持ってほしいと切に願う次第です。


席が畳

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