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「リッチマン、プアウーマン」の世界観が実現する?

タイトルから釣りのようになってしまったが、意外と本気で思っていたりする。

「リッチマン、プアウーマン」というドラマを見たことはあるだろうか?俳優の小栗旬が主役、女優の石原さとみがヒロインを務める、ラブストーリー系のドラマだ。

かれこれ10年弱ほど前の作品なので、内容を忘れてしまっている人もいるかもしれない。まあ、特段ここでは内容のおさらいなどはしないので、気になる人は以下のリンクから復習しておいてください。

もし見たことがないのであれば、ぜひ見てみることをオススメする。

人間ドラマであったり、理想とするリーダー像が描かれている。何度でも見たいドラマだ。

多分、FODで見ることができたはずだ。

ちなみに、これはアフィリエイトなどではないので、安心して欲しい。笑

純粋に面白いと思ったからオススメしているだけだ。

では、本題に入る。

ドラマの中で日向徹が作ろうとしているデジタルサービスがある。「パーソナルファイル」と呼ばれるものだ。国民の戸籍情報を一元管理することができるという。

今となっては、マイナンバー制度が始まり(2015年〜)、昔に比べて個人情報をより集約しようとする動きが出ているものの、便利と言えるほどには至らない。

例えば、給付金。新型コロナウイルスの影響で、住民票に登録されている個人全員に10万円が配られた。その手続きは、紙の地域で行う必要があったり、オンラインで申請が可能だったりと、自治体によって様々だった。いまだに振り込みがされていない地域もある。

マイナンバーと個人の口座を連結しておくことができれば、もっとスムーズに給付金を支給することができたはずだ。(もちろん、あえて手間取らせたり、利権などの関係でそこまで簡単ではないこともわかっている。)

何より、私たちの戸籍管理も、アナログな部分が多い。どれもDXが可能であるにもかかわらず、だ。役所関係の開示なども、とても不便なものが多い。

とにかく、めんどくさいのである。

しかし、今回、それらに一矢報いるような実証実験が進められているとのプレスがあった。それを取り上げてみよう。

デジタル身分証とは

デジタル身分証は、TRUSTDOCKと福岡市が共同で行う実証実験にて登場する。

TRUSTDOCKは、さまざまなサービスの個人情報をデジタルで管理できるサービスを提供している会社。技術的なことが気になる人はサイトを見に行って欲しい。

とにかく、「シンプルなコードをシステムの中に書き込むことで、簡単に個人認証が可能になる技術を提供している会社」という認識で問題ないだろう。

そのTRUDTDOCKが、福岡市が募集したBeyond Coronavirusという実証実験をフルサポートするプロジェクトに採択されたのである。

そこで行う実証実験が、「デジタル身分証」だ。

実生活の中で利用している身分証明書(マイナンバーカードや運転免許証など)をスマホの中で全て管理し、実際に行政機関で利用するというものだ。

今回の実証実験は、リアルの身分証を、バーチャルに持っていく際に、どんな課題があるのかを明確にすることを目的にしているそうな。

TRUSTDOCKがやろうとしていることはパーソナルファイルに近い!?

ここまでの説明でなんとなく言いたいことは伝わっていると思うが、まさに「TRUDTDOCKがやろうとしていること」がパーソナルファイルに近いよねっていうことだ。

デジタル身分証を作るということが、ここの情報を一元管理することと同値やし、それを実際に利用できるという点でも一致している。

この情報を知ったときに思いついたのが、パーソナルファイルだった。

リッチマンプアウーマンのファンなので、興奮して何を書いているのかがわからなくなってきているが、実現しようとしていることにテンションが上がる。

TRUSTDOCKこそが本当のビジネスと、まとめ

business(ビジネス)という単語の由来には、「ケアする」「不安」という単語がある。つまり、世の中の不安や心配事を解消していくという意味だ。

世の中の不便は、時代が進めば進むほど減少していっている。これは、当然のことと言えるだろう。だからこそ、ビジネスと言えるものも、徐々にその幅を狭めていっている。

そのため、ビジネスを今後の世の中でしていくのであれば、世の中に存在している課題を発見し、解消していく必要がある。しかし、発見するのが何よりも難しい。そもそもあまり存在していないからだ。

そんな中で、同社が行っているビジネスは、数少ない、時代に逆行し、不便を残している部分と言っても過言ではない。(行政府に怒られちゃうかな)

頭の良い人たちが、頭の悪い人たちを陥れるために作ったルールなので、煩雑なことは至極真っ当なこと。それを、いかに国民に優しい形に戻していくのか。そこが現状での大きな課題と言える。(とにかく、私は不満なことだと言える。)

それらを加味すると、TRUSTDOCKは本当のビジネスと言えるし、国民を代表して、絶対に実現してほしいと言える。

この世の中には、あっていいムダと会ってはならないムダが存在する。

リアルな身分証は、あってはならないムダなのだ。

しらんけど。

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