大切か否か

命は大切である。
しかし、まわりから大切と思われない人間は誰かのために投げ打たないと、私の価値は上がらないと思う。
私は、独り者で死んだとしても悲しむパートナーはない。数年前、乳癌疑惑の時に親から「死ぬなら好きになされば」と言われた身だ。命の重さ自体は知ってはいるが我が命の重さは羽毛ぐらいだ。投げ打つ命、臓器提供となるとためらう理由がある。それは、品質に自信がないということだ。健康保険証の裏の欄にひとつも○ができない。命を投げ打つには相当な覚悟と健康が必要だと改めて知った。日々、身も心も健やかでいるのが平和な世を作る。
簡単なようで難しい、私は行きつ戻りつ日々している。

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