赤裸々上等にて

もしも、私が死んだなら泣く家族はいない。しかし、職場の上司に迷惑をかけたくなければ火の粉がかかる前の退職をしなければならない。そして、美しく死ぬには身辺整理をしなければならない。死にたい人間にそこまでエネルギーがあると思うかと言われたら無理である。衝動的に逝かねばならぬ、何と恐ろしいことか。生きるよりエネルギーが要る、人間どもよ努力する方が楽だ。

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