「時間ないって…」と聞こえてくる頃ですね。
大学に限らず、今後いろんな締め切りに追われることはもう当たり前になるので、いかにしてその対応を身につけるかというのはとても重要なことです。

・がんばったらできる

というのは迷信です。というより、締め切り間際なんてみんながんばるので、できるかできないかはかんばるかどうかに関係なく、どうがんばるかの問題ですね。その「どう」を自分のなかで手法化するのが鍵になります。

・じゃなくて締め切りが被って…

そうなんですよね。同じ週に締め切りがあるんですよね。これは偶然ではなくよくあることです。
大学に限らず、締め日が時期を同じくすることはよくあります。長期の休み前や、年末、年度末などは業界を問わず納期が被りがちです。大学では期末にテストも提出もありますから、その時期にどうしても締め切りが被ってしまいます。
なので、「締め切りが被らなければ」という想定はそもそもラッキーの類であると理解すべきだと思います。
ということを踏まえてどうするか。

・現実を直視する

これがなかなかできないんですよね。目の前の進まない課題と残りの時間を想像するだけでも震えてしまう。そんなことより早くしなくてはと手を動かしてしまう気持ちはよくわかります。
しかし、それではあなたは道を確認せずにに長距離マラソンをしてるようなものです。がんばったのに届かなかったとなりかねない。そりゃそうです。あと何キロあるか、どの方向に行けばいいかを確認せずにがむしゃらに走ってるようなものです。気の毒ですが。

・把握するべきは

さて、現実を具体的に把握するのは・残り時間と作業量です。
「残りあと3日!」というのはほんとに雑!三日三晩休まず作業するんですかって話ですよ。もっというとご飯も食べるしお風呂も入るしバイトもあるし、なんなら別の課題もやんないといけないし。
だからそのへんも全部全部把握して、じゃあ残り何時間ありますかということを見つめる、これが残り時間の把握です。
具体的には、

・寝る時間は8時間とる
・食事3回はそれぞれ1時間
・授業、バイト、移動時間を細かく把握
する

これを残り日数×24時間の表に書き出すと、具体的な残り時間が把握できます。
「直前なので8時間も寝ないですよ」というのはそうかもしれません。それはそれでいいと思いますが、まず把握すべきは体に負担のかからないプランです。
逆に「ここで3時間寝るとして…」などのプランは1ミスで破綻しますし、体調を崩すとできなくなります。
「食事は1時間も取らないですよ」というのもわかります。しかし、トイレとかお風呂とか朝の準備とか、全部全部ここに入ってると考えると、それほど余裕があるわけではないです。

・作業量は

さて、では作業量ですが、これは人それぞれ、また経験則にもとづくことが多いので慣れてないと正確に把握することはむずかしいかもしれません。

ということで、まずは残り時間の把握をやってみましょう!
がんばったらできるじゃないです!
現実を見つめ、具体的に計画して、無理のないように進めましょう。
理想だけどね。

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