6月23日の日記

こんなに暇な日があっていいのだろうか。不安になるほど暇だった。途中でこっそり転職活動の志望動機を考えたりしていた。

隣の先輩が、他部署のおっさんから文句を言われていた。ある会社行事の設営を任されたのが気に食わなかったらしい。そもそも。そもそも、だ。隣の先輩は、誰も仕切り役がいないから、仕方なく仕切り、散々お膳立てしたうえで、幾人かに仕事を振り分けただけなのだ。それで恨まれて文句を言われるとか、不愉快にも程がある(いつもの話だが)。

先輩のことは嫌いだが、さすがに同情しかない。おっさんのようにちいせえ男が、自分の夫だったら? 父親だったら? 想像しただけで虫唾が走る。社内間での調整業務より、社外のひととやり取りするほうがやっぱ楽だ。

会社帰りにスーパーに寄る。帰宅するタイミングがほとんどみんな一緒だった。金曜を迎えた解放感からか、3人とも気が抜けた顔をしていた。特に夫はきつい一週間だったと思う。お疲れ様でした。

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