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システムエンジニアは忙しいか??ヒマか??【第三話】

システムエンジニアは忙しいのか、ヒマなのかという観点で
書いてきましたが、ついに第3話。


話の流れが脱線したりしていますが、
次で終わりです。たぶん。


第一話.システム受託開発会社
第二話.大手メーカーのシステム開発専門孫会社
第三話.インターネット系企業
第四話.????



こんな感じで書いてきていますが、
もっとも忙しく、「システムエンジニアとして」の
仕事がとても面白かったのは
このインターネット系企業です。


この職場では、社内向けのWEBシステムを作ったり
基幹システムを運用していました。


基幹システムというのは幅広いのですが、
ここではお客さんにサービスを提供する
システムだったのでけっこう神経使う仕事です。
イメージとしては、noteのサービスを
提供しているサーバーの運用といえば
なんとなく分かっていただけるかと思います(^^)


具体的にどんな仕事かというと、
サーバーが落ちないことは
当然なんですが、落ちそうな兆候がないか
予防的な措置としてプログラムが出力する
ログをチェックします。


このチェックもプログラムで
チェックできるように自動化していきます。


たとえばログファイルにあるエラーを示す
文字列が出たら自動的にエラー処理をする、と
いった感じです。


大規模なログの場合は他社の専用パッケージを
使うこともありますが、お金かかるので
出来る限り自分でプログラムを組んで
自動化していきます。


そうやって自動化して空いた時間を、
新しいことをやる活動に回していく感じ。
(家事ももっと自動化して欲しいなぁ。。。自動運転車も欲しいww)


AI(人工知能)が普及したら人間の生活も
こんな感じになるんだろうな、と思います。


洗濯板で洗濯していた時代から、
全自動洗濯機に移行することで
余暇時間が生まれたように。


いま、AIに対する脅威論も結構多いし
ロボットに支配される、と
不安に思う論理もわかります。


でもプラスの面を見ると、そういった
余暇時間がどんどん生まれるので
そのプラスの面を見て使いこなしていきたいですね。


おっとっと、話がそれてしまいました。


インターネットの世界は技術の進歩も早く、
既存技術を組み合わせた取り組みも
たくさん出てきます。


新しい技術の情報がたくさん入ってくるので、
「時代の変化の速さ」を本当に肌で感じられる世界。


ITを商売の中心に据えている会社で働くことは、
システムエンジニアにとっては
「花形の仕事」をしているので非常に
充実感がありますよ。


自分でサービスを提供する側の企業でしたが、
世の中の変化が速いのでなにか新しいサービスを提供するときも、
「いつならできるか」という形ではなく、
「いつまでにやるか」という、締め切りを
決めて仕事を進める社風でした。


間に合わなさそうなときは、「出来ません」でなくて
「どうやったらできるか」の知恵をひたすら考える。


仕事も、自分で見つける以前に
「わんこそば」のようにたくさんの案件が
ひっきりなしに降ってきます。


または、ハムスターが回し車で
延々と走り続けている感じ。


「ステーキ」のようにゆっくり食べる
案件はなかったですねぇ。。。


多忙なので常駐の業務委託や派遣さんも多く、
わたしが新卒で入ったシステム受託開発会社の
ようなところから来てくださっていました。


彼らはいろんな職場を経験していることもあり、
地頭がよく1を聞いて10を知るような人、
バグを発見するのが早い人など
それぞれ特徴的な強みを持っていました。


そんな、いろんな人がいて時代の先をいくような
技術にもどんどん触れられる環境でしたが、
顧客向けのサービスを提供するシステムの運用を
担当していたので何かトラブルがあると真夜中でも
メールが飛んできます。


自宅にいてもON/OFFの切り替えが
うまく出来きず、家庭内でもシステムが
安定稼働しているか気になってました。


結果、常に緊張してしまい、気がつかないうちに
疲労がたまってしまっていたようです。


そうすると、夜は熟睡できないし、
起きているときも動くのが億劫に
なるという負のスパイラルに・・・。


当時は気づきませんでしたが、
いま思えば正常な判断力も失っていました。
時間もこころの余裕もなく、家に居てもシステムが
正常に稼働してるか心配になって
一時間おきに会社支給のスマホを見ては、
メールが来てないことに安心するという日々。


買い物もあまり時間をかけたくない、
何でもいいと考えてしまうようになっていました。
結果どうなるかというと、よく検討しないで
大きな買い物して失敗したりなんてしました。
この時、家探しも失敗してますw


家事も子育ても妻に丸投げ状態なので、
家族の意味がわからない日々が続くようになりました。
共働きなので妻のイライラもつのって
夫婦喧嘩も増え、「離婚も仕方ないかな」という
空気まで出てくる始末。


こうなると子どもも精神的に不安定になり、
おねえちゃんが弟にあたる姿を見て
「これはまずい」と思い、また
「転社」することになりました。


システムエンジニアが忙しいか、ヒマかという
テーマに戻ると、インターネット系は参入の敷居が比較的低いこともあり、競争も激しいので忙しい!!ですね。


それでも社会的な影響も大きく、影響が
目に見えやすい仕事なので、
やりがいはありますよ!

次は第四話、初めてIT専門ではない会社に
システムエンジニアとして加わったお話しと
それらの経験を通して見えてきた自分の
やりたいことをお話しさせて頂くつもりです。

何らかの形でみなさんのお役に立てれば幸いです!!

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