ばい菌

さいきん勢いのある「ESET」って??

「ESET」

最近、ヨドバシカメラなどの家電量販店にも
パッケージが並んでいることが増えてきたので
名前だけはご存知のかたも多いんではないでしょうか。

要するにウイルス対策ソフトの1種ですね。

シェアも世界及び国内3位までのし上がってきましたw

わたしの家では「ESET ファミリーセキュリティ」と
いうモデルを使っています。

調べてみたら、この「ESET」って結構歴史は長いんです。

Windowsシリーズの初期モデル「Windows3.1」と
ほぼ同時期の1992年創業。

1992年といえば、バルセロナオリンピックで
競泳の岩崎恭子が14歳にして金メダルを穫った年ですね!

ESETはスロバキアの企業です。

ESET(イーセット)は、
エジプト神話の女神「イシス」のスロバキア語に
由来しているんだそうです。へえ!

むかしは日本での知名度はなかったので
「新興勢力」に見えますが

トレンドマイクロが1989年創業
シマンテック(ノートン)も1980年代創業

とされています。
スロバキアの企業って、何か意外ですよね。

たぶん、IT関係はアメリカが先行しているという
イメージなんじゃないかと思います。

Google、FaceBookなど
アメリカ発のIT企業は多いですもんね。

さてさて、そんななかでスロバキアの企業が出てくるのか。

東欧、ロシアはもともとそうしたマルウェアの
発生源になっており、サンプルが採りやすいという
こともあるようです。

わたしにとって2つほど印象的な出来事があり、
それがESETを使う決め手になっています。

1.PCの設定をいじらない「ウイルスチェック機能つきUSBメモリ」

2011年くらいに仕事の都合で

「ウイルス対策ソフトが入ったUSBメモリをPCに差すだけで
 ウイルス対策ソフトインストールせずに
 ウイルスチェック出来る」

ウイルス対策ソフトを探していました。
このUSBメモリを出しているメーカーは
複数あったのですが、いずれもウイルスチェック時に
勝手にPCの設定をいじくるという機能付き。

「お客さんのPCの設定を変えずに
 ウイルスチェックしたい」

という希望条件を満たしていたのが
ESETのウイルスチェック機能つき
USBメモリだったんです。

いまの状況は調査しないとわかりませんが、
「ユーザーのPCの設定を極力いじらない」
ようにしている姿勢が好感持てました。


2.不正なURLのブロック率が高い

virus total」という不正なURLか
どうかをチェックしてくれるサイトがあります。

PCがウイルス感染すると、ウイルスがある
URLにアクセスしようとしたりします。

そのURLはウイルスをコントールするサーバだったり、
データ送信先だったりします。

職場でウイルス感染したとき、
PC内のプログラムやウイルスが
アクセスしようとしていた
URLが怪しいものかどうか、
調べる際に使っているんですね。

調べたいURLを入力してスキャンすると、
いろんなウイルスチェック機能で調べた場合の結果が出ます。

もちろんESETでチェックした場合の結果も出てきます。

職場でウイルス感染した際に、
怪しいサイトにアクセスしようと
している動きがあったのでアクセス先のURLを
Virustotalで調べてみました。

トレンドマイクロよりESETのほうがこれらを
怪しいサイトへだと判断する比率が高かったんですよ。

これはどういうことかというと、
「怪しいサイト」や「ウイルス」に関する情報を
集めて、ウイルスチェック対象に追加するスピードは
ESETのほうが早いということです。

こうしたことから、我が家ではESETを使っています。

みなさんはどんなウイルス対策ソフトをお使いですか??

次回は有償と無償のウイルス対策ソフトに
ついて書く予定です。


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