戯言と戯言
誰か殺してくれってよく思う
修復できないほどに拗れてしまっている
一旦死んでやり直したい
なんでこうなるんだ、なんで自分はこうもつまんなくてくだらない人間なんだ
って思い込んでる
ダメってことにしてる
たぶんダメじゃないし、それなりになんでもできる
ベース弾けるしカメラ触れるし編集もできるしPAもレコーディングもできる
でも頑張ることが何より嫌いでだらけることが何より好きだからどれも中途半端どっち付かず
僕という人間そのものがゴミであるならば出来なくて当然だよねと逃げている
一時期弾き語りをやっていた
中途半端にやめた
初めてライブした時の映像があるから久しぶりに見てみた
歌もギターもクソ下手くそだったけど、本気だった
死ぬ気で歌ってたしがむしゃらにギター弾いてた
恥ずかしくなったのは下手くそだからじゃなくて、こんな全力でやっていて、自分なりにいいこと歌っていた、それなのに今の自分があること
ごめんな、あの頃の自分
思えば弾き語りを始めた時も同じ気持ちだった気がする
どうしようもなく自分がダメで、どうにかして変えたかった
だからやりたかったけど、苦手なことだからって諦めていた弾き語りをやろうとした
やめた理由は、弾き語りを始めたきっかけの人と同じ舞台に立った時にクソみたいなMCしてクソみたいな弾き語りをしたから
その人に否定された
でもその人はその上で手を差し伸ばしてくれた
僕はその手を掴まず逃げた
後悔してる
ただそれを今まであんまり重く考えてこなかった自分に腹が立ってる
誰もいない孤島に逃げてひっそり死んでしまいたい
でも死んだらみんなに悲しんでもらいたい
ああ、とってもくだらない