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015 きみがため【令和訳百人一首】

【原文】

君がため 春の野に出でて 若菜摘む

わが衣手に 雪は降りつつ

(光孝天皇)


【個人的解釈】

あなたの為に春の野原へ行って

七草を摘む私の服には雪が降り続いている。


【感想】

大切な人へ長寿を願って摘んだ若菜を贈る際に添えられた首。

なんか字面とかイメージする情景が柔らかいね。

春、野、若菜、雪…パステル感万歳のワードだね。

これを詠んだのが天皇だから、

厳かで優雅な服を着たイケメン貴公子が

雪の中で葉を摘んでる姿なんて、想像するだけで、雅。みやび。

5時間は離れたところから見てられる…。

今回の妄想にお借りした顔面は、天下の横浜流星でした。

名の通り、同い年の星です。ありがとうございます。

袖に変化があることなんて、あまりないけど、絵とか描くときに絵具が跳ねちゃうシーンが浮かびました。

イケメン美大生が、服をインクまみれにしながら、自分の為に作品描いてくれたら、ババアはもう胸いっぱいよ。

こちらの妄想ももちろん、横浜流星主演でお送りしました。


【令和に言い換え】

あなたをイメージして

真っ白いキャンバスに柔らかい色を入れる

僕の服は絵の具まみれだ。


【備忘録】

・若菜:春の七草。セリ、ナズナ、コギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、カブ、ダイコン。


【自己評価】

★★★★☆

私の妄想に今回主演してくれた横浜流星による

完璧な皇子&美大生姿に星四つです!!!

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