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格ゲー復帰勢の私がどういうことをしてGGSTの天上階まで登れたか3

今日は主に二つ

簡単な読み合いのお話と
防御を最低限上達させる方法


この二つに触れたいと思いますのでよろしくお願いします

格闘ゲームは人と人の読み合いです
単純な読み合いの話をすると

相手に「空中ダッシュをして飛び込んだ時攻撃を出すか出さないか」という読み合いです

もちろん空中ダッシュなので技を振ると相手に届いて飛び込みが成立します
ですが相手は飛んでいるのを見て対空技を出すかもしれません
なのであえて何もせず手前に落ちて相手の対空技を空かせて反撃を決める

この文章の中に読み合いの基礎が組み込まれていて
相手がどうするかを考えるという非常に重要な問題でもあります

GGSTは基本的に全キャラ6Pが対空技として機能するので
飛び込みに対して6Pで落とすというのは非常に難しいですが基本と言っても差し支えない技術です
対空が出ると出ないとでは相手をする側とすれば攻めやすさが段違いに変わります

例えば
少し難しいコンボは出来るけど対空がまったく出ない人
コンボは基本コンボだけしかできないけど対空はしっかり出る人は

基本的に飛び込みができると出来ないという決定的な差が生まれているので
後者が勝ちやすいです
対空が出ない方は地上戦で読み勝ってコンボを決めることしかできない反面
対空が出る人は対空からのコンボで相手を地上に拘束し自分は横、上どちらからも攻めれてダメージレースを制しやすくなる

極端な話をするとこういうことです

コンボは大事これは間違いないですが
コンボを当てるために下準備ができてない人はそれをする機会が訪れないということです

話がそれてしまいましたが戻します

対空での簡単な読み合いですが対空が出ない人は相手が6Pで落としてくるまでずっと飛び込み続けても大丈夫です
読み合いは回りません

ですが対空技を振ってくるとなると話は変わります
飛び込み技が基本的に自分のリターンよりも相手のリターンが勝ってしまうため控えなければなりません
なので様子見を増やしますもしくは飛び込むことをやめてしまいます

こうすることによって生まれる読み合いは今度は地上ダッシュが通るようになるということです
相手が対空に意識を割いているということは多少なりとも横教えの対応を後回しにしている可能性が高いです

なので対空が出る人は横押し技でガンガン押すことで相手の対空意識を下げることができます
横押しを続けると相手も慣れてきてそれに対応してきますが

それは意識を横押しに向けているという証拠です
なので飛びが鋭いキャラは本命の飛びが通りやすくなります
対空が出る人と言っても上下でしっかり揺さぶれば対空技への反応を遅らせてしまう事は上手な人にも起こり得ます

とびこみを通すための下準備を行うことで相手の心理を揺さぶる
これが基本的な読み合いになります

ほとんどの行動には裏表があり
起き上がりに関しても、ラウンド開幕に関しても、立ち回りの飛び込みに関しても
ベースとしては読み合いがありそこにキャラクターの相性やプレイヤーの経験や知識が乗っているという認識です

キャラクター対策やファジーガードをやる前に重要なことはベースの読み合いを理解するという所にあります
今回は飛び込みという形で読み合いのようなものを簡易的に説明しましたが
様々なシーンで読み合いが発生しており、そこで読み勝つ回数が多いほど勝率に直結します

読み合いの付加価値として人読みがありますが
「この人は対空が出ない」だとか「この人は対空は出るけど横押しに弱い」とか「起き上がりの行動がバックステップ多い」だとか
1試合の中でもこれを読み取ることは重要なのでタワーの3試合の間にどれだけ相手の癖を見抜いて癖の弱点を突くかというのは上級プレイヤーが自然な形でやっていることでもあります

いきなりは無理なのでこれは経験と実践数をこなすしかない技術なので
対戦中に考えるタスクの中に組み込むといいでしょう

なので私は基本コンボしかしないし基本的な起き攻めしかやりません
難しいことに意識を割いてしまうと
勝つための相手を見抜くというタスクが抜け落ちるくらいには不器用でしたので

ここで対空とか防御とかどうやって磨くねんっていう話ですが

トレーニングモードで自分の対戦したいキャラクターをCPU相手にして
基本的な攻撃はせずにガードに徹してください

これは単純にCPU相手の行動を裁く練習にもなりますし
相手が空中から攻撃を仕掛けてきたときにとっさに対空技を出せるかという練習にもなります
FDで離して暴れを通す練習もできますし

自分が木偶になることで相手の動きを見るという根本的な訓練もできます
自分の動きを見るんじゃなくて相手の動きを見てしっかりと行動に移すというのは
格闘ゲーム未経験や初心者の方には難しい訓練ではあります
ですがそれを意識せずできるようになれば自ずと対応力はついてくるので

毎日10分くらい(出来るならいくらでも長く)自分が木偶になってガードや対空をする練習をしてみるのもいいでしょう

これで起き上がった際にガードを入れ忘れて変なダメージをもらってしまったりとか
相手の攻めのターンにガードを説いてダメージをもらってしまう事は飛躍的に減ると思います

最後に余談ではありますが私は基本的にトレモが大好きなので
ランクタワーに潜る前に
コンボ練習・起き攻め練習・自分が木偶になって対応する練習を長い時は1時間半くらいやってしまいます
いきなり対戦に行くとミスってしまうというのもあるのですが
準備をすることで快適に対戦したいという気持ちの方が強いです
いい対戦はいい準備から個人的には重要だと思ってます
トレモが苦手っていう人はたぶんやり方が分からない方が多いと思いますのでTwitterを活用してどんどん人に聞いてどういうトレモしてるかとか聞いてみましょう!
格闘ゲームは結論勝つことが一番楽しいので
その一番楽しい部分を沢山得るためにトレモでウォーミングアップしましょうというお話でした

次回はまたブリジットランクタワーの話に戻っていろいろ書けたらなと思います

ではこのnoteが誰かの参考になることを願っています

おわし

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