今井 浩恵

自分たちが毎日使いたいものをつくる。 それだけを考えて、SHIROというブランドを作っ…

今井 浩恵

自分たちが毎日使いたいものをつくる。 それだけを考えて、SHIROというブランドを作っています。 チワワのクロ♂、シロ♀、ゴロ♂と、保護ネコのはち♀、みつ♀、黒猫のタンゴ♂の6匹と暮らしています。

最近の記事

私は、専業主婦になりたかった

旅と人生は似ている よく、旅と人生は似ている、と言われます。 予定を立てて観光地をめぐる旅行とは違い、旅は不透明な世界を、直感に任せて歩くもの。「先が見えないから面白い」という意味では、たしかに、人生は旅と似ているのかもしれません。 私の人生も、筋書きのないドラマです(誰だってそうですね)。 いまではSHIROの会長、ブランドプロデューサーを担っていますが、経営者になる未来を想像したことはありませんでした。両親はサラリーマンで、一人っ子の私は大切に育てられたこともあ

    • がごめ昆布が、教えてくれたこと

      当たり前、を見つめ直す 何気ない会話や、いつも食べているご飯。昨日と変わらない景色。 自分にとっての「当たり前」を見つめ直してみると、それらが予期せぬ場所に連れて行ってくれることがあります。 私にとっての「当たり前」のひとつが、生まれ故郷の北海道です。 北海道には、世界に誇れるたくさんの名産品や、恵まれた大自然があります。 この大自然を、やっぱり製品開発にいかせるんじゃないか。 通勤路を車で走っていたら、そんな当たり前のことに気が付きました。前回のトルコでお伝えした世界

      • トルコのおばあちゃんの横顔

        今でも、思い出す旅 ときどき、ふとこんなことを思います。 あの旅で出会ったあの人は、今どうしているんだろう。 あの場所は今、どうなったんだろう。 また現地を訪れて、生産者さんたちとお話をしたいなあ、とも。 そんな印象深い旅のひとつ。 今でもたまに思い出すのが、トルコへの素材探しの旅でした。SHIROの前身のブランド、LAURELを立ち上げてから5ヶ月後、2009年11月のことです。 トルコを訪れた理由は、ローレルオイルを探すためでした。 ローレルは日本では月桂樹として

        • Podcastをはじめました!

          こんにちは、SHIROの今井浩恵です。 この度、Podcastをはじめました。 4月7日から、旅をテーマにしたPodcast「TABI SHIRO 〜足を運んで、見て、聴いて〜」がスタートしています。「TABI SHIRO」ではこれから、SHIROが誕生するうえで必要不可欠だった旅の記録をお届けしていきます。 意外に思われるかもしれませんが、SHIROを語るうえで「旅」は欠かせません。SHIROの製品は、旅を通して見つけた素材や、現地で得たインスピレーションを通じて生み出

        私は、専業主婦になりたかった

          なぜ、中学受験をするのか?

          久しぶりの投稿。 中学受験準備に明け暮れる毎日です。 朝起きて、瞬きを5回くらいしたらもう夕方。 12月に入ってからそんなあっという間な毎日です。 10月に受けていた模試の結果があまりに最悪で、 2ヶ月くらい直視できなかったのですが、 12月に入るとそうも言ってられない。 思いきって適当に過去問をやらせてみると、 あれ?いがいといける??半分くらいはできてるかも。 ってな感じで、私自身の心が前向きになれました。 長男の時にはみたこともないような数字を突然ぶっ込んでくるの

          なぜ、中学受験をするのか?

          ちっぽけな違和感に気づけることがものづくりの原点

          zoom中、横で「オエー」と吐き出したみっつ。 2回目の吐き出しの時に、いつも遊んでいるおもちゃが出てきたので、ちょっと安静にしてね、とケージに入れる。30分後、聞いたこともないケージを破壊している音が聞こえたので、行くと、本当にケージを破壊してる。。ペットボトルのフィルムを爪と口で剥がし、トイレの猫砂はひっくり返し、虎のようにケージを食いちぎっているネコ。「ここから出せーーー」と、言わんばかりにね。犬は飼い主に逆らったりしないけど、ネコは自由を奪われると怒るのね。まるで私み

          ちっぽけな違和感に気づけることがものづくりの原点

          息子たちの受験の話し。

          ネコのはちみつがもう少しで5ケ月になります。 そろそろ首輪でもと付けたら、その5分後には首輪が嫌すぎて暴れまくって血だらけになっていたり、キッチンに登ってシンクに落ちていたお米をムシャムシャしていたり、花や植物をおもちゃと思って遊んでいたり、全く目を離せない破天荒姉妹ですが、可愛すぎて毎日ベロベロしちゃってます。 今日はボーイズの話し。 来年彼らは、大学受験と中学受験(予定)を控えています。 なので、この夏は毎日塾への送迎が私の一番の仕事です。いつもなら海に山にディズニー

          息子たちの受験の話し。

          良いところを伸ばすという考え方

          「人は誰でもこの世にうまれた理由がある」 高校の時の恩師に言われた言葉です。 当時、素行が悪く、よく職員室に呼ばれ怒られていたのですが、 「お前のうまれてきた理由はなんだ。」と、 同じことで毎度怒らせる私に先生が突き放したように言いました。 この世に生を受け、世の中に役立つ理由が皆平等にあってうまれてきているのだから、こんなくだらないことをやってないで、その「うまれてきた理由」を時間をかけて探せと。こんなくだらないこととは、学校でタバコをすったり、授業にでなかったりってこ

          良いところを伸ばすという考え方

          期末を迎えて思うことは、放てば手に満てり。

          今日で無事に第31期が終わりそうです。 心からありがたい。 私は12期目でこの会社を引き受けたので、 20年近く社長業をしていることになります。 ほんとあっという間。 「世の中を幸せにする」と同じくらい大切にしている言葉。 それは、「放てば手に満てり」。 手放してこそ大切なものが手に入る、ということ。 経営者になりたての時は、持ちきれないくらいのモノやコトを、勝手に抱え抱きしめていました。それらの全てを一旦手放すコトにより、目の前の視界が晴れ、心が軽くなり、何が大切かを

          期末を迎えて思うことは、放てば手に満てり。

          英語の勉強をはじめました。

          2月から英語の勉強をはじめました。 海外にお店があるのだから、 少しくらい話せて当然なのですが、全く話せません。 I can not speak English.です。 1月にロンドンに行った時、 4年前の立ち上げの頃からお世話になっている、 一度しか会っていない薬事チェックの外人おばちゃんに、 「まだ、通訳を使っているの?」と言われました。 そりゃそうだ。4年も海外に通っていて話せないのだから。 勉強しなきゃと思いながらも、いろんな言い訳を探して、 先延ばししてきまし

          英語の勉強をはじめました。

          素材の原点。

          私の祖父母は農家でした。 もう2人ともなくなってしまいましたが、 共働きの両親に育ったので、 夏休みや冬休みはいつも祖父母の家に預けられていました。 きゅうりやトマトはもぎたてを畑で食べる。 孫だけに食べさせる畑がある。(無農薬ってこと) メロンやスイカの美味しい見分け方。 とうもろこしや枝豆はもぎたてを瞬間茹でる。 ミミズは絶対に殺さない。 よい農家の見分け方。 などなど。 毎週末に祖父母の家に行き、 1週間分の野菜を母と2人で食べる分だけ収穫し持ち帰る。 そんな生活が

          素材の原点。

          保護ネコに出会う前の面接。

          2週間前から保護ネコの、はちとみつと暮らしています。 元々チワワが3匹いるので、 ネコを飼うことを諦めていたのですが、 このリモート期間で、一気にネコとの生活のイメージがついてしまい、 池袋のキャットシェルターに行ってきました。 元来私はネコ派。 まずは面接。 この面接にクリアしないと、里親にはなれない仕組み。 後々わかるが、これらの質問は全て猫ちゃんたちが保護された理由なのです。 ・子猫と成猫のどちらがいいか。 子猫から飼えば、チワワたちもニャンズたちも仲良くできるのか

          保護ネコに出会う前の面接。

          価値観が全て変わる。

          月に一度は海外。 年に4回はホリデー旅行。 洋服なんてほぼ海外購入。 時間があれば対面トレーニング。 外食なんて当たり前。 会社に行って、スタッフと製品の打ち合わせして、 クリエイティブの打ち合わせも全て対面。 それが、コロナで一変。 1月から海外にも行けず、 旅行なんてもってのほか。 洋服も買う気にもならないし、 トレーニングもオンライン。 毎食自分で料理を作り、全ての打ち合わせがzoomに変わりました。 外に出て新しいものに触れてクリエイティブを刺激していた生活から、

          価値観が全て変わる。

          情報をいれない生き方。

          溢れまくってる情報。 何が正しくて、何が間違っているかなんて、 もはや誰にもわかんないような情報が溢れかえっている。 今の私は基本、本も読まないし、 新聞もテレビもあまりみない。 35才くらいまでは週に5冊以上本を読み、 自宅の1部屋は本で埋まっていた時もあった。 ある時、家にあった1000冊以上の本を、 当時住んでいた近所の大きめな病院に寄付することがきっかけで、 ぱったりと読まなくなった。 本は、読まないより読んだほうがいいとおもうし、 読んだことを生かせるのであれば

          情報をいれない生き方。

          久しぶりに文字をかく。

          4年ぶりに文字を書いてみたくなりました。 以前はよく、その瞬間思い感じたままを、 つらつらと書いていました。 ここ最近は、自らが前に出たり、 何かをはっすることに、少しの抵抗があったのだけど、 ありのままに、おもうがままを記せたらなと思い、 今日から初めてみます。 肩の力抜いてかけたらいいな。

          久しぶりに文字をかく。