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歴史から学ぶ。パナマ文書とは?

日本に住んでいると、なかなか出てこない選択肢の内に、海外口座の開設があります。
それについて考えるきっかけになった、パナマ文書の事件について、簡単にお話します。

パナマ文書とは?

パナマの法律事務所「モサック・フォンセカ」から流出した膨大な量の内部文書のことです。
2016年4月にその個人情報の流出が起きたのです。
これにより、有名企業や著名人、政治家など多くの方が海外口座でお金を管理していた事が明るみになりました。
インターネットで検索したら出てきますが、皆さんがご存知の日本人も多くリストに載っていたみたいです。

なぜ?海外口座?

カリブ海にあるイギリス領バージン諸島など、税率がゼロかきわめて低い国や地域は「タックスヘイブン」と呼ばれており、資産を置くことで税金が低く抑えられるからです。
権力者や富裕層による税金逃れはこうした仕組みで成り立ちました。

税金逃れは違法?その影響は?

海外口座を使う事で税金を逃れることは合法です。
「外為法」という法律があるためです。
1998年(平成10年)4月に抜本的に改正され、資本取引の「事前届出・許可制」が廃止された背景があります。
しかし、当時のアイスランド首相は事実が国民に知れ渡った事で辞任に追い込まれるなど、大きな影響がありました。

まとめ

この一件から、海外での資産運用に興味を持つ人が増えた、とのことです。
最近では日本の税金が高いと感じて、海外に住所ごと移す有名人もいる程です。
国外の知識をつけることは税金を考えるきっかけになりそうですね!

#毎日note
#パナマ文書  #タックスヘイブン #税金 #海外 #資産運用

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