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新型コロナウイルスによるステイホーム期間。
「外」の世界に出られないイライラを溜めている方も多いと思います。
しかし、この機会に「内」の世界、「自分」にフォーカスしてみる事で得られる事も沢山あります。
今、この期間は「自分」を振り返ってみるチャンスでもあるのです。
そして、いつか必ずまたあの「日々」は戻ります。
直感で構いませんがあなたは「日々」が戻った時、今この期間に「自分」を知っておくと良い事がありそうだな。とは思いませんか?

皆さんも薄々気づいているとは思いますが
このコロナ騒動の前と後では何かしら大きく変わることがきっとあるでしょう。

そのときのあなたはどうなっていることを想像しますか?

万が一状況が厳しくなってしまっていたら、、
政治家のせいしますか?
しょうがないと諦めますか?

そう、今のこの時期でさえ、ただただ終息をじっと待っているだけでは、きっと誰かのせいにしてしまうか、嘆くだけで「諦め」の日々を送る事は確かでしょう。

かと言って何をしていいかわからないという場合は「自分を知る」ための期間とする事をオススメします。

いつかこのステイホーム期間は終息します。
その時までに「自分は何を持っているか」そして何を「もう必要ない」と思っているか、
又は「ホントはこんな事も出来ていた」という事を思い出しておくか、
それだけで、世の中がまた回り始めた時、大きな成長が望めると思います。

今までにない、この危機は逆にとても良い機会だとも言えます。

今回は今と過去に「自分を知る」ために私が行った経験を上げていきます。

○欲するものはすでに持っている

私は読書好きな、理詰め人間です
小説なども好きですが、
人間の心理や感情を「文字」として説明するビジネス書、自己啓発本が好きです。

なぜならば私は常に変化を求めていきたいからです。

しかし、私は変化を望んだにもかかわらず、好奇心が先に立ち、「ただの知識」として小説を読む様な気持ちでビジネス書を読んでしまう事がありました。

これでは意味がありませんよね。
もちろん変化など望めるわけもありません。

コレではいけないと思い、私は環境を利用する事にしました。
「営業所長」という立場を利用して、職場で自分や部下、お客様を使い、沢山の実験を試みたのです。
(実験というのは聞こえ悪いですが(笑))
そして沢山の成果を体感をしてきました。

本を少し読んでは「じゃあやってみよう!」から
あ!出来ちゃった(笑)と体感すると
なんでだ?
となりまた読み進める。
これがとても楽しいんです!

そして、今私が試したい本からの引用は
「今、欲するものは、実はもうすでに持っている」です。

上で述べた「職場での実験」も新たなチャレンジをするというより、今やっている事の「視点を変えた」という事が多かったので興味が湧いていたのです。

しかし、体感するためにはある程度の成果が必要であり、
成果を出すためには継続が必要であり、
継続のためには一定の期間を設ける事が必要となります。

この理論を深堀した実験をするために問題なのは、多少の隔離としっかり時間を取って自分を見つめ直す事が必要だとも感じていました。

でも、この理論がより体感出来たらどうなるでしょうか。(これを想像するのがまた楽しい)

これが体感出来れば「自分を知るだけ」で望み通りの未来を実現出来るともいえるでしょう。

それに「営業」という仕事でもマネジメントなどに大いに役に立ち、メンタルコーチとしてより人のためにもなるでしょう。

そして、、
ここにきてこのステイホーム期間。
正にチャンス到来です。

行動に移すと人は変われます。
しかし、タイミングときっかけが必要である事は確か。
タイミングは正に今なのでしょう。
そして変化のためのきっかけとなるの事を「今私が欲する」のであれば、「もう持っている」と体感出来たらサイコーです。

どうでしょう。
自分を知る事。
少しワクワクしてきませんか^_^

○断捨離

内面を見ていくと
「もうコレ必要ないな」と思う事もありました。

過去のトラウマ、失敗をした後悔、自分の悪癖などなど。

内面的感情は振り返るのに勇気がいるものもあります。
辛い感情などはついついフタをして心の奥深くにしまい込んでいる場合もありますからね汗

しかし、この設けた期間を利用して
勇気を持ってそのフタを一つ一つ開けてみたした。

すると、
もうなんともない物も多くありました。
そのため、もうコレは必要ない!と堂々と手放しました。
しかし、その反面フタを開けたら当時の感情が湧き出す物ももちろんありました。
しかし、なぜか「きっとまだ私には必要なのだ」と思えました。
どっぷりハマってはがっつり涙を流しましたが(笑)

不思議なのは思い出した事に後悔などなく、ここでまた振り返れたことには理屈ではなく意味を感じました。
そして、改めてこの期間に感謝しました。


内側と言うのは心の中だけではありません。

実際の家の中も大掃除をしました。
それもかなり大胆に!
断捨離です。

売れるものは売り、しばらく使ってないというもの、更には悩みながらも好奇心で「ないとどうなるのかな」と興味が湧いた物、と。

その代表はテレビです。
テレビを捨てたら世の中の時流に取り残されてしまうかな…と心配になる気持ちもありましたが、全然そんな事はありませんでした。

今時テレビなんて観たいなら観る方法はいくらでもあります。
それよりも、観たいわけではないけど、以前「ただ観てただけ」って時間が有効活用出来ている感覚はあります。

そして何より面白かったのは、
必要な情報は巡り合わせでちゃんと自分に届く事です。
きっかけさえあれば、自分の知りたい事はいくらでも調べられます。
きっかけは家族、職場、友人からいくらでも手に入りました。

そもそも「知らなくても別にいい」って事は案外沢山あるのだなと体感した事も大いに今後の役に立ちそうです。


もうひとつは晩酌。つまりお酒です。
と言っても、禁酒!と豪語し、もう飲まないと決めたわけではなく、テレビ同様、意味もなくお酒を飲むのも辞めました。

お酒はその時の感覚を増幅させてくれるのだなと感じました。
嬉しい時はより嬉しく
楽しい時はより楽しく
泣きたい時はより泣かせてくれて。
しかしその反面
悲しい時はより悲しく
辛い時はより辛くと。

人は「嬉しい」「楽しい」と言う感覚は外的要因から受けやすいですが、
内的要因からは「悲しい」「辛い」「つまらない」などのマイナス要素が出やすく、毎日飲んでいるとこのネガティブ感情を酒の魚としやすいのだなと気づきました。

人と接する事に制限がある期間では正に不要です。
(泣きたい時などは飲みましたが)

以前の様に何となくただ毎日飲んでいては大好きなお酒の持つ素晴らしさを知れないままでした。

しかし、早くまた皆で美味しいお酒が飲みたいなと思う事もちろんはあります。
それでも楽しみが先にあるというのは嬉しいものです。

○泣くこと

今一番ハマっている事は涙活です。

昔は映画とかを観ても泣いたりなど出来ない性格でした。
しかし、歳を取ったせいか少しづつ泣けるようになってきていたので、この機に泣きまくってみる事にしました(笑)

映画を見ては泣き、音楽を聞いては泣き、過去の記憶を思い出しては泣きと…

一人の時間が増えたため泣きやすいという事もあります。

泣く事の良い面は
ネガティブ感情をしっかり感じ切る事でしっかりと前を向ける様になる事や
好きだったものがより好きになれる事など、、
泣く事は良い事だと言う事を体感しました。

そしてなにより
辛い、悲しいだけではなく、「好き」のセンサーになるという事です。

何かを観たり感じたりした時に涙が出てきそうになると「今自分が求めている物へのヒントかも」とアンテナ代わりにして注目していると大抵「気づき」を得る事が出来ました。

そして、より感情が豊かになると言うのは生きる事を楽しんでいるって感覚も湧き上がってきます。

今ではハードコアの様な激しい曲でさえ、曲を聴くだけで沢山の感情が出てきて、曲も自分も新たな側面から観れている感覚になりました。

○過去の自分との比較

人に会えないからこそ他者との比較をしなくて済む時期ともいえるでしょう。
しかし、同時に孤独さから不安になることも事実です。

しかし、自己啓発の基本は人と比べない事です。

人は「不安」から逃れるために「比較」をします。
その為比較する事自体は否定しません。
そして「比較」をする一番の理想は過去の自分と比較することです。

なぜならば、小さくてもいいので、自分の進んできた足跡を見つける事で、自身の成長が感じられるからです。
この振り返る体験がより良い未来をイメージさせてくれるのです。

より枠を広げて新たな世界に挑戦し辛い時期だからこそ、その足跡を見つけるにもよい機会でしょう。

私の場合は
「失敗体験も成功体験もこのままでは活かせない」と気づけました。

というのも
私の今の現状は望んだ状況では決してありません。
しかし、この状況をイメージしてしまった事が低迷期に確かにあったのです。
そしてそのイメージは残念ながら現実となりました。

その逆に、過去に良いイメージを徹底的に持って進んだこともありました。
そして、その未来もまた現実になった過去はあったのです。

では今は何をイメージしているのか自問自答してみると、
漠然とだけイメージしているだけで、具体的なイメージはしていないという事に気づきました。

私は過去との比較で過去の経験をまだまだ活かせていなかったのです。

そして、ここに明記したのは、来年の自分の為でもあります。
行動しまくってイメージを育み、堂々と素晴らしい未来をイメージしていこうと強く心に決める事が出来ました。

○人生の目的を考える

この難題に挑みました。
正直まだまだ答えなどと言うものは出せていません。

しかし、答えなど死ぬ間際でしか気づけないのだろうと言う事はわかりました(笑)

そもそも「生きる意味」など大きな意味ではないのかもしれません。
要は生を楽しむ為の暇つぶしと言ってもいいでしょう。

今必要なのは仮定を絞る事だと言う事に気づきました。

そして、いくつかの候補を挙げました。
ただこれだけの事ですが、コロナ終息後、その一歩目を踏み込むには十分なほどワクワクが増幅しました

その反面、
ただ「これが私の目的だ」と思い込んでいただけだったモノにも気づけました。
自分の行動から認めざる得なかったのです。

自分が信じ続けたものを手放すと言う事は簡単な事ではありません。
しかし、今の私には必要のないものなのは確かです。

しかし、この先私が行動を変え、未来を生きている時にどう思うかまでわかりません。
それでも今は感謝しつつちゃんと手放そう!と決めました。



いかがでしたでしょうか?

内側をしっかり覗いてみるだけでもなかなか楽しめるモノです。

そして根拠などありませんが
今のこの経験が活かされる時は必ず来ると思ってます。

外へ、外へと意識を集中しているとイライラしたり、不安になったりとしてしまうでしょう。
そしてただただ我慢して何もせず無駄な時間を過ごしてしまうかもしれません。

この機に意識を内へ、内へとフォーカスする事、オススメですよ^_^

誰かのお役に立てれば幸いです。


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