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好きな仕事の抽象化

自分にとっての天職って何だろうかとキャリアを通して考えてきました。

なんとなく分かってきたのは「何かをつくること」が好きということです。

一見相反しているのですが、以下の2つの時間が好きです。

①みんなでブレストをしている時間。特に新しいビジネスのアイデアをみんなでわいわいがやがや話している時間

②一人で黙々と企画書を作っている時間

この2つに共通点は全く無いなと思っていたのですが、どちらも何かをつくっている時間であることに気づきました。

何かを生み出したいというのは人の欲求なのか、やはりそういう時間は苦しくもあるものの最高に楽しいんですよね。

また、そのアウトプットが人に評価されれば、なお良しです。

承認欲求が満たされるというか、達成感を感じます。

人の評価に一喜一憂しないでおこうと思うものの、やはり褒められれば嬉しいのが正直な感情です。

しかし、ここでいつも頭に浮かんでくる疑問があります。

仕事は誰かの役に立つためであり、その対価としてお金をもらっています。そのため「好きなことばかり追求するのも違うのでは?」と悩むのです。

しかし一方で、好きこそものの上手なれで、好きなことはもっと腕を磨こうと努力するので実力もつきやすく、結果的に人の役に立つのでいいのではないかとも思います。

このバランスは難しいなとも思うものの、好きなことばかりやって自己満足とならないように「ちゃんとビジネスとして成立するアウトプットになっているか」注意していこうと考えています。

さて、私はいろいろな仕事を経験した結果、このように抽象的ではあるものの自分の好きなことを見つけました。

そこで思ったのは、好きなことをやるのに業界はさほど重要ではないかもということです。

昔は業界にこだわっていた時期もありましたが、職種が同じであればどんな業界に行っても楽しめると思うのです。

私は「何かをつくる」のが好きなので、事業開発やマーケティングを極めていきたいと考えています。

業界は違えど、そういった職種であれば「何かを生み出す」という自分の好きなことができると思うのです。

もっと言うと、それ以外の職種でも工夫をすれば自分の好きなことはできるのだろうとも思います。

例えば、営業でも営業戦略を考えたり、顧客やスタッフと議論をしながらビジネスを生み出したりできます。

そう考えると抽象的な自分のやりたい仕事のイメージがあれば、どんな職種でも仕事を楽しむ術はあると思うのです。

実際、現実にはそんな生易しいものではないとも思いますが、こんなことを考えていました。