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雅叙園の「和のあかり×百段階段 2023 ~極彩色の百鬼夜行~」を見に行こう

先日、友人と一緒に東京・目黒の「ホテル雅叙園東京」(以降、雅叙園)に行ってきた。

レストランでの食事とメインである「和のあかり×百段階段2023~極彩色の百鬼夜行~」についてレポートしたい。

なお、今回、私たちは「和のあかり×百段階段 2023 ~極彩色の百鬼夜行~」ランチセットを利用した。


■食事の前に雅叙園内を散策

日本庭園をバックに

エントランスに入るなり、ユリのいい香りに包まれた。流れやうねりを感じさせる(?)美しいディスプレイに思わず声をあげる。

ホテル内を歩いているだけでも楽しい

雅叙園の中にはこういったレリーフ(?)的なものが点在しており、まるで美術館のようだ。

トイレもぬかりなく絢爛豪華
トイレの中に橋が…!

■日本庭園を散策

雅叙園内にある日本食レストランは外観も美しい
悠々と泳ぐ鯉たち

■当日の着物

盛夏なので、小千谷縮と夏用の黒い名古屋帯を選択。
友人は、バリバリに着付けができるお母さまに着付けていただいたそう。羨ましい…。

季節柄、浴衣姿のカップルやグループが多く見受けられた(着付け付きプランもあるようだ)。和装好きとしては眼福である。

友人と
雅叙園館内の橋にて
滝の前にて
落ち着いた黒×蝶々がお気に入り

■レストランにて

雅叙園の中にはレストランとショップが7つがあり、その中の一つである「旬遊紀」という中華レストランで昼食をとった。

なお、オタクらしく推しのミニフィギュアも一緒である。

推しとおしゃれな紅茶

味がおいしいのはもちろん、サービスもよいお店だった。

私がスマホを床に落としたときもサッと拾いに来てくれるだけでなく、目配せをしただけで来てくれる。隣のテーブルが子連れだったのだが、物を落としたり食器をひっくり返したりしたときも、テキパキと対応していたのが印象的だった。さすがいいホテル併設のレストランと感心した(コメントが完全に庶民…)。

本日のメニューを紹介してくれる推し(可愛い)
本日の前菜三種
海老入り茶碗蒸し
本日の飲茶二種類
スモークダック 北京ダックスタイル
ホタテとアスパラガスの燻製 マヨネーズソース
皮付き豚三枚肉の黒酢煮
小籠包
春菊入りワンタンつゆそば
タピオカ入りココナッツ杏仁豆腐

■和のあかり×百段階段2023

エレベーターで百段階段に向かうと、夏らしい風鈴と金魚がお出迎えしてくれた。

日本の夏を象徴する風鈴
空を泳ぐ金魚たち

百段階段では、部屋や踊り場ごとにテーマが決まっており、そのテーマに沿った展示やライティングを楽しめた。また、BGMや香りまで工夫が凝らされていたので、ぜひ現地で体験してみてほしい。

青のライトが鳥居を幻想的に彩る
鬼がテーマの部屋だが鬼がいない…(写真を撮り忘れただけ)
抽斗から零れ落ちる鬼灯
歌舞伎がテーマの部屋にて
推しと一緒に
こちらも歌舞伎の般若
踊り場の金魚と狐の面はどことなくコミカル
(エアコンの)風にそよぐススキ
廊下を泳ぐ魚たち
何やら近未来的な装置
まるでステンドグラスのよう
映り込みまでぬかりなく美しい
キービジュアルにもなっていた極彩色な空間が広がる

■お義母さんにお土産を買う

最後に、雅叙園の中にあるPATISSERIE「栞杏1928」に立ち寄った。そこで、お義母さんへの誕生日プレゼントとして、和を感じられる上品で可愛らしいチョコレートを買った。

舞い扇

自分用には買わない特別なお菓子はプレゼントにぴったり。予想通り、お義母さんの感性にも合ったようで大変感激してくれた。

写真の出典:ホテル雅叙園東京 PATISSERIE「栞杏1928」 より

■最後に

和のあかり×百段階段 2023 ~極彩色の百鬼夜行~」の展示期間は、9/24㈰までなので気になる方はお早めに。

私もいつかまた通常時の百段階段を見に行きたいと思っている。


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夏の思い出

テクニカルライターをするかたわら、趣味の着物やオタ活をしています。