眺め続ける

ここのところ表面的には何も動いてないのだけれど自分の中が台風のように目まぐるしく動いていて制御不能だ。
そして長年この制御不能さがとてつもなく苦しかったので、なんとか理解してコントロールしようとしてきて、ここ数年は表面的にはかなり上手いことやっていた。多少崩れても大きくは崩さないというか。日常を最低限送れるように。
数年ぶりにふたたび訪れたこのビッグウェーブにどう相対するか。乗るか反るか?みたいな自問自答を繰り返しながら、以前ならとっくに爆発しそうなところをなんとか眺め続けている。
自暴自棄になりそうなところを、限界まで、無理をするのでもなく、ただ見つめてる。
それができるようになっただけでも、とてつもなく大きな一歩な気もする。
週明けにちょっともうやばいのでは?と突発的に通院して遅刻したり、翌週また突然の頭痛により早退し、翌日も受診で遅刻し、来週も予約を入れた診察で遅刻予定と、もはや勤怠は笑えるほどにめちゃくちゃなのだが、周囲に対して過度に申し訳なくなったりもせずに、淡々としている。
日報読むと最近元気なさそう、と言われ、あぁ周囲にもダダ漏れなのか、と思うとなんだか恥ずかしいし、人に心配されるのって、惨めな気持ちになったりもするんだなぁと思いながらも、まぁでも仕方ないから、それでもいいか、というところまで来れたのも、些細なことなのだけれど、自分的にはなんだか来るとこまで来たなぁという感慨もある。
自分がいまなんの穴に落ちているのか、なぜこんなにもビッグウェーブにさらされているのか、本当のところは今の自分にはよくわからない。あれこれ理由探しはできるけれど、それはきっと過ぎ去ってしまわないとわからないのだろう。
今できることは、ただ自分を信じて、静かに自分を眺め続けることくらいなのきもしれない。

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