鞍馬子竜

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ゲーマーの新しい一歩にちょうどいい「ぶいすぽキーボード」の魅力

記事の概要・VSPO! GEAR ゲーミングキーボード(ぶいすぽキーボード)第一弾の受注期間が3/29(金)19:00からスタート! ・ゲーミングキーボードではまだ希少なラピッドトリガー機能搭載! ・初心者でもとっつきやすいJIS配列テンキーレスサイズ! ・販売価格27,500円は既存のラピッドトリガー搭載キーボードと比較してもそん色ない価格! https://gear.vspo.jp/ 私がVTuberを本格的に見るようになったのは2023年9月からですが、それ以前にもV

    • VEEの足並みが揃った最初の一歩~「Merge」参加レポート&今後への期待

      前回の記事で私が紹介した北白川かかぽさんが所属しているVTuberグループ「VEE」が、去る2/28(水)に初となるオフラインのライブイベント「Merge」を開催しました。 私も現地参加しておりましたので、遅くなりましたが簡単に参加レポートをまとめていきたいと思います。 参加経緯私はもともとオフラインのライブイベントが大好きで、古くは東方Projectの音楽サークルのライブ、艦これの公式コンサート、最近ではウマ娘のライブなど、さまざまなライブに現地参戦してきました。 これは

      • VTuber「北白川かかぽ」との出会いとクリエイターの認知について

        北白川かかぽとの出会い以前の記事で、VTuberものの小説を書くために、実際のVTuberを知ろうと思い立ってホロライブのVTuberを視聴するようになったという話をしました。 ReGLOSSのデビュー時期ということもあり、ReGLOSSのメンバーを中心に視聴しているところはありますが、とりあえずホロジュールを眺めてその時間に行われている配信を見たり、記念配信(周年・誕生日)はなるべく全員見たりしています。 そんな折、2月4日にReGLOSSメンバーのひとりである儒烏風亭ら

        • コミックマーケット103新刊「VTuber小説への誘い」頒布告知

          先日、「ReGLOSSからホロライブを見始めた私が感じたホロライブの魅力とコミュニティとの温度差」という記事を公開しました。 当該記事にはありがたいことに多くのスキ、コメントをいただくことができました。誠にありがとうございます(冬コミ準備のためコメント返信が途絶えてしまいすみません)。 そもそも、先の記事を書いたのは冬コミに向けて自身の思考を整理する準備的な意味合いもありました。おかげさまで冬コミ向けの新刊がなんとか完成しましたので、上記記事を公開したnoteで新刊の紹介を

        ゲーマーの新しい一歩にちょうどいい「ぶいすぽキーボード」の魅力

          ReGLOSSからホロライブを見始めた私が感じたホロライブの魅力とコミュニティとの温度差

          「VTuberものの小説を書くために、実際のVTuberを見てみよう。ちょうどホロライブに新人がデビューするみたいだしそこから見てみるか」 私がホロライブの配信をを見るようになったきっかけは、そんなかなり特殊なものでした。 私は趣味で小説の執筆を行い、それを同人誌として即売会に頒布したり「小説家になろう」などのWeb小説投稿サイトに投稿したりしています。 その過程でインプットとして小説を読むことも好きで、書店でライトノベルやなろう発の書籍化作品を眺めることがあります。そこで見

          ReGLOSSからホロライブを見始めた私が感じたホロライブの魅力とコミュニティとの温度差

          自作小説「はいてき」完結あとがたり

          はじめにお久しぶりです。 Noteのジャンププラス原作大賞は残念ながら受賞できなかった鞍馬子竜です。 2022年7月下旬に連載を開始した、自身初の一次創作長編小説「敗戦国の戦姫令嬢は生き残るために仇敵皇太子の婚約者になりました(略称:はいてき)」が、2023年3月末に無事完結いたしました。 https://ncode.syosetu.com/n4718ht/ 本当は昨年末には完結させて冬コミに出すことも考えていたのですが、結果的には3か月ほど完結が遅延することになりました

          自作小説「はいてき」完結あとがたり

          「ロード・オブ・ジムナスト ~元女子校からはじまる無名の覇道~」あらすじ

           体操競技でオリンピックの金メダルを目指す主人公・駿河正樹だったが、ある日、高校の体操場が火災で全焼してしまう。  体操部の復旧は困難と言われ、別の高校への編入を模索したが、怪我のリハビリ中だった正樹は引き取り手が見つからず、途方に暮れていた。  そんな正樹に手を差し伸べたのは、近隣の女子校「私立桃義女学園」だった。少子化に伴い共学化することとなり、男子学生を誘致するために打ち出した施策が「部活動の強化」だという。正樹には、その第一陣として男子体操部を率いてほしいと求められる

          「ロード・オブ・ジムナスト ~元女子校からはじまる無名の覇道~」あらすじ

          「ロード・オブ・ジムナスト ~元女子校からはじまる無名の覇道~」第3話

           なんともいえない表情で更衣室を後にした高沢さんと入れ替わるように、僕は再度男子更衣室に入って練習着に着替え(そこでもさっきの光景が襲ってきて時間がかかったけど)、体操場に足を踏み入れた。 「おお……」  広い。それが体操場を見渡しての感想だった。男子用の器具と女子用の器具が勢揃いの体操場は、もともと女子だけで使っていたとは思えないほどに余裕を感じる。男子用の器具がなかった頃はもっと広く使えていたんだろうか。 「こんにちは! よろしくお願いします!」  一礼して体操場に入る。

          「ロード・オブ・ジムナスト ~元女子校からはじまる無名の覇道~」第3話

          「ロード・オブ・ジムナスト ~元女子校からはじまる無名の覇道~」第2話

           全校朝会を終え、僕はクラス担任に連れられて教室へと向かう。 「あなたの所属するクラスはスポーツ特待クラスです。授業時間が短く、そのぶん部活動に時間をかけることができます」 「はい、聞いています」  桃義女学園は文武両道と聞いていたが、それでもスポーツ特進クラスは特別待遇らしい。 「とはいえ、定期テストはありますし難易度が低いわけではありませんので、勉学を怠らないように」 「わかりました」 「それから……スポーツ特待クラスの中では、共学の賛成派と反対派が存在しています。賛成派

          「ロード・オブ・ジムナスト ~元女子校からはじまる無名の覇道~」第2話

          「ロード・オブ・ジムナスト ~元女子校からはじまる無名の覇道~」第1話

           体操場が、ごうごうと燃えていた。 「は……?」  肩に提げたバッグがどさりと音を立てて地面に落ちた。僕はそれを気にも留めず、ただ目の前の光景を食い入るように見つめ続ける。  消防車の音が近いとは思っていた。だけど、その対象が目的地だったなんて誰が思うだろうか。 「……樹! 駿河正樹!」  突然肩を掴まれ、首だけで声の主を探す。 「ここは危険だ。お前も避難しろ!」 「え、あ、はい……」  声の主……体操部顧問に押されるがまま、僕はその場から離れる。すれ違うように、追加の消防車

          「ロード・オブ・ジムナスト ~元女子校からはじまる無名の覇道~」第1話

          2022年末挨拶と2023年の創作活動について

           こんばんは、鞍馬子竜です。  皆様の暖かいご支援のおかげで、今年最後にして最大のイベントである冬コミを終えることができました。  2022年は私にとって挑戦の年と位置付け、新たな挑戦を開始しました。  大きなこととして、サークルコンセプトを「物語の力で、最高にアツい世界を創り出す」と定めました。今後はこのコンセプトを旗印に、小説を中心とした広く深い世界観の構築・表現を実現してまいります。  今年に入って、私はまず女性向け小説……とりわけ中世ヨーロッパ風貴族世界を中心とした

          2022年末挨拶と2023年の創作活動について

          GitHub+Visual Studio Codeでの小説原稿管理・執筆が便利すぎた話

          noteサポートプログラムのために初投稿したけどそれだけというのも失礼なのでちょっとした情報共有を。 私は現在「小説家になろう」をはじめとするWeb小説投稿サイトでオリジナル小説「敗戦国の戦姫令嬢は生き残るために仇敵皇太子の婚約者になりました」を連載中です。我ながらいい感じのタイトルができたと思います。 https://ncode.syosetu.com/n4718ht/ 投稿サイトに投稿しているといっても、投稿サイトに直接本文を書いて投稿しているわけではありません。事前

          GitHub+Visual Studio Codeでの小説原稿管理・執筆が便利すぎた話

          ただの同人小説書きが、好きなことで生きていくために。

          好きなことで生きていくためには、価値の高いアウトプットが必要である「好きなことで生きていく」というのは多くの人がそうありたいと考える理想像です。何を隠そう、私もそのひとりです。 しかし、その道が困難であることもまた理解しています。 最も困難なのは、「好きなことをアウトプットして、それで生計を立てられるほどの価値を生まなければならない」ことだと考えています。 「好きなことをする」というのは、多くの場合インプットです。 ゲームをプレイすること、本を読むこと、アニメを見ること。 そ

          ただの同人小説書きが、好きなことで生きていくために。