「下腹部にも力を入れましょう」はおへそ?もっと下?


よい姿勢でいると自然と下腹部に力が入るものです。

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上記ブログで紹介している”疲れない座り方”や”疲れない立ち方”などを実践した時に、上手に出来ていると下腹部に力が入ります。

一方で、今までお腹の力に意識を向けたことがないと…

「下腹部ってどこ?」
「どの辺に力が入っていると良いの?」

などの疑問をお持ちの方も多いのが実情です。

今回のブログでは下腹部の位置、どこに力が入っていて欲しいか、ここにも感じられたら最高!というポイントをお伝えします。


下腹部とは…

お腹は、解剖学的に水平線による区分では3つに分けられます。水平線の1本目は第10肋骨の下縁で結び、もう1本は腸骨稜の上縁で結び、上腹部、中腹部、下腹部に分けられます。
みぞおちが上腹部、お臍が中腹部、骨盤内が下腹部という大まかに解釈しておきましょう。

骨盤内に力を感じて!

「お腹に力を入れましょう」と言った時、みぞおちやお臍あたりには入れられるものの、骨盤内には力が入らない方が多いようです。

「下っ腹がぽっこりしてきた」
「よく反り腰って言われるんです」
「腰の痛みが強くて」
「歌っててもお腹の力が入らない」
「走ってて脚が後ろに流れるんだけど」

上記のような方も下腹部に力が入りづらいケースです。

多くの場合、骨盤と背骨の位置関係が悪くなっています。
立位時には骨盤の過前傾により、いわゆる”反り腰”を作っていたり…。

座位時には骨盤が後傾していて、腰椎の後弯や”猫背”を作っていたり…。


骨盤内に力が入るようにするには…
立位時も座位時も、骨盤の坐骨が真下を向いている状態です。
*お尻の穴が真下を向いているようなポジション


恥骨を前上方に持ち上げるようにすると、骨盤の坐骨は真下を向くように動きます。難しければ、初めはお尻の穴を閉めるような意識を持ちましょう。


更にここにも!

下腹部の中でも更に下方の恥骨結合付近に力が入っていると最高です!!!


下腹部に力が入らない姿勢をとっていると、腰が疲れてきたり、足がだるくなってきたりと、疲れるカラダの使い方になってしまいます。下腹部の力をこまめに気をつけて、疲れないカラダの使い方を獲得しましょう^^



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