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学生がハチバン社員とアイデアソン。新しい価値創造に向けて

5月2日、日本経済新聞電子版で「おおっ、これは!」と思う記事があった。

8番ラーメンで知られるハチバンの長丸昌功社長が、2022年3月期の決算発表記者会見で、金沢工業大学と共同研究を行っていることを明らかにした、という記事だ。

最近は休みの日に花の撮影に行く先々で、グーグルマップでハチバンを探して行っている。

この野菜ラーメン。石川県民のソウルフードの一つとして知られているそうだ。

私が食べ出したのは実は今年からなのだが、きっかけは、金沢ゆずを絞った、ゆず塩野菜ラーメンを気に入ったためだ。

しかし、さすがにこれは季節限定。

ということで最近は、しお野菜ラーメンにミニチャーハンをつけたBセットばかり注文している。

と、食べていたハチバンなのだが、今日、学内の研究関連の部署から、今度、ハチバンの社員と学生がチームを組んで、食に関するアイデアを競うアイデアソンを行うということを聴いたので、せっかくなので、全国でプレスリリースを作成し、配信した。

ちなみに「アイデアソン」というのはアイデアとマラソンをくっつけた造語で、もともとはIT業界で短時間で斬新なアイデアを出す手段として行われていたもの。
金沢工業大学でもよく情報工学科のイベントで、アイデアソンやハッカソン(プログラミングを意味するハックとマラソンをくっつけた造語)が行われている。

金沢工業大学の学生は6700人のうち75%は県外出身者だ。ハチバンと聴いても金沢工業大学に進学するまで聴いたことも食べたことも無いという学生は多いと思うのだが、ハチバンは金沢に本社がある東証スタンダード企業。

日頃「プロジェクトデザイン」という授業で問題発見解決に取り組む学生達が、企業の社員と一緒にリアル世界での新しい価値創造にむけてアイデアを出し合うのはとてもいい機会だと思うし、アイデア次第で学生プロジェクトに発展する可能性も秘めているのも金沢工大らしい。

文系出身の自分が学生だった時代、こういう機会は皆無だったので、実に羨ましい。

何か思いもしないアイデアが出てそうで今から楽しみだ。

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