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「東京理科大学 葛飾地区理大祭」のお話

noteユーザーの皆さま

 こんにちは。
下町書房です。
 
 
下町書房は東京理科大葛飾キャンパス(以下、葛飾キャンパス)まで歩ける距離にあり、前回、建物内に入れるチャンスがあった話をした。

 

一度、大学を身近に感じると、不思議と心理的な距離感は縮まるもので、

・11月24日(金) 10:00-18:00
・11月25日(土) 10:00-16:30

に開催された理大祭にも出かけてみた。



「大学の学園祭」だと思って出かけてみたのだが、そのイメージは大きく変わった。「サイエンスショー」「ジャグリングのパフォーマンス」「声優のトークショー」などが開催されているので、中高生が学校見学も兼ねて友人と遊びに来ていることは想像の範囲内だったが、意外にも目についたのがデート中のカップル、小さなお子さんを連れた若夫婦、熟年夫婦の姿も多く目にしたからだ。

学内を歩いてみてわかったのが、「チョコバナナ」「焼きそば」などを大学生が販売する模擬店以外にも、地元の柴又 亀屋本店の「だんご」やJA東京スマイル葛飾直売部会の「葛飾産の野菜」「肉まん」なども出店していたこともあるのだろう。食堂では、地元の人たちが中心となったフリーマーケットがも開かれており、ここも老若男女で賑わっていた。

「地域ぐるみのお祭り」という盛り上がりで、大学内には笑顔があふれ、この日は町全体が華やいでいた。


ところで、理科系の大学祭ということで私が注目したのが、

・鳥科滑空機展(鳥コンテストで飛行した機体の一部を展示)
・デジタルファブリケーションの世界(レザーカッターで作った作品展示)
・琥珀磨き体験(樹液の化石、琥珀を磨き宝石をつくれるコーナー)
・人間ロボットと会話しよう(アンドロイドと話ができるコーナー)
・指紋を浮かび上がらせよう(タンパク質・アミノ酸による実験コーナー)

などだ。学生達が直々に、テーマとしている研究や大学で学んでいることをかみ砕いて語ってくれた。その話が普段の生活では触れる機会がないマニアックな話なのだが、とても興味深かった。

それ以外でユニークな企画で印象に残ったのが、「留学生座談会」である。
「理系の大学は文系の大学よりも進級するのがむずかしい」「東京理科大は留年する人が多い」というのを耳にするが、ノーベル賞受賞者も輩出している日本唯一の私立大学でもある。
優秀な学生が高みを目指して学んでいるわけだが、だからこそ、成り立つ企画なのだろう。

留年した人、留年しそうな人が「留年について語ります!」というこのイベントは、学び舎をともにする先輩達が語るからこそ、「いま、どのように勉強すればいいのか」「時間はどう有効に使うのか」などのリアルな情報提供ができる。後輩達にとっては、学び方の悩みも解決できるし、将来について考えるときに役立つ情報を得られる有効な場でもあるのだろう。

私も、かつては大学生だったころがある。
マジメな学生ではなかったが、友人達にはたくさんのことで助けられ、大学生活は楽しかった。久しぶりに当時の気持ちを思い出すことができた。

リフレッシュできる、とても貴重な時間となった。

また、次の記事で!

 

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