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「第3回テクノロジーカフェ」に参加したお話

noteユーザーの皆さま

 こんにちは。
下町書房です。
 
 
下町書房は「葛飾区初のちいさな出版社」なのですが、東京理科大葛飾キャンパス(以下、葛飾キャンパス)まで歩けるところで営業しています。


葛飾区の公園と東京理科大学が隣接

葛飾キャンパスの周りは、葛飾区立最大の公園(7.1万㎡ある)になっていて、サッカー、ラグビー、ラクロスなどができる広場やテニスコート、また大学の周りをランニングできるコースもあるので、週末は親子ずれで賑わいます。
そして、私のジョギングコースでもあるのですが、いつも建物を眺めるばかりで大学内に入ったことはありませんでした。そんな私にキャンパス内に入るチャンス到来。
葛飾区、葛飾区産学公連推進協議会、東京理科大学産学連携機構主催で、葛飾区内の事業者対象の小さなセミナーがあったのです。

「区内企業の皆様が、東京理科大学の研究者と気軽に交流できる少人数・参加型のセミナーです」という葛飾区のHP内の案内にひかれて、申し込んだのでした。

研究棟、講義棟、実験棟、管理棟、図書館、体育館などがある
図書館棟の1階「理科大サイエンス道場」で行われた


『人を知り、ロボットを賢く! ヒューマノイドを通して人間の理解を深める』というテーマで、吉田英一教授(東京理科大学 先進工学部 機能デザイン工学科)が、直々に講義をしてくださいました。

ありがたいです。

吉田教授は、「複雑な環境における人の運動の計測、学習、予測。そして人の運動に学ぶロボットのインタラクション、作業支援環境に適応するヒューマロイドロボットの研究など」(理科理科大のプロファイルより一部引用)されているそうです。

では、「ヒューマロイド」とは何かですが、「人間型ロボット」のことです。

教授の研究室の到達目標は、「ロボットが人を助ける、人と協力する」ことを掲げていらっしゃり、学生さんたちとともに、研究をされているとのこと(実際に行われている研究について、講義の後、実験棟で学生さんたちから説明していただきました)。


たしかに、人の動きをロボットが真似できるようになれば、ロボットが介現現場(入浴や食事など)で上手に助けてくれる場も増えるわけです。
私は介護経験もあるので、母が自分で自由に歩けず困ったシーンが次々と頭に浮かんできたのですが、「それが解決できるのであれば」と思うと、ありがたいお話でした。

その延長線上のお話で同大学の他の研究室では、肉体労働をサポートする技術研究も進んでいて、「マッスルスーツ®」と呼ばれるゴムチューブ製の人口筋肉をつけた動作補助ウエアも開発されたそうです。
空気をふくんだゴムチューブが、身体の動きをサポートするため、普段、余計な力がかかっている車椅子の乗り降りの動作なども、驚くほどラクになります。これもうれしいお話です。


葛飾キャンパスは、10年ほど前にできたのですが、東京理科大学の中でも、先端融合分野を研究する「イノベーションキャンパス」としてつくられたとか。こうしたイベントがあったら、積極的に参加して最先端技術に触れていこう、そんな思いを強くしたという、そんなお話でした。

また、次の記事で!

 

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