面談で尋ねるのは
今日から生徒との面談を開始しました。
冬休みに向けて、今の状況や勉強の具合、進路の希望などのあれこれ。
↑これは、教員としての私の尋ねたいこと。
で、生徒は何を腹に持ってるのか。
面談で聞きたいことは生徒が何を考えているか、です。
これは、たくさん相手に質問すれば出てくるものでもありません。
うまく尋ねるといいのか。
うまい質問をすればいいのか。
相手が喋りたいことを聞くのが、1番スムーズに出てくるような気がします。
目の前に座った生徒に向かって
「何を聞かれると思う?」と尋ねると
本人が学校で気になってることを教えてくれます。
今日目の前に座った男子生徒は問いに対して、
「態度と、勉強ですかね、、、」と応えてくれました。
わたし「態度って?」
生徒「あ、なんか、態度良くないかなって うるさいっていうか」
わたし「うるさいと思ってる?」
生徒「いや、でも、マシになったでしょ。
うるさいかもしれないけど、最近静かにしようと思って まだうるさいかもしれないんですけど、」
その生徒は騒がしいことの自覚があって、それをいけないことだと思ってて、以前に比べたら静かにしようとしてる姿勢がある。
それでも、つい 喋ってしまうことはよろしくないことだと思ってて と。
自分の態度や勉強に取り組まなきゃいけないこと、
やらなきゃいけないこと、取り組まなきゃならないことは本人がよくわかってる。
わかってることに対して、どうしたいのかを掬い上げて
どう対応するのかを本人の口から言語化するのをサポートすることが大事。
やらなきゃいけないことを押し付けるのでは受け取らない。
受け取る準備を一緒にしながら、自分の約束事として行動を言葉にしていくことを伴奏したい。
人は自分の中に答えを持つ存在。
目の前の人のため、と 前のめりに良かれと思ってることをしゃべってしまいがちだけど
目の前の人はすでに答えを知ってるんだということを理解して、相手に向き合っていきたいものです。
あなたが取り組むべきことは何ですか?
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