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2019-20 はじめてのビーコル でした

キヨウケンです。お久しぶりの更新です。

だいぶ間が空いたので話の鮮度的にはアレですが、今月発生したとある騒動に際しては非常に多くの方が崎陽軒商品を求めてくださり、当アカウントも大変嬉しく思ってます。
多くの郷土愛、シウマイ愛がビーコルも支えてくれたらなお幸せです。

「横浜の、後世に残したい、99のヒト、コト、モノ」 

今回は、小田原アリーナでの航海練習へ行ってきました。
夏の暑さぶり返すじっとり汗ばむ陽気でしたが、場内しっかり空調が効いてました。「真夏のたきがしら会館問題」の対応にクラブは例年になくコストを掛けたでしょうが、これだけの環境を一定期間確保したこと、クリニックや縁日など得意領域を活かしたイベントを織り交ぜて地域貢献やファンサービスにも繋げたことなど、素晴らしいアクションだと思います。
横浜市が「無い袖は触れない」状態なのは近頃のIR誘致にまつわる報道からも伺えます。ましてや袖が無いどころかタンクトップなビーコルですから、bj当時からの手法である横浜市外との協力体制も駆使して乗り切りたいものです。この取組みが巡り巡って文体や国プに人を集める事にも結びつくならなお良きですね。

さて練習の話題に入ります。私の視点は主に3点ありました。

・今季掲げる「ハードワーク、ディフェンス強化、がむしゃらに走る、雑草魂」などといった言葉が現段階でどのような姿で現れるのか?
・昨季の大きな反省点であるコミュニケーション面で見るべきものはあるか?
・新加入選手の特徴は?

まぁ合宿中盤でフィジカルは相当キツかったことでしょう。疲労のある状況下ではむしろ各選手の持ち味というかプレーの癖、センスみたいなものを素で見れた気がします。チームとして敢えて見せなかった部分もあったかもしれません、今はそれでもいいと思います。

以下、私なりに見たもの感じたことを綴らせてください。

コミュニケーション
公用語は英語ですw。通訳なしでもHCや外国籍選手とコミュニケーション取れるのが当たり前なのはゲームでも効果を発揮しそうです。言語力大事。
コーチ陣含めて色んな所から声が出てた気がします。全体を鼓舞する声で印象に残ったのは凌とJWですが、もっと賑やかでもいいですかね。個人間の声かけや意思疎通は頻繁で、全体が無言になる時間帯が無かったのは好印象でした。

HC、コーチ陣のコーチング
ディフェンスの位置取り、相手との間合いの置き方、被ピック後のファイトオーバーやスイッチ後の守り方などへ細かな指示が飛んでいました。とりわけバックコート陣への要求が多く、今まで以上に相手ハンドラーの自由を奪いたい狙いを感じました。リバウンドも「全員で取りに行け」と再三指示が飛んでいたのも耳に残りました。

ハードワーク/トランジション
内外とも昨年よりも激しさが増しそうです。P&R時の守備スイッチやリカバリーの早さにはチームの意気込みを感じました。オフェンスが躊躇を見せれば狩りに群がるなど、しつこさ粘り強さは随所に現れてます。モリスはJWやGG相手ながらもインサイドでバチバチやってました。前年の経験を糧にインサイドでのプレー強化を意識しての準備のように映りました。
千葉の高速トランジションを支えていたアキ、攻守切り替え時の身体の向きの変化や態勢の作り方がずば抜けて素早い、それが印象に残るくらい他の選手の意識が甘いとも感じます。とりわけ外国籍のリバウンド奪取後の初動がおしなべて遅かった、ここは何とかして欲しい。アキレベルの動きが当たり前になればチームとしても大きな武器になるはずです。

オフェンス
個々の持ち味は見て取れました。GGは内外とも高精度、JWは強さ巧さとも健在、牧や秋山の3P、凌と生原の異なるスタイルを持つPGによるバリエーションの増加などなど、期待の持てる面は勿論あります。
ただし、昨年までのようにタフなシチュエーションでも決めてみせる絶対的オフェンスマシーンは不在です。その影響を拭うにはまだ時間が必要ですかね。攻守ともにスピードアップしていく中で、プレーの判断スピードの遅さが目立つ選手も見られ、まだまだ課題を感じます。
個を生かすためのチームオフェンス整備は今季の死活問題にもなりかねません。今後の熟成に期待したいです。

まとめ
今季スローガンに対する有言実行の意識は随所に見れましたが、疲れの溜まった状態でもう一歩が踏み出せないシチュエーションもありました。個としてチームとして進歩がある一方で、インテンシティを高く40分戦い抜くための心技体はまだまだ鍛える余地がありそうです。
何よりまずはディフェンス、今はそれで良いと思います。Bリーグ1の粘り強く諦めの悪い守備を手に入れると決めて、とことん自分たちを追い込んで欲しいとさえ思います。
更なるブレイクスルーも現実にできそうなポテンシャルも感じました。あとは1人ひとりの心がけ、日々のチャレンジの持続に掛かっている気もします。
開幕まで約ひと月、自分と仲間の可能性を信じてもっともっと上を目指して毎日を送ってくれることを願います。

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