素肌寝で冷え性改善、グッスリ眠れた話
寒い日が続きますが、1日が終わりあったかい寝床は極楽のような気持ちよさですね。毎日よく眠れていますか?
さて、私は素肌寝を始めてかれこれ5年になります。今日はその効用について書いてみます。
きっかけはゴム紐症候群
きっかけはゴム紐の締め付けが体によくないと何かで読んだことでした。ゴム紐症候群という言葉があるそうで。
それでたどり着いたのが、日本古来の褌です。探してみると、麻素材のものが売られていました。
麻は古来から神事にも用いられた聖なる植物で、精神性を高める作用がある上、肌触り、吸水性など機能性も抜群です。
ちょうどその頃、修験の本場である熊野の大峯奥駈道を歩くタイミングだったので買い求めてみました。
あまりのつけ心地のよさにすっかりハマってしまい、以来、ずっと褌で通しています。
素肌寝のメリット
で、素肌寝の話に戻りますが、5年ほど実践していて、もうパジャマには戻れません。
何がいいって、まず解放感です。
素肌だと布団や毛布との摩擦が非常に小さいので、引っかかったり窮屈さを感じたりすることが全くありません。
上質なシルクもそんな感じかなと想像しますが、残念ながらシルクは高価です。素肌は、なんとタダです!w
しかも、シルクは使うほどくたびれていきますが、逆に素肌はどんどん強くなります。
薄着すると寒いんじゃないかと危惧する方もいるかもしれませんが、これも逆で、肌が強くなるのかむしろポカポカしてきます。
そうです。素肌寝のメリット、二番目は肌が強くなり、冷え性の人は改善するみたいです。私は冷え性ではなかったけれど、肌が寒さに強くなったと実感しています。
マンションなので割と暖かいからかもしれませんが、たまに夜にトイレに立つことがあっても、何も羽織らずそのまま行ってしまえるほどです。
これについては、秋に中央アルプスの山小屋に泊まった際、ものは試しとチャレンジしてみました。
晩秋の2500メートル以上の山小屋の夜は零度付近まで下がります。3シーズンようの寝袋だったのでさすがに少し寒かったですが、日頃の素肌寝の成果か、風邪も引かなかったです。さすがにこれは真似しない方がいいでしょう。
三番目のメリットとして、やっぱりよく眠れるようです。布団の中で自由に動けるので肩が凝る感じもないし、熟睡できているように感じます。
四番目として、冬でも朝の寝床から出るのが楽です。外気温との兼ね合いもあるでしょうが、自分の場合だと、寝床から起き出す時に感じる寒さ、つらさがパジャマの時より確実に軽減されています。皮膚が鍛えられて寒さに強くなっている気がします。
素肌寝のデメリット?
このようにいいことづくめのような素肌寝ですが、少ないながらデメリットもあります。
なんと言っても、家族がいる人は家族の目でしょう。
私の場合は、けっこう変わったことをするので、あきらめられているのか、何も言われませんでしたが 笑
とはいえ、逆にそれぐらいしかデメリットが見当たりません。その関門さえ突破すれば障害はありません。特に、一人暮らしの人はチャレンジする価値は大いにあると思います。
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