無痛分娩&緊急帝王切開レポ


8/18 11:30 
昨日の時点で男性型骨盤で赤ちゃんが通りにくい、通れなくはないけどこのまま陣痛来なかったら誘発入院だからどんどん歩いて!と言われていたので、アホな私は「もういいや!どうせ出てこないなら遠出してまえ!」と旦那と伊勢神宮に向かう(片道3時間)。みんなは真似しないでね。


12:00
車内で「なんか微妙に腹痛いな?」と思い始める。
でも別に下半身の圧迫感はいつものことなのでほっとく。


15:00
伊勢神宮到着。まだ腹は痛い。でも普通に歩けるのでそのまま色んなものを食べ歩く。なんか朝から続くな〜〜?と思いつつも抹茶ソフトクリームとスイカとサザエの串焼きを頬張る。サザエが噛みごたえありすぎて歯が死んだ。お土産に赤福を買う。


17:00
旦那と「やっぱ遠出楽しいね〜!」などとキャッキャしながら伊勢神宮を出る。まだ腹は痛い。あまりに続く上になんか痛みが増してきたので「もしかして陣痛、、、?」とようやく思い始める。
しかしどうせ前駆やろ、という思いとうんこの可能性も捨てきれないので我慢する。


18:00
ようやく陣痛の感覚を測り始める。じわ〜〜と来るのと急に強いのが来るのとでいつ「陣痛きたかも」ボタンをタップするかひたすら迷う。でも大体5分間隔
「いやいやまだ陣痛なんてこんなもんじゃないっしょ〜」と思いながらもやっぱ痛い。
旦那にワンチャン陣痛かもしれんと一応伝えるが「まだ100キロあるよ!?」と言われる。そりゃそう。
臨月の人は遠出しちゃダメ、ゼッタイ。
どうせ初産だしまだまだっしょ〜と言いながらも高速に乗ってもらい、Adoの新世界を歌いながら気を紛らわす。普通に痛いけど。あとエネルギー補給のために赤福を食べた。あれ美味しいよね。


20:30
自宅到着。トイレにいくとおしるし発見。さらに言うとこの時まだうんこの可能性を捨てきれてなく、うんこも出すが普通にまだ痛い。これは陣痛ですね!!!(気づくのが激遅)
急いで2人して風呂に入り、今までにないスピードで髪の毛を乾かしメラノCCだけ顔に塗りたくり産院に電話。
「まだ余裕そうなんで、もうちょっと痛くなったらまた電話くださ〜い」
と言われ、まあ病院行っても家にいても耐えるのは一緒だしなと思いそのまま待機。


21:30
旦那がお腹すいたと言うので2人でカップ焼きそばを食べる。あれ久々に食べたけど不健康感ハンパないね。美味しいけど。
でも5分間隔でくる陣痛がウザい。テレビみてても焼きそば食べてても中断せざるを得ない。
とにかく痛くても子宮口開くために動こうと思いとりあえず洗い物をする。旦那はその間洗濯機まわしてくれて感謝しかない。


22:00
痛いので産院に再び電話。なんかよっぽど電話越しの声が余裕そうに聞こえたのか「痛みの時間10秒ぐらいですか?」って言われて思わず笑ってしまった。んなわけあるかい、40秒は耐えてるわ、、、
とりあえず5分間隔はずっと続いているのと、痛みは3〜40秒ぐらいで結構痛いことを伝えるも、まあ来てもらっても家で待機しててもどっちでもええで、みたいな感じだったのでまあいいかと思い再び待機。
ちなみにYouTubeでみた陣痛を和らげるポーズ?みたいなのはやってみたけど効かなかった。やり方が悪いのか普通に鬼痛い。


22:20
もうやっぱ無理!!病院いくわ!!と20分で耐えきれなくなった。痛いもんは痛いわ。耐えれなくはないけど、なんか直感が働いてまた産院に電話して行くことに。
車内では持ち手を力いっぱい握らないと耐えられなかった。でもあまり表には出てなかったようで、旦那には「落ち着いてるよね」って言われた。普通に痛いよほんとに。


23:00
産院到着。旦那に荷物だけ運んでもらって、コロナで旦那は入れなかったのでドア越しでバイバイ。「がんばるわ〜」「がんばれよ〜」でお別れ。今思うとハグとかしとけばよかった。
助産師さんに荷物を運んでもらい、ここでも「あまり痛くなさそうね」と言われる。だから!普通に痛いのよ!!


23:10
分娩室っぽいとこに入り、着替えて内診。この時点で子宮口4センチ。私がんばったやん!!!
NST、血圧計、なんか太い針の点滴をつけられ待機。
「このまま入院になるので旦那さんには1回帰ってもらっていいですよ」と助産師さんに言われ、連絡。
「頑張れよ〜」と励まされるが、陣痛が痛くてそれどころではない。なんか持つとこもないんかこの台はと心の中でキレ散らかす。


8/19
0:00

ようやくNSTが外され、荷物を置きに個室に案内される。痛みに耐えながら行ったのにベッドメイキングがされてなく別の部屋を案内される。
そして分娩室に戻り、再びNST。またこの持つとこもなにもないとこで陣痛に耐えるのか、、と悲しみにくれる。でも意外とすぐに先生が来てくれて、今から麻酔のチューブ入れるからね〜と言われる。
意外とこのチューブ入れるのが痛いと聞いていたけど、2人がかりで押さえつけられて無理やり背中丸まされたときのがキツかった。暴れたりはしてないんだけど、体が固すぎて中々丸められなかったぽいwww
局所麻酔してからチューブいれた。このチューブにはこの後随分助けられることになる。


1:00
段々と麻酔が効いてくる。なんか重力で麻酔を落としているらしく、右向いたり左向いたり忙しい。
適度に痛みチェックと冷たさチェックをしてくれる。あまり効いてないなと思ったら追加で麻酔してくれる。
NSTが100いくとさすがにお腹が死ぬほど張ってるのがわかるけど、特に痛みは感じないので無敵になった気分。ほんとに無痛選んでよかった、、、
このとき出産レポをちまちま書いてたけど「寝れる時に寝とかんとダメ!」と助産師さんに怒られ、しぶしぶちょっと寝る。


3:00
なんか慌ただしい。助産師さん3人先生2人とフルメンバーが集まり始める。
え??なになになに???助産師さんがやたら「来た時から傾向あったんですよ、落ちるんじゃないかって」と先生に報告している。
なになに??なんの話????落ちるってなにが?????本人の私には全然説明されず、酸素マスクをつけられまた待機。


4:00
ようやく赤ちゃんの心拍が落ちていることを説明される。落ちるって心拍のことだったのね、、、
いつの間にか破水もされていて、子宮口8センチ。下からいけるか帝王切開になるかで私以外の人達で会議。
帝王切開になるかもしれないから旦那さん呼んでおこうかと言われ電話。でも4時だぜ。繋がらないことも覚悟してたけど電話出てくれてすぐに向かってきてくれた。ありがたき、、、


5:00
助産師さんがずっとついててくれてて、私はうとうとしながら旦那を待つ。結局PCRやらなんやらして私と合流できたのは5時半ぐらい。ちょっと旦那の顔みただけで安心して泣けてきた。

いきんでみたりしてみたけどやっぱ赤ちゃん苦しいみたいだったから帝王切開決定。夫婦で説明をきき、大して読んでない(笑)同意書にサイン。その後旦那は部屋を出され私のV部分は全部剃られる。


6:00
手術室GO!旦那に頑張ってくるわ〜と宣言したものの、怖くて震えがとまらず。
しかも手術室では全裸で大の字に寝かせられ拘束もされたものだから寒いのと「新手の羞恥プレイか?」という恥ずかしさでまだ震えはとまらず。
麻酔を追加し、めちゃめちゃ効いているかチェックされる。麻酔効いてない中お腹切られた話も割と聞いててビビってたのでそこは安心。
「お願いします」とスタッフみんなで挨拶してて手術開始。
助産師さんが結構な回数「大丈夫だからね」と励ましてくれた。
なにかやってるな〜とはわかるものの、具体的に何をしているかは全くわからず。布で隠れてるしね。
段々と慣れてきてぼーっとしてたら「もうすぐ赤ちゃん出てくるからね!」と言われ、「おお」と思ってたら6時29分に女の子爆誕。腹から私が出てきた!?と思ったぐらい自分にクリソツ。ようやく出てきた安心感で呼吸も落ち着いてくる。
そこから眠くなる薬をいれられ、9割意識飛ぶ。
不思議なもんで1割はちゃんと意識あるんだよね。体育後の社会の授業のときみたいな感じ。
ぼけ〜〜っとしてたらいつの間にか終わってて、ほとんど寝ながら部屋に運ばれる。部屋には旦那もついててくれてて、こちとらここでガッツリ寝落ちてるのにずっと手を握っててくれたぽい。愛を感じるぜ。


帝王切開だったんで、この後がかなりしんどかったけどそれは割愛。
ご清聴ありがとうございました!
臨月妊婦は100キロの遠出はしちゃダメです!!

おわり

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